コロナ禍での訪問治験に関する意識調査。約6割が訪問治験に好意的だが掃除などの迎える準備などが懸念点。
3Hメディソリューション株式会社(豊島区、代表取締役 安藤 昌、以下3H)は、治験情報サイト「生活向上WEB」を通して、全国3,933名に対して訪問治験に関する意識調査を実施しました。
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、治験の実施が遅れるなどの新薬の開発に影響(※)がでています。こうした課題に対し、旧来の医療機関で実施する治験だけではなく、オンライン診療やヘルスケアデバイスなどを活用した医療機関以外で実施するDCT(分散型治験)に注目が集まっています。医療従事者などが自宅に訪問して実施する訪問治験はこうしたDCTの取り組みの一つです。今回は、今後、訪問治験がニューノーマルとなりえるか、参加する側である患者や生活者がどのように感じるのか調査を実施しました。
本調査結果に関して、日本で初めて訪問治験を担当した長嶋 浩貴 医師(東京センタークリニック 臨床研究センター長)は、次のようにコメントしています。「患者さんを含めた訪問治験を受ける側のインサイトがよく出ている結果だと思います。その上で注意しないといけないのは、例えば訪問治験のメリットとして、回答者の多くが待ち時間や通院時間がなくなることをあげています。しかし視点を変えれば、その分の負担が、訪問する医療従事者にかかることになります。疾患や地域などの条件を踏まえたうえで、訪問治験のメリット・デメリットを幅広い視点で考え、よりよい選択や工夫、解決策を考えていくことが、今後の臨床試験の発展につながると思います。」
3Hでは、今回の調査結果を活かして、患者さんや医療機関、製薬企業といった各ステークホルダーにとってよりよい訪問治験の実施をサポートしてまいります。
※「AnswersNews」新型コロナウイルス 新薬開発に打撃 https://answers.ten-navi.com/pharmanews/18270/
調査の詳細はコチラ
https://3h-ms.co.jp/voluntary-survey/home-nursing-report
■調査結果 一部抜粋
訪問治験の取り組みについては、「とても良い」25.2%、「良い」38.7%を合わせて63.9%と、6割を超える方が“良い取り組み”と好意的に受け止めた。「良くない」(3.1%)「あまり良くない」(2.2%)は合わせて5.3%で良くないと捉えた方は1割にも満たなかった。
訪問治験への参加意向についても、「ぜひ参加したい」35.5%、「やや参加したい」27.9%を合わせて63.4%と、6割を超える方が参加したい意向をお持ちであった。
年代ごとに比較すると、「あまり参加したくない」+「全く参加したくない」の非参加意向を見ると年代と共に上がっており、20代~50代では1割程度のところ60代、70代以上では2割近くおり、高齢者層へのアプローチが課題であることが示唆された。
訪問治験に感じる魅力点については、「待ち時間や通院時間がなくなる」が72.2%と7割を超え、時間短縮への期待が最も大きく、魅力的だと感じる方が多かった。
次いで「病院内での新型コロナ感染に対する心配が減る」54.5%、「通院移動中の新型コロナ感染に対する心配が減る」53.6%と新型コロナに関係する項目が半数を超え、「自宅でリラックスして受けられる」42.1%の順に多かった。
訪問治験に感じる懸念点については「掃除など人を迎える準備をすることが手間」が42.5%と最も多く4割を超え、次いで「どんな医師・医療関係者が来るかわからない」36.2%、「医療関係者とはいえ、プライバシーやセキュリティが不安」27.2%の順に多かった。
この他、訪問治験の訪問頻度や、1回の訪問時間など、様々な調査を行っています。詳細に関しましては、以下よりお問合せください。
調査の詳細はコチラ
https://3h-ms.co.jp/voluntary-survey/home-nursing-report
■調査項目
□属性・疾患・治験経験設問
□「訪問治験」の取り組みについてどう思われますか。
□今後、治験に参加する機会があったら、「訪問治験」に参加したいと思いますか。
□「訪問治験」に感じる魅力点、良い点は何ですか。
□「訪問治験」に感じる懸念点、良くない点は何ですか。
□「訪問治験」に参加することになった場合、訪問の頻度はどのくらいであれば参加可能そうですか。
□「訪問治験」に参加することになった場合、1回の訪問時間はどれくらいまで可能そうですか。
□「訪問治験」に参加することになった場合、何曜日であれば可能そうですか。
□「訪問治験」に参加することになった場合、訪問を受けられる時間帯をお教えください。
■調査概要
調査内容:訪問治験に関する意識調査
調査対象:3,933名/全国
実施時期:2021年1月9日~2021年1月13日
調査手法:「生活向上WEB」でのWebアンケート
実施機関:3Hクリニカルトライアル株式会社
調査企画:3Hメディソリューション株式会社
■3Hグループについて
人(Human)の健康(Health)と幸せ(Happiness)をつなぐライフサイエンスグループとして、患者さん視点に立った医薬品開発の支援と医薬・医療のデジタルトランスフォーメーションの実現に向けたソリューションを提供しています。詳しくは、https://3h-holdings.co.jp/をご覧ください。
本調査結果に関して、日本で初めて訪問治験を担当した長嶋 浩貴 医師(東京センタークリニック 臨床研究センター長)は、次のようにコメントしています。「患者さんを含めた訪問治験を受ける側のインサイトがよく出ている結果だと思います。その上で注意しないといけないのは、例えば訪問治験のメリットとして、回答者の多くが待ち時間や通院時間がなくなることをあげています。しかし視点を変えれば、その分の負担が、訪問する医療従事者にかかることになります。疾患や地域などの条件を踏まえたうえで、訪問治験のメリット・デメリットを幅広い視点で考え、よりよい選択や工夫、解決策を考えていくことが、今後の臨床試験の発展につながると思います。」
3Hでは、今回の調査結果を活かして、患者さんや医療機関、製薬企業といった各ステークホルダーにとってよりよい訪問治験の実施をサポートしてまいります。
※「AnswersNews」新型コロナウイルス 新薬開発に打撃 https://answers.ten-navi.com/pharmanews/18270/
調査の詳細はコチラ
https://3h-ms.co.jp/voluntary-survey/home-nursing-report
■調査結果 一部抜粋
訪問治験の取り組みについては、「とても良い」25.2%、「良い」38.7%を合わせて63.9%と、6割を超える方が“良い取り組み”と好意的に受け止めた。「良くない」(3.1%)「あまり良くない」(2.2%)は合わせて5.3%で良くないと捉えた方は1割にも満たなかった。
訪問治験への参加意向についても、「ぜひ参加したい」35.5%、「やや参加したい」27.9%を合わせて63.4%と、6割を超える方が参加したい意向をお持ちであった。
年代ごとに比較すると、「あまり参加したくない」+「全く参加したくない」の非参加意向を見ると年代と共に上がっており、20代~50代では1割程度のところ60代、70代以上では2割近くおり、高齢者層へのアプローチが課題であることが示唆された。
訪問治験に感じる魅力点については、「待ち時間や通院時間がなくなる」が72.2%と7割を超え、時間短縮への期待が最も大きく、魅力的だと感じる方が多かった。
次いで「病院内での新型コロナ感染に対する心配が減る」54.5%、「通院移動中の新型コロナ感染に対する心配が減る」53.6%と新型コロナに関係する項目が半数を超え、「自宅でリラックスして受けられる」42.1%の順に多かった。
訪問治験に感じる懸念点については「掃除など人を迎える準備をすることが手間」が42.5%と最も多く4割を超え、次いで「どんな医師・医療関係者が来るかわからない」36.2%、「医療関係者とはいえ、プライバシーやセキュリティが不安」27.2%の順に多かった。
この他、訪問治験の訪問頻度や、1回の訪問時間など、様々な調査を行っています。詳細に関しましては、以下よりお問合せください。
調査の詳細はコチラ
https://3h-ms.co.jp/voluntary-survey/home-nursing-report
■調査項目
□属性・疾患・治験経験設問
□「訪問治験」の取り組みについてどう思われますか。
□今後、治験に参加する機会があったら、「訪問治験」に参加したいと思いますか。
□「訪問治験」に感じる魅力点、良い点は何ですか。
□「訪問治験」に感じる懸念点、良くない点は何ですか。
□「訪問治験」に参加することになった場合、訪問の頻度はどのくらいであれば参加可能そうですか。
□「訪問治験」に参加することになった場合、1回の訪問時間はどれくらいまで可能そうですか。
□「訪問治験」に参加することになった場合、何曜日であれば可能そうですか。
□「訪問治験」に参加することになった場合、訪問を受けられる時間帯をお教えください。
■調査概要
調査内容:訪問治験に関する意識調査
調査対象:3,933名/全国
実施時期:2021年1月9日~2021年1月13日
調査手法:「生活向上WEB」でのWebアンケート
実施機関:3Hクリニカルトライアル株式会社
調査企画:3Hメディソリューション株式会社
■3Hグループについて
人(Human)の健康(Health)と幸せ(Happiness)をつなぐライフサイエンスグループとして、患者さん視点に立った医薬品開発の支援と医薬・医療のデジタルトランスフォーメーションの実現に向けたソリューションを提供しています。詳しくは、https://3h-holdings.co.jp/をご覧ください。
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