プロドローンチーム『RAIDEN RACING』、スペイン初のドローンレースリーグ「LPD2024」で優勝・シーズンチャンピオンに！
次世代スポーツ・ドローンレースの“世界王者” Vicent選手（19歳）がコメント
DRONE SPORTS株式会社（以下「DRONE SPORTS」）が運営するプロフェッショナルドローンレーシングチーム『RAIDEN RACING』は、スペインのドローンレースを管轄する団体「Gaelic Gp」がFPVドローンレーシングリーグの新たな競技・スポーツとしての地位の確立とさらなる発展の基盤構築を目指して2024年に設立した、スペイン初のプロドローンリーグ「LPD2024」に参戦し、シーズン7大会を通じた熾烈な競争の末に優勝を果たし、見事「初代王者」の称号を手にしたことをご報告いたします。
また、「LPD2024」への出場に際し、『RAIDEN RACING』スペインチームの創設に現地で率先して行動を起こしたVicent Mayans選手(19歳)が、本大会の栄誉あるタイトル「TQ（トップクオリファイヤー）」を授与され、チーム・個人戦の両方のタイトルを獲得しました。
スペイン初のプロフェッショナルドローンレースリーグ「LPD」とは
スペイン初のプロフェッショナルドローンレースリーグ「LIGA PRO-TEAM DRONES」（以下：LPD）は、スペインのドローンレースシーンをさらに活性化することを目的として、スペインのドローンレースを管轄する団体「Gaelic Gp」によって2024年に新たに設立されました。
LPDの最大の特徴は、従来は開催が難しいとされてきた都市の中心部や観光地など、大勢の人々が集まる“名所”を会場に選び、FPVドローンレーシングの競技・スポーツとしての魅力を広く発信することで、ドローンスポーツの地位を確立しようとしている点です。
また、5GやAIなどの最先端技術をドローンスポーツに取り入れ、より安全かつ革新的な大会運営システムの構築にも取り組んでいます。
『RAIDEN RACING』、LPD2024シーズンチャンピオンへのヒストリー
DRONE SPORTSは2024年初頭から、LPD参戦に向け、『RAIDEN RACING』スペインチームの創設に向けて準備を進めてきました。『RAIDEN RACING』は日本発のドローンレーシングチームで、世界各国のトップクラスのプロパイロットが多数在籍しています。
今回のスペインチーム創設においては、『RAIDEN RACING』でチームキャプテンを務め、母国スペインでのLPD発足に熱い想いを寄せるVicent Mayans選手を、監督として抜擢・起用しました。
Vicent Mayans選手は、14歳でスペイン選手権優勝を果たして“スペイン王者”の称号を見事獲得。若干15歳で『RAIDEN RACING』に加入し、RAIDENプロパイロットとして世界最高峰のドローンレース「Drone Champions League （DCL）」へのデビューを果たしました。2021年〜2023年には、『RAIDEN RACING』がDCLで歴史的三連覇を遂げる立役者として活躍し、2023年には個人戦でも首位を獲得した“世界王者”です。
「LPD2024」参戦は、『RAIDEN RACING』にとっても、10代最後のVicent Mayans選手にとっても非常に大きな新たな挑戦でしたが、チーム・個人の両方でシーズンチャンピオンに輝けたことは、次世代スポーツ・ドローンレースに夢を抱く全世界の子どもたちの一筋の希望の光になると確信しています。
■Vicent Mayans選手のコメント
LPDでの優勝は僕の最初からの目標でした。僕はすでにいくつかの目標をクリアしていますが、パイロットとして特別に嬉しいと感じるのは、チームで勝利したときの喜びを共有するときなので、LPDでの優勝は心から嬉しいです。
今回、RAIDEN RACINGのスペインチームを組成するときには僕ともう1人しかスペイン人パイロットがおらず、強化しないといけないと感じ、自らさまざまな選手に声をかけLPD優勝に対する熱い想いを伝えて、チームを創設するに至りましたが、レースの準備段階では全員がレースのために多くの時間を費やしてトレーニングを行うことができました。
特に、レース会場の周りには大勢の観客が集まり障害物があることも予想されたので、小さいトラックでの操縦訓練を重点的に行ったのもよかったです。万全な体制でレースを迎えることができて、韓国のミン選手とスペインのアルベルト選手には特に感謝しています。
LPDはポイント制のレースだったので、予備バッテリーの不足など予選リーグから難しい局面もありましたが、全員が全7レースを全力で戦い抜くことができ、その結果としてここ数年間の悲願であったLPD優勝を果たせたことは、RAIDENパイロットとして最高に幸せな瞬間でした。
このような最高な機会に携わることができたことにも、心から感謝しています。
そして、次世代を担う子どもに対しても、この勝利がいい方向に働くと考えています。また、この勝利によって一時期FPVドローンを中断してしまったパイロットたちが再びリーグに戻ってきてくれることや、さらなるスペインリーグの発展を願っています。
最後に、僕の体験からいうと、ドローンレースで成功する鍵の1つは、DCLが提供しているシミュレーターを使うことです。僕自身は、おそらく2000時間以上のシミュレーターでのトレーニングを行っており、学業が忙しくフィールドに出かけて実機でのトレーニングができない時にもスキルの向上を図ることができたからです。
デジタル活用できるドローンレースは、次世代スポーツとして世界中でより一層注目が高まっていくと確信しています。
『RAIDEN RACING』とは
DRONE SPORTSが2018年に発足し運営している、日本発のプロフェッショナルドローンレーシングチームです。
世界トップクラスのプロパイロットが多数在籍し、世界最高峰のドローンレース「Drone Champions League （DCL）」での三連覇をはじめ、世界のドローンレース界をリードし続けています。
今後もさらなる飛躍を目指し、「ドローンレース」という次世代スポーツの国内外における確立と発展に尽力してまいります。
『RAIDEN RACING』およびVicent Mayans選手へ取材希望の方は、下記よりお気軽にお問合せください。
【DRONE SPORTS株式会社について】
DRONE SPORTSは、国産ドローンブランド「Rangle」（https://rangle.jp）を展開し、インフラ設備点検の請負や、ドローンレースチーム「RAIDEN RACING」の運営、ドローンイベントの企画運営など、多岐にわたる事業を手がけています。RAIDEN RACINGは、世界最高峰のプロリーグDrone Champions League (DCL)で三連覇を成し遂げた実績を誇ります。また、CMや番組撮影に対応する空撮サービスの提供に加え、Rangleサブスク導入企業様には、ドローン運用内製化を支援する伴走型サポートも行っています。
詳細な情報は、DRONE SPORTSのウェブサイト（https://dronesports.jp）をご参照ください。
■会社概要
会 社 名： DRONE SPORTS株式会社
住 所： 〒562-0026 大阪府箕面市外院2丁目1番53号
代 表 者： 代表取締役 小寺 悠
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
