【新店舗のご案内】〈アルフレックス福岡〉グランドオープン。福岡・天神からarflexブランドを発信

店舗デザインはTakasu Gaku Design and Associates代表の髙須学氏が担当

アルフレックスの九州エリア総代理店であるプロポスタ株式会社(本社:福岡市博多区、代表:山川登久)は 2025年9月20日(土)、福岡市中央区天神に新ショールーム「アルフレックス福岡」をオープンしました。

九州エリアの新たな拠点として、グランドオープンを記念した特別展示『arflex Archive展』も開催中です。

プロポスタ株式会社はこれまでも、九州エリアでarflexやMolteni&Cをはじめとする上質な家具を提案してきました。今回オープンする「アルフレックス福岡」は、天神エリアにおける2店舗目の拠点です。

アルフレックスの「家具は住み手の個性を引き立たせるための脇役であり、居心地のよい空間づくりに欠かせない『生活の道具』」という理念を、空間として体感できる場です。

設計を担当したのは、Takasu Gaku Design and Associates代表の髙須学氏。タイムレスなデザインと心地よい暮らしを表現し、訪れる人がブランドの世界観を感じられるショールームを実現しました。

11月2日(日)まで開催中の『arflex Archive展』では、1971年に誕生した日本オリジナルデザイン第1号〈RAINBOW〉と、テキスタイルデザイナー鈴木マサル氏とのコラボレーションによる特別仕様の 〈MARENCO〉を展示します。

通常公開していない貴重な2点を通じて、ブランドの原点と今につながる思想を体感できます。

さらに、福岡を拠点に活動する人形師・中村弘峰氏(中村人形 四代目)が〈MARENCO〉をモチーフに制作した特別アートピースも登場。家具とアート、伝統工芸が交差する地域ならではの企画をお楽しみいただけます。

期間限定の特別展示とともに、新しいショールームの魅力をぜひご体験ください。

店舗情報
アルフレックス福岡
 住所 〒810-0001 福岡市中央区天神1-14-18 天神ブリッククロス南棟1F
TEL 092-292-0204 (プロポスタ)

営業時間 11:00-18:00

定休日 火曜・水曜・祝日

WEBサイト https://www.proposta.net/
Instagram @arflex_fukuoka

訪れるごとに違う表情を見せてくれる場所に
── 髙須学氏  設計

アルフレックス福岡は、天神の中心部という立地を活かした「目的がなくても気軽に立ち寄りやすい」

ショールームです。

天井高を確保し、ナチュラルな質感のモルタル床とニュートラルな白壁を採用。入口に設けた回転式の壁は、一面が赤、もう一面が白で構成され、空間の印象を自在に変化させます。展示テーマに応じて印象を変えられる柔軟な設計により、訪れるたびに新鮮な体験が得られる場となっています。

この空間を手がけたのは、九州を拠点に活動するデザイナー・髙須学氏。地域の文化とアルフレックスの世界観を的確に捉え、新たなブランド拠点としての個性を表現しました。

髙須 学 (Gaku Takasu)
Takasu Gaku Design and Associates 代表取締役

1974年福岡県生まれ。

九州芸術工科大学芸術工学部工業設計学科卒業後、「FARM一級建築士事務所」 入社を経て、2002年に「タカスガクデザイン」を設立。2018年に現在の社名に改称し、日本はもちろん、世界をフィールドにインテリア・プロダクトデザイナーとして活躍する。

WEBSITE: https://www.gaku-design.com/

「アルフレックス福岡は、中洲中島町にあるプロポスタのショールームやPROPOSTA di CASAと比べてより天神の中心部に位置し、より多くの方に気軽に立ち寄っていただける場所です。

意識したのは、“開放感”と”フラッと入れる気軽さ”。

アルフレックスのカジュアルで日常的なアイテムがより魅力的に見えるよう、明るく健康的なイメージを重視しました。

回転式の壁は角度を変えることで空間の雰囲気が一変し、半スケルトンの天井は見る角度によって店の印象を変化させます。訪れるたびに新しい発見があり、何度でも足を運びたくなる空間を目指しました。

私自身、30年以上前に初めて〈MARENCO〉を目にした時の衝撃は忘れられません。変わらぬ姿で展示されるそのソファに感慨深さを覚えると同時に、この場所がアルフレックスの魅力を次世代に伝えていく場になればと願っています。」


— 髙須学

日本のリビングと歩んだアルフレックスの半世紀『arflex Archive展』も

ブランドの原点である〈RAINBOW〉に加え、テキスタイルデザイナー・鈴木マサル氏とのコラボレーションによる特別仕様の〈MARENCO〉を展示します。さらに、写真家・長濱治氏が1970年代に手がけたポスターを期間限定で公開。

また、地域ならではの企画として、「中村人形」四代目であり人形作家の中村弘峰氏が〈MARENCO〉をモチーフに制作した特別アート作品も登場。中村氏のオリジナルキャラクターと〈MARENCO〉が出会う唯一無二の作品を鑑賞できます。

爆発的にヒットした〈RAINBOW〉を一般公開

「RAINBOW(レインボー)」は、アルフレックスジャパンの日本オリジナルデザイン第1号のソファです。創業者・保科正が飛行機のシートから着想を得て、FRP(繊維強化プラスチック)のベースにクッションを組み合わせるという斬新な発想で誕生。家具にFRPを用いた初の製品で、従来タブーとされた「しわ」をデザインとして取り入れた点も話題を集め、爆発的なヒットを記録。1973年の製造終了後も、その成功がオリジナル製品開発の礎となりました。


人形作家・中村弘峰氏の〈マレンコ〉モチーフ特別作品も展示

今回制作した作品『FLOW BOYの特等席 MARENCO』は、アルフレックスを代表するソファ〈MARENCO〉を題材にしています。

実際に座り心地や素材感を確かめながら製作を進め、そこに私のオリジナルキャラクター“FLOW BOY”を登場させました。“FLOW”には流れや時間を意味すると同時に、“不老=永遠”という意味も込めています。

FLOW BOYが〈MARENCO〉に座ることで、アルフレックスの歴史を感じさせながら、店舗や商品が未来永劫と続くこ とを願っています。ソファに施した波(FLOW WAVE)は、過去から現在に至る時間の流れを表現。

苔や岩にぶつかる様は、人と人、商品と人の出会いを表 しています。博多人形の波は博多山笠のイメージを想起させると共に、海外の人には葛飾北斎の「冨嶽三十六景」を彷彿とさせます。国内外のアーティスト とコラボした〈MARENCO〉に、自分の作品も加わったことを嬉しく思います。


— 中村 弘峰 / 中村人形 四代目

中村 弘峰(Hiromine Nakamura)

1986年、福岡県生まれ。

東京藝術大学美術学部彫刻科卒業後、大学院に進み美術研究科彫刻を専攻、2011年に修了。その後、有田の柿右衛門窯と太宰府天満宮にて1年間の掃除や下働きの丁稚奉公を経て、人形の技術を学ぶため父である中村信喬氏に師事した。2023年に福岡県文化賞奨励部門受賞、2025年には福岡市文化賞受賞。現在、博多人形はもちろん、木彫作品 やグラフィックデザインなどジャンルを超えて活躍している。

WEBSITE: https://www.nakamura-ningyo.com/hiromine/


PROPOSTA (プロポスタ)

1957年創業の株式会社ヤマカワ装飾のいち事業部門として設立されたPROPOSTAは、2022年にプロポスタ株式会社として独立し、家具やカーテンの販売から住宅・モデルルームの設計を手がける、福岡を拠点としたインテリア提案会社です。「Think Century」の理念のもと、時代に合った心地よい暮らしを見据え、上質な住空間を提供してきました。arflexの九州エリア総代理店としてショールームを通じてブランドの世界観を発信しています。

公式サイトhttps://www.proposta.net/

Instagramhttps://www.instagram.com/proposta.arflexfukuoka/

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会社概要

URL
https://www.arflex.co.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都渋谷区広尾1-1-39 恵比寿プライムスクエアタワー6F
電話番号
03-5468-3300
代表者名
保科卓
上場
未上場
資本金
1億円
設立
1969年10月