こども病院への導入希望の高まりを受けて、ファシリティドッグ候補犬トミー&ミコとともに新拠点での育成を開始

小児がんや重い病気の子どもたちをサポートする認定 特定非営利活動法人 シャイン・オン・キッズ(東京都:理事長キンバリ・フォーサイス)の主な事業であるファシリティドッグ・プログラムにおいて、多くの法人、企業、個人の皆様のご支援のもと、新拠点で国内育成事業をスタートしました。ファシリティドッグの候補犬として、トミーとミコの2頭を迎え、新拠点でのトレーニングが始まりました。

6月上旬に海辺にて、左がミコ、右がトミー ©2023 hiiguruma6月上旬に海辺にて、左がミコ、右がトミー ©2023 hiiguruma

ファシリティドッグ候補犬  

トミー(オス)とミコ(メス)はきょうだい犬です。

犬 種:ミックス犬(ラブラドール・レトリーバー7/8、ゴールデン・レトリーバー1/8)

誕生日:2023年1月18日(7月1日現在、5か月齢)

出身地:オーストラリア。”働く犬”のブリーディングを専門的に行う キャリア・ドッグス・オーストラリア出身。

https://www.careerdogs.com.au/


ファシリティドッグとは、医療施設など、ある特定の施設に常勤し活動するために、専門的なトレーニングを受けた犬のことです。シャイン・オン!キッズでは、2010年に日本初のファシリティドッグ・プログラムを静岡県立こども病院との協働事業として導入し、現在国内の4つのこども病院で4頭のファシリティドッグが活躍しています。看護師としての臨床経験のあるハンドラーがペアとなり、共に入院中の子どもたちを支えるため、触れ合い活動はもちろん、採血など痛みや不安を伴う検査や処置の付き添い、手術室等への同伴、ベッド上安静の際に添い寝を行うなど、活動は多岐に渡っています。


シャイン・オン!キッズのファシリティドッグ育成事業とこれから

  • これまでは国際的な先駆者である米国の育成団体、アシスタンス・ドッグス・オブ・ハワイが育成を担っていました

  • 日本初の国内育成事業、静岡県立こども病院のタイ、国立成育医療研究センターのマサの育成は、同団体より紹介を受けたドッグトレーナーを日本に招聘しての育成でした

  • 昨年度よりスタートさせた新体制のもとで、新たに2頭の仔犬トミー・ミコを迎え、候補犬は3頭に。拠点も新たに神奈川県三浦郡に確保し、トレーニングを進める体制が整いました


トレーニングは補助犬育成団体の世界的な統轄組織であるAssistance Dogs Internationalの基準に沿って進め、また犬のウェルビーイングに配慮した方法(正の強化法、positive  reinforcement)を用います。


羽田空港に到着した直後の様子の、ミコ(左)とトミー(右)羽田空港に到着した直後の様子の、ミコ(左)とトミー(右)


■ファシリティドッグ国内育成事業の支援団体について

○「歯の妖精TOOTH FAIRY(トゥースフェアリー)」プロジェクト

公益社団法人日本歯科医師会協力のもと、日本財団が進める社会貢献プロジェクトです。歯科医院で治療上撤去した冠(かんむり)などの金属をご寄付いただき、リサイクルした資金で、国内外で難病や貧困と闘う子どもたちの支援に活用しています。寄付による支援に加え、障害や難病のある子どもたちに対し、ボランティア歯科医師による口腔ケアの啓発活動も行っています。2015年度より計8ヵ年に渡って継続的なご支援をいただき、ファシリティドッグ・プログラムの新規病院導入や普及啓発等に活用しています。https://tooth-fairy.jp/

○ジョンソン株式会社

本社は1886年に設立された、米国ウィスコンシン州ラシーンにあるSCジョンソンです。ジョンソン株式 会社(以下ジョンソン)は、人々を刺激し、多くの機会をもたらすのは、より持続可能で、より健康的で、より透明性の高い世界であると信じています。そして、その世界は実現可能であると確信している だけではなく、その世界を実現することこそがジョンソンの責任であると考えています。


ジョンソンの伝統であるイノベーションと、大胆かつ透明性のある決断力があるからこそ、ジョンソン の代表的なブランドであるスクラビングバブル®、カビキラー®、パイプユニッシュ®、ファミリーガー ド®、グレード®などの高品質な製品が、世界中のほぼ全ての国の家庭、学校、企業で使用されているのだと思います。


グローバルな目的主導型企業として、ジョンソンは今日の、そして未来の世代のために、世界をより良い場所にすることを約束します。これは、ジョンソンが持つ科学、イノベーション、協力関係における専門知識や技術を使って、プラスチックごみの削減やマラリアの撲滅など、世界で最も差し迫った環境と健康の問題に絶え間なく取り組むことを意味します。また、制限があって機会に恵まれないけれど、無限の好奇心と可能性を持つ人々とコミュニティに対し、ジョンソンは世界中で経済的、教育的機会を提供する支援を行っています。


ジョンソンは2021年度より、シャイン・オン!キッズの神奈川県エリアのファシリティドッグ・プログラムやシャイン・オン!コネクションズ等の活動をご支援頂いています。

https://www.scjohnson.com/ja-jp

○グッドマンジャパン株式会社

 グッドマンジャパンは、グローバルな事業規模とローカルの豊富な専門知識を活かし、日本国内の産業用不動産を所有、開発、管理する総合的な不動産グループです。3PL、製造業、卸売業、小売業、Eコマース、テクノロジーなど、多岐にわたる業種のカスタマーに、高品質で先進的かつサステナブルな物流施設やデータセンターをご提供しています。

 グッドマンジャパンは2022年よりファシリティドッグ育成事業をご支援頂いています。


◯READYFOR株式会社
「誰もがやりたいことを実現できる世の中をつくる」をビジョンに日本初・国内最大級のクラウドファンディング事業、寄付・補助金マッチング事業を運営しています。(https://corp.readyfor.jp/
シャイン・オン!キッズは、READYFORにて2022年10月18日から12月16日にかけて「入院する子どもたちの笑顔のために、ファシリティドッグを育成したい!」プロジェクトを公開し、2,317名から29,064,000円をご寄付いただきました。

○継続寄付

ファシリティドッグ・プログラムには毎月、毎年の継続ご寄付を、現在250名を超える皆様からご支援いただいております。


継続寄付のご支援者限定 トミー&ミコ オンラインMeet&Greetのお知らせ

  • ファシリティドッグ継続寄付のご支援者を対象に、新しい候補犬トミー&ミコのお披露目をオンラインで開催します。詳しくは、対象の皆様にお知らせいたします。

  • 継続寄付プログラムについてはこちらをご覧ください。

    ファシリティドッグ ドリーム☆サポーター https://readyfor.jp/projects/SOK_FD

    公式HP 継続寄付プログラム https://ja.sokids.org/support/donate/


■シャイン・オン!キッズとは

小児がんや重い病気の子どもたちとそのご家族を心のケアのプログラムで支援。ファシリティドッグ・プログラム(動物介在療法)、ビーズ・オブ・カレッジ プログラム(アート介在療法)、キャンプカレッジ(小児がん経験者のコミュニティ運営)、シャイン・オン!コネクションズ(オンラインで心のケアや学習支援アクティビティを提供)、シャイン・オン!フレンズ(小児がん経験者のWEBコミュニティ)などを運営。2006年設立、2023年4月現在全国28病院にて活動中。http://sokids.org/ja/

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会社概要

URL
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業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都中央区日本橋本町3-3-6 ワカ末ビル7階
電話番号
03-6202-7262
代表者名
キンバリ・フォーサイス
上場
未上場
資本金
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設立
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