新進気鋭の建築家・津川恵理氏による来館者誘導装置「Spectra-Pass」を導入 新たな美術館のロビー空間を提示
歩き進むにつれて刻々と様子が変化する空間が、美術鑑賞への期待感を高める
ポーラ美術館(神奈川県・箱根町)は、2021年8月6日(金)よりチケットカウンター前のお客様を誘導するための新たな装置として、建築設計集団「ALTEMY」(代表:建築家・津川恵理氏)の手掛ける来館者誘導装置「Spectra-Pass」を導入しました。
当館では昨年より新型コロナウイルスの感染拡大防止措置の一環として、検温や入場制限で動線を誘導するためベルトパーテーションを設置しましたが、お客様に少しでも楽しみながらご来館いただき、美術鑑賞への期待感を高められないか検討した結果、新たに導入したものです。
美術館にご来館されたお客様が展示室へと向かう間、自身の感性が徐々に研ぎ澄まされていき、まだ見ぬ作品との出あいについて期待感・高揚感を高めていく。Spectra-Passは、お客様をチケットカウンターへ誘導するとともに、その導線上に身を置いたお客様自身が歩みを進めていくことで、刻々と変化するロビーの空間を体験しながら自らの感覚に引き込まれていくきっかけを作り出す装置です。
ポーラ美術館のロビー空間をグリッド状に分割して、それを辿るようにひと筋の線を描いていくと、抽象的な形の空間が立ち現れてきます。外側から一見複雑で捉えにくいこの場所に身を置いてみると道が開けており、自らの感覚を頼りに歩みを続けることができます。エスカレーターの降り口からチケットカウンターまでのほんのわずかな距離の間に、美術鑑賞を目前に控えたお客様の感性をそっと刺激する。Spectra-Passは新たな美術館のロビー空間としての在り方を提案するものです。
なお、本装置は建築の概念を拡張する建築設計集団「ALTEMY」として、建築家・津川恵理氏とデジタルデザイナー・戸村陽氏のコラボレーションにより設計。製作監理:太陽工業株式会社 デザイン戦略室、製作:株式会社 小泉製作所により施工されました。
【開催中の展覧会】
■「フジタ―色彩への旅」会期:2021年4月17日(土)~9月5日(日)
・出品点数:218点
・URL:https://www.polamuseum.or.jp/sp/foujita/
■「モネ―光のなかに 会場構成:中山英之」会期:2021年4月17日(土)~2022年3月30日(水)
※9月6日(月)~10日(金)全館休館
・協 力:株式会社丸八テント商会、株式会社 遠藤照明、(株)アーテリア
・後 援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
・企画協力:株式会社中山英之建築設計事務所 株式会社岡安泉照明設計事務所
・出品点数:11点
・URL:https://www.polamuseum.or.jp/monet_inthelight/
■岡田杏里「Soñar dentro de la tierra / 土の中で夢をみる」会期:2021年4月17日(土)~9月5日(日)
・出品点数:33点
・URL:https://www.polamuseum.or.jp/sp/hiraku-project-11/
■ポーラ美術館について
・開館時間︓午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
・休館⽇︓無休 ※展示替えのため9月6日(月)~10日(金)休館
・所在地︓神奈川県⾜柄下郡箱根町仙⽯原⼩塚⼭ 1285
・TEL︓0460-84-2111
・入館料:大人¥1,800/シニア割引(65歳以上)¥1,600/大学・高校生¥1,300
中学生以下無料/障害者手帳をお持ちのご本人及び付添者(1名まで)¥1,000
※すべて税込 団体割引、各種前売り券による割引あり
・URL:https://www.polamuseum.or.jp/
Spectra-Pass導入後のチケットカウンター周辺の光景 (c)Ken KATO
美術館にご来館されたお客様が展示室へと向かう間、自身の感性が徐々に研ぎ澄まされていき、まだ見ぬ作品との出あいについて期待感・高揚感を高めていく。Spectra-Passは、お客様をチケットカウンターへ誘導するとともに、その導線上に身を置いたお客様自身が歩みを進めていくことで、刻々と変化するロビーの空間を体験しながら自らの感覚に引き込まれていくきっかけを作り出す装置です。
Spectra-Pass検討時のイメージパース (c)ALTEMY
ポーラ美術館のロビー空間をグリッド状に分割して、それを辿るようにひと筋の線を描いていくと、抽象的な形の空間が立ち現れてきます。外側から一見複雑で捉えにくいこの場所に身を置いてみると道が開けており、自らの感覚を頼りに歩みを続けることができます。エスカレーターの降り口からチケットカウンターまでのほんのわずかな距離の間に、美術鑑賞を目前に控えたお客様の感性をそっと刺激する。Spectra-Passは新たな美術館のロビー空間としての在り方を提案するものです。
なお、本装置は建築の概念を拡張する建築設計集団「ALTEMY」として、建築家・津川恵理氏とデジタルデザイナー・戸村陽氏のコラボレーションにより設計。製作監理:太陽工業株式会社 デザイン戦略室、製作:株式会社 小泉製作所により施工されました。
津川恵理(つがわ・えり)氏 プロフィール
【開催中の展覧会】
■「フジタ―色彩への旅」会期:2021年4月17日(土)~9月5日(日)
写真:マドレーヌ・ルクー《フジタの肖像》1931年 メゾン=アトリエ・フジタ
・出品点数:218点
・URL:https://www.polamuseum.or.jp/sp/foujita/
■「モネ―光のなかに 会場構成:中山英之」会期:2021年4月17日(土)~2022年3月30日(水)
※9月6日(月)~10日(金)全館休館
クロード・モネ 《ルーアン大聖堂》1892年 ポーラ美術館
・協 力:株式会社丸八テント商会、株式会社 遠藤照明、(株)アーテリア
・後 援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
・企画協力:株式会社中山英之建築設計事務所 株式会社岡安泉照明設計事務所
・出品点数:11点
・URL:https://www.polamuseum.or.jp/monet_inthelight/
■岡田杏里「Soñar dentro de la tierra / 土の中で夢をみる」会期:2021年4月17日(土)~9月5日(日)
《Soñar dentro de la tierra》2021年、アクリル/カンヴァス、45cm x 106.7cm、作家蔵 (c)Anri Okada
・出品点数:33点
・URL:https://www.polamuseum.or.jp/sp/hiraku-project-11/
■ポーラ美術館について
・開館時間︓午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
・休館⽇︓無休 ※展示替えのため9月6日(月)~10日(金)休館
・所在地︓神奈川県⾜柄下郡箱根町仙⽯原⼩塚⼭ 1285
・TEL︓0460-84-2111
・入館料:大人¥1,800/シニア割引(65歳以上)¥1,600/大学・高校生¥1,300
中学生以下無料/障害者手帳をお持ちのご本人及び付添者(1名まで)¥1,000
※すべて税込 団体割引、各種前売り券による割引あり
・URL:https://www.polamuseum.or.jp/
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