テラデータ、エコシステム全体のデータ資産とその使用状況を可視化する新サービス「DataDNA」をリリース

日本テラデータ株式会社

新しいAs-a-serviceオファリングでクロスプラットフォームのデータリネージの検出を自動化して、データ分析エコシステム全体のデータの流れと使用状況をより正確に把握することで、クラウド移行の簡素化と加速を実現
米国カリフォルニア州サンディエゴ – クラウドデータ分析プラットフォームを提供するテラデータ・コーポレーション(NYSE: TDC、以下テラデータ)は本日、データリネージと使用状況分析を行う自動サービス「Teradata DataDNA」の提供を開始したことを発表します。テラデータの主力製品であるマルチクラウドデータ分析プラットフォームソフトウェアVantageの強みを活かして、DataDNAはプラットフォームやテクノロジーの違いを越えて、エコシステム全体のデータ資産とその使用状況を可視化し、企業全体で分析の価値を最大限に引き出せるようにします。ビジネス部門に対して、どのデータが使われたか、誰にどのように使用したのかなど、データに関する深いインサイトが提供できるDataDNAにより、データを最大の資産として活用し、データ冗長性の解消、コストの削減、データ統合の加速、規制順守の推進、投資収益率の向上を実現できます。

テラデータ、またはテラデータの戦略的インテグレーションパートナーやコンサルティングパートナーが提供するDataDNAは、Vantage in the Cloudへの移行を進める企業にとっても欠かせないツールになります。システムの相互依存性、データの使用状況、データの流れを把握できるため、新しいクラウドエコシステムに移行するアプリケーション、統合するアプリケーション、簡素化するアプリケーションを詳細な情報に基づいて見極めることが可能となります。

テラデータでカスタマーサクセスおよびコンサルティング担当バイスプレジデントを務めるNiels Brandtは次のように述べています。「テラデータには、分析エコシステムと組織内のデータの流れに関する深い理解があります。その専門知識を活かして、テラデータはお客様がプラットフォームにかかわらず自社のデータ資産をより正確に把握して管理できるように支援しています。データマネジメントを自動化することで、お客様はIT部門の専門家を反復的でインパクトに欠けるデータマネジメントの作業から開放して、コラボレーション、トレーニング、付加価値の高いサービスにより多くの時間を割いて生産性を発揮してもらえるようになります。Vantage in the Cloudに移行するお客様は増えていますが、DataDNAがあれば、エコシステムの簡素化に役立つインサイトを得たり、データ依存性を検出したりして、移行計画と移行作業をスピードアップすることができます」

DataDNAは、テラデータのお客様それぞれに合わせてカスタマイズされるAs-a-serviceオファリングです。データの使用状況やクロスプラットフォームのデータリネージなど、データ資産が自動的に可視化されます。

DataDNAなら、以下のようなビジネスユースケースを改善するための新しいインサイトがすばやく得られます。
·       ITエコシステムの簡素化とそれに関連するコストの削減
·       データ重複の解消
·       セルフサービスによるビジネスインサイトの取得
·       効率的で事実に基づくデータガバナンスの維持
·       データ品質の保証
·       プラットフォームをまたぐデータとプロセスの調整
·       自動化された正確な変更影響分析の実行

データ量の急増に伴い、ここ数年で自動データマネジメントに対する需要は劇的に増加し、企業の広大なデータエコシステムを把握するためのサービスやソリューションが求められるようになっています。DataDNAがあれば、メタデータからシステムがデータで何を実行し、そのデータを誰が使用しているかに関するインサイトを得ることができます。メタデータを使用するDataDNAのサービスは干渉性とフットプリントがきわめて小さく、高負荷のシステム処理は不要です。
 
ガートナーが2020年5月11日に発表したデータと分析の10大トレンドによると、「2023年までには、組織がアクティブメタデータ、マシンラーニング、データファブリックを活用してデータマネジメントプロセスの動的な連携、最適化、自動化を行うことにより、統合されたデータの提供までの時間が30%短縮される」と予測されます。これは、企業がより多くのデータを迅速に活用して分析洞察をすばやく入手できるようになるということです。

ガートナーはまた、2019年10月16日に発表したメタデータ管理ソリューション分野のMagic Quadrant(担当アナリストはGuido De Simoni氏、Mark Beyer氏、Ankush Jain氏)で、「メタデータは、組織のデータ資産、データ資産の使われ方、データ資産のビジネス価値を把握するのに役立ちます。メタデータマネジメントに取り組むことで、コンプライアンスとコーポレートガバナンスの改善、リスクマネジメントの強化、共有と再利用の推進、変化が企業内にもたらす影響の正確な評価といったビジネス上のメリットがもたらされるだけでなく、ビジネスチャンスの創出や脅威の阻止も実現できます」と評価しています。

DataDNAでは、以下をはじめとする豊富な機能が提供されます。
·       自動データリネージ: データが企業全体をどのように移動しているかを、事実に基づいて列レベルで把握できます。
·       データ使用状況の自動分析: どのデータを、誰が、いつ、どのように使用しているのかを把握できます。この機能は、クリーンアップ、退役、PIIデータ分析、規制順守にも役立ちます。
·       データ資産カタログ: データの収益化やサービスとしてのデータなどのために、組織の資産となるデータを、データの使用者との組み合わせで特定できます。
·       ビジネス用語集マネジメント: ビジネス用語集の用語をデータの送信元である物理的リネージにリンクすることで企業によるビジネス用語集の作成と管理を支援します。
·       サブジェクトエリアのフィンガープリンティング: IT環境で使用されているサブジェクトエリアを把握し、クラウド移行のユースケースや重複分析などに役立てます。
·       PIIの特定: メタデータを使用して、PIIデータがどこに格納され環境間をどのように移動しているのかを特定します。負荷の少ないこのアプローチにより、PIIデータの格納場所とそのデータにアクセスした人物を特定するために必要なシステムと人間の負担が大幅に減少します。
·       影響評価: ボタン1つで影響評価レポートを実行して、接続されたリネージ全体に変更が及ぼす影響を見極めることができます。

提供状況
Teradata DataDNAは、2020年11月16日からグローバルに提供されています。

Teradata Vantageについて
テラデータの主力製品であるデータ分析プラットフォームソフトウェア「Teradata Vantage」は、データウェアハウスとデータレイクをクラウド、オンプレミスまたはクラウド上で統合し、すべてのデータに透過的にアクセスできるようにします。エンタープライズレベルのハイパフォーマンス、高可用性、高拡張性を備え、マシンラーニングをはじめとする最新の高度なアナリティクスを行う各種言語、ツールを活用した大規模なアナリティクスを実現することで、お客様のすべてのビジネス課題に価値ある「答え」をリアルタイムで提供します。詳細はteradata.jpをご覧ください。

テラデータについて
クラウドデータ分析プラットフォームを提供するテラデータは、マルチクラウドの実現に向け、世界で最も複雑なデータの課題を大規模に解決します。私たちは、データを最大の資産に変えることで、企業価値の解放をサポートします。詳細はteradata.jpをご覧ください。

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Teradataのロゴは、米国テラデータ・コーポレーションの商標です。Teradataは、米国テラデータ・コーポレーションまたは関連会社の米国およびその他各国における登録商標です。

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会社概要

日本テラデータ株式会社

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URL
http://www.teradata.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区赤坂2丁目23番1号 アークヒルズ フロントタワー14F
電話番号
-
代表者名
高橋 倫二
上場
海外市場
資本金
-
設立
2007年04月