完全ワイヤレスステレオヒアラブル市場、2020年第4四半期は成長に一服感が見られたが、一部地域ではより活況に

カウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチ (英文名: Counterpoint Technology Market Research 以下、カウンターポイント社)は、2020年第4四半期のTWSの販売の伸びは、前四半期比で13%、前年同期比で40%となったという調査結果を含むGlobal Hearables (TWS) Market Reportによる最新調査を発表致しました。
2020年第4四半期、TWS(True Wireless Stereo: 完全ワイヤレスステレオ)ヒアラブル市場全体は、ロックダウン明けの好調な販売に支えられた直近の2四半期と比較して、全体に成長がやや鈍り、沈静化しています。主要な先進国市場で伸びが鈍る中、中国を除くアジアは好調であり、そこまでではないものの中国市場も成長に貢献しましたが、その一方、中南米や中近東は市場全体の10%未満ですが、成長の伸び率は最高で前四半期比25%となりました。

TWSヒアラブル販売数量の成長率
 


カウンターポイント社シニアアナリスト、TWSヒアラブル調査担当であるLiz Lee氏は次の通り述べています。
「主要市場である北米と欧州では、この四半期に通常ではありえないような鈍化がみられた。いつもなら年末のホリデーシーズンで売上のピークになるはずだが、ロックダウン中もそのあとも、売れ行きが良いという話が聞かれなかった。市場シェアのリーダーがAppleであることは、驚くに当たらない。ただ、そのシェアは一年を通じて下がり続け、9%を失って第4四半期には27%となった。」

Lee氏は、Samsungの下期の好業績は特筆に値すると指摘しています。
「競争が激しく、しかも成熟している欧州などの市場で、Samsungのこの四半期における販売台数はめざましく、前四半期比で2%もの大きなシェア拡大をなしとげた。特にGalaxy Buds Liveが好調だった。」

また、Lee氏は市場の今後の見通しに関して、次の通り述べています。
「100米ドルを切る価格帯は、昨年を通じて成長の大きな原動力であったものの、この2四半期ほど、シェアは全体の55%で止まっている。ワクチンが次第にウイルス流行に効果をあげ、消費者心理が改善するにつれ、市場の中心は100米ドルを超える価格帯に移るだろう。主要各社は、新機能を搭載した機種の投入により、消費者の選択肢を広げようとしている。特に100米ドル超のセグメントでこの動きがみられる。最も関心を集めているのが、この2年間で初めてとなる、Appleによる新機種の発売である。2021年のTWS市場の成長を牽引する立役者のひとりとなるだろう。」


【カウンターポイント社概要】
Counterpoint Technology Market ResearchはTMT(テクノロジー・メディア・通信)業界に特化した国際的な調査会社である。主要なテクノロジー企業や金融系の会社に、月報、個別プロジェクト、およびモバイルとハイテク市場についての詳細な分析を提供している。主なアナリストは業界のエキスパートで、平均13年以上の経験をハイテク業界で積んだ経験を持つ。
公式ウェブサイト: https://www.counterpointresearch.com/
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