【ミンサー帯についての調査】554名のアンケートを実施
GW期間中の那覇空港で行いました
ミンサー帯は沖縄の八重山諸島を生産地として、400年もの歴史を持つ伝統織物です。沖縄では通い婚の風習があった時代に、女性から男性に愛のしるしとして贈られるものと伝えられてきました。現在ではお土産用の小物や、きものに合わせる帯として生産されています。
今回那覇空港にて、ミンサー帯の100本とものづくりの展示を行い、同時に来場者に向けてミンサー帯に関する調査を実施しました。
■アンケート集計結果
投票期間:2023年5月3日(水)〜7日(日)
調査方法:アンケート用紙記入
投票人数:554名
得票総数:2,628票(一人当たりの投票数4.7票)
調査機関:株式会社やまと、一般財団法人きものの森
男女比:女性66%、男性26%、その他0%、未回答8%
回答者の年代:10代8%、20代11%、30代14%、40代19%、50代21%、60代以上17%、未回答8%
集計結果のサマリー
・地元の人以外の投票率は6割を超えた
・ミンサー帯の認知度は半数以上
沖縄県在住ではない人の投票率が6割を超える
ゴールデンウィーク期間中の那覇空港は多くの旅行客の方で賑わっており、普段ミンサー帯を見かける機会の少ない県外の人々にも触れていただいたとわかるのが、このデータです。沖縄県外在住の回答者は全体の60%を占めており、海外の回答者は1%となりました。今回の投票用紙は日本語版のみだったということもあり、海外からの来場者対回答率は少ない結果となりました。
ミンサー帯の認知度は半数以上
ミンサー帯を元々知っていた、もしくは持っていると答えた方は全体のおよそ55%を占めました。一方でミンサー帯を知らなかったと回答した方は全体の34%で、3人に1人がミンサー帯を知らないという結果となりました。ミンサー帯を知っていると答えた人の中には、沖縄のお祭りで見たことがある人や、ポーチやバッグなどのお土産として見かけたことがある人などが多く、どれも沖縄県内で触れたことがあるという意見が多く見られました。
ただ今回のコンクールでは当日たまたま見かけての投票が7割以上を占めており、認知度は高くないものの伝統工芸に関する人々の潜在的関心度の高さが見て伺えました。
まとめ
ミンサー帯の認知度は現状それほど高くないものの、当日たまたま通りかかってそのまま投票に協力していただいた方が多く、ものづくりの背景を知ることで魅力を感じていただけることがわかりました。
また元々ミンサー帯を知っている5人のうち1人はミンサー帯を持っていることから、ただ知るだけではなく手に取って体感している人がいることがわかりました。ミンサー帯の認知度を高めることで、愛好家が増えていく可能性を感じることができます。
今後も株式会社やまとは、こうした取り組みを通じ、日本の伝統的な染めや織りを沢山の方に届けることで、豊かで魅力あふれるエキサイティングな世の中を作ってまいります。
■<株式会社やまと>とは
1917年に創業。本年で107年目を迎えるきもの専門店。「共創 −お客様、さんち、社会と共に−」という理念を掲げ「きものでエキサイティングな世の中をつくる」というビジョンのもと、「きものやまと」、「KIMONO by NADESHIKO」、「DOUBLE MAISON」、「Y. & SONS」、「THE YARD」の5ブランドと「YAMATO Tsunagari Project」を展開しています。伝統的なきものはもちろんのこと、アウトドアブランドの「snow peak」や海外デザイナー「T-MICHAEL」とのコラボレーションなど新しいものづくりにも挑戦し、世界一面白い会社を目指しています。
@yamato_kimonodreammakers ( https://www.instagram.com/yamato_kimonodreammakers/ )
■ミンサー帯について
https://store.kimono-yamato.com/Page/Feature_2021_minsar_obi.aspx
■使用画像のダウンロードはこちら
https://www.dropbox.com/scl/fo/1is4ffe9arjbiu3r37u34/h?dl=0&rlkey=zul0thi6cyz5w262fjuqqb0i3
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