【ライカジオシステムズ】キャタピラー社製次世代油圧ショベル向けの 3D マシン コントロール互換オプションを販売開始
MC1と キャタピラー社の NGH センサー間の相互運用性が強化されたことで、建設会社やオペレーターにさまざまなメリットを提供します。センサーの交換を必要とする従来のソリューションとは異なり、ハードウェアを追加変更することなく、既存の Cat Grade 2D Assist システムと連動して動作します。これにより、よりシームレスでシンプルな設置が可能となり、ダウンタイムを最小限に抑えることができます。
Cat Grade 2DAssist と ライカジオシステムズ 3Dマシンコントロールシステムの組み合わせ
Cat Grade 2D Assist システムは 2 次元 (水平面) での正確なグレーディングとレベリングに優れていますが、MC1 はこの機能を3次元に拡張します。 3D マシンコントロールが追加されることにより、オペレーターは水平方向だけでなく、さまざまな深さや勾配での設計の作成、切断、検証が可能になります。
この機能により、正確で効率的な土木工事や建設作業が可能となり、傾斜が異なる法面の整形や繁雑な地形の形成など、複雑な整地作業を高い精度で完了できるため、コストのかかる再作業の必要性が軽減されます。
スイスの Schleiss AG 社のオーナー、Marcel Schleiss 氏は、同社が受注した最新の土木プロジェクトで本技術を使用した経験を次のように語ってくれました。「私たちは以前から、この新しい互換性の機能を心待ちにしていました。ライカジオシステムズとキャタピラーディーラーであるアベスコの両チームが非常に協力的であることに加え、一流の建設技術サプライヤーと協業できている事をうれしく思っています。」
「私は油圧ショベルのオペレーターとして、Cat Grade 2D Assist と MC1 3Dマシンコントロールの組み合わせが、いかに優れた結果をもたらすかということを身をもって体験しました。」 と、Schleiss AG の油圧ショベルのオペレーターである Fabian Stadelmann氏は述べています。「生産性が最適化されるだけでなく、材料の無駄も最小限に抑えられ、最終的にはより費用対効果の高い建設プロジェクトの成功に貢献します。」
ライカジオシステムズは、建設・土木分野における技術革新の限界に挑戦し、重機との相互運用性を高め、生産性、精度、プロジェクト全体の成功を高める最先端のソリューションを提供し続けることに取り組んでいます。
MC1 は、現在、ライカジオシステムズの正規販売店を通じて入手可能です。キャタピラー社製油圧ショベル用 NGH 2D の 3D マシンコントロールソリューションの互換性に関する要件については最寄りの キャタピラーディーラーにお問い合わせください。
MC1と Cat NGH の互換性に関する追加情報は、こちらで確認できます。(スイス、 ヘルブルグ、2023 年 9 月 19 日) Hexagon傘下のライカジオシステムズ は本日、キャタピラー社の次世代(以下、NGH)センサーを搭載した Leica MC1 3D マシンコントロールシステム(以下、MC1)の販売開始を発表しました。この新しい互換性オプションにより、様々なICT建機に対応するプラットフォームソフトウェアである MC1 をキャタピラーの既存の油圧ショベル用 Cat Grade 2D Assist システムに取り付けることが簡単になります。
Leica Geosystems – when it has to be right
およそ200年にわたり計測・測量の製品および技術で変革を生んできたHexagon のグループカンパニーであるライカジオシステムズは、世界中のプロフェッショナルに向けてトータルソリューションを開発しています。革新的な製品とソリューションの開発で知られているライカジオシステムズは、地理空間情報の利活用において、航空宇宙、防衛、安全、セキュリティ、建設、製造など、実に多岐にわたる業界のプロフェッショナルから信頼を得ています。ライカジオシステムズは高精度で正確な機器、洗練されたソフトウェア、そして信頼できるサービスで、社会の発展に貢献していきます。
Hexagonは、センサー、ソフトウェア、自律型テクノロジーを組み合わせたデジタルリアリティソリューションの世界的リーダーで、世界50ヶ国におよそ24,000人の従業員を擁し、総売上高は約52億ユーロです。
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