携帯電話・ゲーム機用コンソールのモーション制御のリアリティを革新するジャイロ・センサを発表
飛躍的に進化したMEMSジャイロ・センサ設計技術により、
3軸における回転検知を一体型センサ構造で実現
3軸における回転検知を一体型センサ構造で実現
コンスーマおよびポータブル・アプリケーション向けMEMS製品の主要
サプライヤ(1)であるSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、
直交する3軸(2)における回転角速度検知を単一の検出構造によって行う、独自の
3軸ジャイロ・センサ(デジタル出力)を発表しました。この革新的な設計
アプローチにより、モーション制御を採用するコンスーマ・アプリケーションの
精度と信頼性が大幅に向上し、今までにないレベルのリアリティの実現への
可能性が開かれます。
既存の3軸ジャイロ・センサは、同一シリコン上に形成されている場合でも、2個
または3個の独立したセンシング構造で構成されています。これに対し、3軸全てを
単一可動部により検知するというSTの革新的なコンセプトは、出力信号に影響
および劣化をおよぼす各軸間の干渉を排除します。さらに、この革新的な構造が、
センサとASICインタフェースの超小型パッケージ(4 x 4 x 1mm)への搭載を可能
にし、現在および将来のコンスーマ・アプリケーションにおける小型化の要求を
サポートします。
STのグループ・バイスプレジデント 兼 MEMS・センサ・高性能アナログ製品
事業部ジェネラル・マネージャであるBenedetto Vignaは、次の様にコメントして
います。「STは、過去18ヶ月間、性能と信頼性の向上に加え、サイズを劇的に小型
化するという積極的なロードマップに従い、ほぼ毎月ジャイロ・センサの新製品を
発表してきました。STの革新的な3軸ジャイロ・センサ(デジタル出力)は、STが
主導するMEMSセンサのコンスーマ化における飛躍的な前進を表すもので、ますます
一般的になっているゲーム機器や携帯電話に内蔵されたモーション検知ユーザ・
インタフェースの大幅な改善を実現します。」
STの3軸ジャイロ・センサ(デジタル出力)は、ユーザが選択可能な広い角速度
検出(フル・スケール)範囲(±250dps(3)~±2000dps)を備えており、低いフル・
スケール値は緩やかな動きを高精度で測定し、高いフル・スケール値は非常に速い
ジェスチャや動きを検出・測定する場合に適しています。同製品は16bitのデータ
出力を備え、設定可能なローパス / ハイパス・フィルタ等の補助的デジタル機能
を内蔵しており、時間の経過と温度の変化に対する優れた出力安定性を提供します。
3軸MEMSジャイロ・センサ(デジタル出力)であるL3G4200Dの設計および製造には、
既に6億個以上の出荷実績のあるモーション・センサと同じ製造プロセス技術が
採用されています。量産開始は2010年第2四半期末を予定しており、単価は大量
購入時に約2.9ドルです。
STのMEMSポートフォリオの詳細は、http://www.st-japan.co.jp/memsをご覧ください。
また、本プレスリリースは以下のURLでもご覧いただけます。
http://www.st-japan.co.jp/data/press/p2480d.html
(1) iSuppli社(2009年12月)
(2) 回転運動には主として3つの種類があります。ヨーは垂直軸を中心とする回転、
ロールは前後軸を中心とする回転、ピッチは左右軸を中心とする回転です。
(3) degrees per second(度/秒)
STマイクロエレクトロニクスについて
STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに革新的な半導体
ソリューションを提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、高度な技術力
と設計ノウハウ、そして幅広いIP(Intellectual Property)ポートフォリオ、
戦略的パートナーシップ、大規模な製造力を駆使することにより、マルチメディア・
コンバージェンスとパワー・アプリケーションにおいて他社の追随を許さない
リーダーとなることを目指しています。2009年の売上は85.1億ドルでした。
さらに詳しい情報はSTのホームページをご覧ください。
ST日本法人:http://www.st-japan.co.jp
STグループ(英語):http://www.st.com
◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
APMグループ
TEL: 03-5783-8250 FAX: 03-5783-8216
サプライヤ(1)であるSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、
直交する3軸(2)における回転角速度検知を単一の検出構造によって行う、独自の
3軸ジャイロ・センサ(デジタル出力)を発表しました。この革新的な設計
アプローチにより、モーション制御を採用するコンスーマ・アプリケーションの
精度と信頼性が大幅に向上し、今までにないレベルのリアリティの実現への
可能性が開かれます。
既存の3軸ジャイロ・センサは、同一シリコン上に形成されている場合でも、2個
または3個の独立したセンシング構造で構成されています。これに対し、3軸全てを
単一可動部により検知するというSTの革新的なコンセプトは、出力信号に影響
および劣化をおよぼす各軸間の干渉を排除します。さらに、この革新的な構造が、
センサとASICインタフェースの超小型パッケージ(4 x 4 x 1mm)への搭載を可能
にし、現在および将来のコンスーマ・アプリケーションにおける小型化の要求を
サポートします。
STのグループ・バイスプレジデント 兼 MEMS・センサ・高性能アナログ製品
事業部ジェネラル・マネージャであるBenedetto Vignaは、次の様にコメントして
います。「STは、過去18ヶ月間、性能と信頼性の向上に加え、サイズを劇的に小型
化するという積極的なロードマップに従い、ほぼ毎月ジャイロ・センサの新製品を
発表してきました。STの革新的な3軸ジャイロ・センサ(デジタル出力)は、STが
主導するMEMSセンサのコンスーマ化における飛躍的な前進を表すもので、ますます
一般的になっているゲーム機器や携帯電話に内蔵されたモーション検知ユーザ・
インタフェースの大幅な改善を実現します。」
STの3軸ジャイロ・センサ(デジタル出力)は、ユーザが選択可能な広い角速度
検出(フル・スケール)範囲(±250dps(3)~±2000dps)を備えており、低いフル・
スケール値は緩やかな動きを高精度で測定し、高いフル・スケール値は非常に速い
ジェスチャや動きを検出・測定する場合に適しています。同製品は16bitのデータ
出力を備え、設定可能なローパス / ハイパス・フィルタ等の補助的デジタル機能
を内蔵しており、時間の経過と温度の変化に対する優れた出力安定性を提供します。
3軸MEMSジャイロ・センサ(デジタル出力)であるL3G4200Dの設計および製造には、
既に6億個以上の出荷実績のあるモーション・センサと同じ製造プロセス技術が
採用されています。量産開始は2010年第2四半期末を予定しており、単価は大量
購入時に約2.9ドルです。
STのMEMSポートフォリオの詳細は、http://www.st-japan.co.jp/memsをご覧ください。
また、本プレスリリースは以下のURLでもご覧いただけます。
http://www.st-japan.co.jp/data/press/p2480d.html
(1) iSuppli社(2009年12月)
(2) 回転運動には主として3つの種類があります。ヨーは垂直軸を中心とする回転、
ロールは前後軸を中心とする回転、ピッチは左右軸を中心とする回転です。
(3) degrees per second(度/秒)
STマイクロエレクトロニクスについて
STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに革新的な半導体
ソリューションを提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、高度な技術力
と設計ノウハウ、そして幅広いIP(Intellectual Property)ポートフォリオ、
戦略的パートナーシップ、大規模な製造力を駆使することにより、マルチメディア・
コンバージェンスとパワー・アプリケーションにおいて他社の追随を許さない
リーダーとなることを目指しています。2009年の売上は85.1億ドルでした。
さらに詳しい情報はSTのホームページをご覧ください。
ST日本法人:http://www.st-japan.co.jp
STグループ(英語):http://www.st.com
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品川インターシティA棟
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