日産の走りの情熱を体現する“GT-R”と“Z”が生誕50周年AUTOMOBILE COUNCIL 2019で初代モデルが夢の共演!1年かけてレストアした 初代「フェアレディ Z」が今よみがえる
日産ブースのテーマは 「GT-R & Z 50th anniversary」
日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:西川廣人)は、2019年4月5日(金)から7日(日)までの3日間、幕張メッセで開催される 「AUTOMOBILE COUNCIL 2019」(以下、「オートモビル カウンシル 2019」)に出展します。
「オートモビル カウンシル 2019」は、「CLASSIC MEETS MODERN(クラシック・ミーツ・モダン)」をテーマに、日本車メーカー5社、輸入車メーカー1社 、ヘリテージカー販売店23社(2019年3月4日現在)が一堂に会し、100台を超える往年の名車を最新型車とともに展示・紹介・販売する「名車」イベントです。
日産ブースでは、ともに1969年に誕生し、日産の走りへの情熱を体現してきた「GT-R」と「Z(フェアレディZ)」が2019年で50年を迎えることを記念し「GT-R & Z 50th anniversary」を出展テーマとします。
発売3ヶ月後の「JAFグランプリ」でデビューウィンを飾った「スカイライン2000GT-R」の優勝車仕様、50周年の節目を機に新たに入手した最初期型の個体を約1年かけて当時の姿にレストアした「フェアレディZ-L」、そして、2013年9月にドイツ・ニュルブルクリンクサーキット北コース(Nürburgring Nordschleife)で当時の量産車世界最速周回タイム=7分8秒679を記録した「NISSAN GT-R NISMO N-Attack Package」の3台を展示します。
さらに、これら3台のヘリテージカーのほか、今回初の試みとなる、日本の自動車メーカー4社・5ブランドが「百花繚乱 80’s」のテーマで共同出展するブースにも参画。これまでにない、メーカーの垣根を超えたコラボレーションをお楽しみいただけます。ここには、上記日産ブースのテーマにも重なり合うモデルとして、平成最後の瞬間にもふさわしい1989年=平成元年発売の「フェアレディZ 300ZXツインターボ」を出展いたします。
各展示車両の詳細については次ページ以降をご覧ください。
【オートモビル カウンシル概要】
日時:2019年4月5日(金)から7日(日) 9:00から17:00
5日(金)の9:00~12:00は特別内覧日 (プレス関係者+限定 2,000 名の一般参加者のみ)
会場:幕張メッセ ホール2・3 (千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)
主催:AUTOMOBILE COUNCIL 2019 実行委員会後援:経済産業省、日本自動車輸入組合(JAIA)
■日産を代表する3台が集結するのはこの「オートモビルカウンシル2019」だけ!
スカイライン 2000GT-R PGC10型
1969(昭和44)年2月、3代目スカイライン・C10型の派生車として、量産車世界初の4バルブDOHCエンジンを搭載したツーリングカーレース用高性能セダン「スカイライン2000GT-R(PGC10型)」が発売されました。これが、現在まで続く「GT-R」の始まりです。
GT-Rの初陣は同年5月富士での「JAFグランプリ」です。クラブマンドライバー主体のこのレースには、PMC・S*から多数のGT-Rが出場しましたが、未曽有の高性能車だけに乗りこなせず多数が脱落。結果は、判定勝ちながら、篠原孝道選手の39号車が苦しい勝利を飾ります。怒涛の49連勝を含む通算52勝を挙げることになるGT-Rの初めの一歩は、実は薄氷を踏むような一戦だったのです。
このクルマは、PGC10型をベースに作られた、篠原選手のJAFグランプリ39号車仕様です。
*PMC・S…プリンスモータリストクラブ・スポーツ。旧プリンス自工時代の1964(昭和39)年に創立以来、スカイラインおよびNISSAN GT-Rでモータースポーツ活動を継続しています。
フェアレディZ-L S30型
1969(昭和44)年10月発表の「フェアレディZ」S30型は、それまで通好みなオープンスポーツカーだったダットサンフェアレディから、居住性を高め、ゆったりとクルージング可能なGTカーへ劇的に変化を遂げました。より低く、長く、ワイドなスタイリングは、優美さの中に獰猛さも醸し出し、多くのファンを魅了しています。
性能も第一級で、特に前期に存在した2.4ℓ・150psエンジン搭載の「240Z」は世界ラリーなど数々のモータースポーツシーンで活躍し、そのポテンシャルを証明しました。
「Z-Car」の名で親しまれた初代「Z」は、1978(昭和53)年までの8年間で累計世界販売52万台以上と、世界の自動車史上、最も売れたスポーツカーとして知られ、同時に、多くの熱烈なファンを生み出しました。
今回展示するフェアレディZ-Lは、最初期モデルを新たに入手し、約1年かけて当時の姿に復元したものを初公開します。
NISSAN GT-R NISMO N-Attack Package R35型
1988(昭和63)年に「スカイラインGT-R」が初めてドイツ・ニュルブルクリンク北コースで走行実験して以来、すべてのGT-Rは、世界で最も厳しい走行条件をもつこのコースで鍛えられ、その成果を市場で評価されてきました。
2013(平成25)年にNISMOロードカーのフラッグシップとして「NISSAN GT-R NISMO」が企画された際、それにはまず最高のクルマとしての評価が必要と判断したチームは、同年9月、公道走行も可能な専用オプションパックを装着したこのクルマで、S・ブエミ、M・クルム、A・ハーネ、田中哲也の4人のドライバーが各2ラップするタイムアタックを敢行。そして、クルムが2回目の走行で当時の量産車最速の7分8秒679を記録したのです。同型車による前年の最速タイム7分18秒を、実に10秒近く上回っていました。
フェアレディ Z 300ZX ツインターボ GCZ32型
4代目フェアレディZ (Z32型)は、初代誕生から20年目の1989(平成1年)7月に発売されました。大きくラウンドしたワイド&ローのプロポーション、傾斜角60°の超スラントヘッドランプ、躍動感のあるキャビンフォワードのシルエット、高い運動性能を予感させるショートオーバーハングなど、Zの伝統と革新が調和したスタイリングが特徴で、初期には伝統の2シーターと4人乗りの2by2(ツーバイツー)の2種から、3ℓ・V型6気筒4バルブDOHCのVG30DE型エンジンはツインターボと自然吸気が選べました。4輪マルチリンクサスペンション、スーパーHICAS、アルミキャリパー対向4ピストンブレーキと、当時の日産の最新シャシー技術もいかんなく投入されています。このクルマは2by2のトップグレード・300ZX ツインターボです。
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