ダンス専攻の専門学生が小学校の体育授業を担当する産学連携プロジェクト“ダンスアカデミー2023”が開校
TSMは、これまで「産学連携教育システム」を採用しており、業界が求める人材を育成するために、企業や業界のプロとともに行う産学連携型実践授業を、昨年度で年間100事業以上実施してきました。本プロジェクトは、企業(株式会社ATARAYO)を仲介として、地域の小学校と連携する地域交流活性化 特別プロジェクトです。
本プロジェクトについて
2022年度に始まり、2回目となる本プロジェクトは、専門学校の自由課題から、本年度初めて、ダンス指導員育成コースの必修課程となり、前期後期に渡り実施されます。専門学生は、自ら振付や楽曲構成を考え制作したダンスプログラムを小学生に教える体験を通じて、普段の授業では得られない、指導する能力や、リーダーシップを高めることを目指し、且つ、地域の若者と子どもの交流を促す、地域貢献を兼ねたプロジェクトです。
プロジェクト概要
【参加者】
小学校: 3.4.5.6年生各学年 3クラスと特別支援学級児童 合計約400人
専門学校:ダンス専攻クラスから 約20名
【実施日程】
6月7日(水) | 6月13日(火) | 6月21日(水) | 6月27日(火) | ||
1限 | 08:45~09:30 | 特別支援学級練習 | 4年2組 練習 | 3年1組 練習 | 4年2組 練習 |
2限 | 09:35~10:20 | 3年3組 練習 | 4年1組 練習 | 3年2組 練習 | 4年1組 練習 |
3限 | 10:40~11:25 | 3年2組 練習 | 4年3組 練習 | 3年3組 練習 | 4年3組 練習 |
4限 | 11:30~12:15 | 3年1組 練習 | 特別支援学級発表会 | 3年生発表会 | 4年生発表会 |
*5・6年生は、後期11月予定(詳細未定)。
【授業内容】
1コマ目(45分) | 時間(分) | 2コマ目(45分) | 時間(分) | 3コマ目 | 時間(分) |
挨拶、ストレッチ | 10 | 挨拶、ストレッチ | 10 | 舞台上で ダンス発表 | 45 |
自己紹介と交流 | 5 | 各グループに分かれて確認 | 5 | - | - |
振り入れ | 25 | 舞台上でリハーサル | 20 | - | - |
曲合わせ | 5 | 全員でリハーサル | 5 | - | - |
- | - | 感想を発表 | 5 | - | - |
【参加法人】
東京スクールオブダンス&ミュージック専門学校/TSM(総長:浮舟 邦彦)
1987年の開校以来、音楽&エンターテインメント業界とともに「即戦力」となる人材を育成し、輩出している音楽&エンターテインメントの総合専門学校です。業界が求める力を持った人材を育成するために、第一線の企業やプロフェッショナルとともに行う実践授業「企業プロジェクト」を通じて、コンサート制作、楽曲制作、バックダンサー出演、テレビ・ラジオ・舞台出演など、リアルな仕事の現場でスキルを磨きます。また、業界の第一線で活躍しているプロフェッショナルが講師を務めているので、常に業界の最先端が学べる環境が整っています。
所在地:東京都江戸川区西葛西3-14-8
公式サイト:https://www.tsm.ac.jp/
江東区立東陽小学校(校長:佐藤 友信)
1900年6月18日:開校
2020年11月28日:開校120周年の記念式典開催
2021年4月1日:佐藤友信氏が第二十九代校長に着任
所在地:東京都江東区東陽3-27-12
公式サイト:https://toyo-sho.koto.ed.jp/
株式会社ATARAYO(代表取締役社長:竹川 尚仁郎)
本社所在地:東京都板橋区大和町31-9
教育研修と、デジタル・マーケティングを主な業務領域とし、人・企業の変化と成長に携わる事業を展開。 取締役会長 関口 陽介は、TSM 講師として、マーケティングを中心とするビジネス全般に関する授業提供を行っており、本プロジェクトにおいては、発展的な教育活動として、滋慶学園と東陽小学校を仲介しました。
公式サイト:https://atarayo-inc.com/
【協力】
三建設備工業株式会社(代表取締役社長:松井栄一)
本社所在地:東京都中央区新川1-17-21 茅場町ファーストビル
発表セレモニーの動画限定配信事業を支援
公式サイト:https://skk.jp/
株式会社Kometsubu Entertainment (代表取締役:黒須亮成)
本社所在地:東京都港区海岸1丁目7−1 東京ポートシティ竹芝オフィスタワー8階
発表セレモニーの映像編集・製作を担当
公式サイト:https://kometsubu.tokyo/
昨年のアンケート
小学生、専門学生両者のコメントから、成長が感じられ、本プロジェクトの目的にかなう成果を得ることができました。今年度は前期・後期の2回の実施によって、より多くの成長機会を提供していきます。
<小学生からのコメント>
•前まで自分に自信を持てていなかったけれど今回のお姉さん達が教えてくれて、「上手いよ?」「頑張れ」などと声をかけてくれたので自分もうまくできることがあるんだと自信を持つことができた
•自分はダンスを習ってみんなが自分に優しくしてくれて、褒めてもらえて、ダンスが習う前よりも上手になりました!ダンスというのはみんなが笑顔で楽しく笑えるような楽しい時間だと思いました!人とのコミニュケーションもうまくなったと思いました!沢山の人と何かをやり遂げるのは達成感があり「やった!」、「嬉しい!」などの気持ちが感じられました!
•楽しかったです。 優しく教えてくれるし、キレッキレのダンスをみてワクワクしました。ちょっとダンスに自信が出ました。また教えてほしいと思いました。もっとキレキレに踊れるように頑張りたいと思いました。
<専門学生からのコメント>
•子供達の純粋で真っ直ぐな言葉、今の私にこの経験が無かったら、子供たちと触れてなかったから、私は落ちて落ちてどんどん落ちて、道も踏み間違えてばかりでダンスを嫌いになってしまっていたかもしれません。そのくらいこの案件には救われて、私の気持ちを奮い立たせてくれた大事な経験になりました。本当にこの機会を逃さなくて良かったと思っています。感謝でいっぱいです。
•2年生は、私が思っている以上に上手に踊って、はつらつなエナジーを届けてくれて、5年生は、それぞれの色と私たちのお願い(構成)に付き合ってくれて、すごく覚えが早くて、でも控えめで音楽がかかると積極的で楽しそうに踊ってくれている姿が忘れられません。このような機会が自分の成長につながったと思いました。また、今後に必要不可欠なことをこのプログラムを通して教えてくださり、ありがとうございました。本当に素敵な時間でした。忘れません。
江東区立東陽小学校 佐藤友信 校長先生より
新型コロナで様々な規制があり、教育の現場でも例外なく今までと同じ方法での授業というわけにはいきませんでした。3月にはマスク着用ルールが緩和され少しずつ、新型コロナ前の生活が戻りつつある中で、本ダンスアカデミーを通じて、規制の中、閉ざしていたものを解放・発散する場となればよいと考えています。ダンスの得意・不得意ではなく、ダンスを通じて自己を表現し、自己を認め他者を認める。互いに認め合い、1つのことを成し遂げる素晴らしさを経験してもらえればと思っています。TSMの学生には、学校という素晴らしい場所で普段の授業では学べない実践を積んでもらえればと考えています。児童・学生の双方にとってとても価値のある時間を創出できる場となってくれたら嬉しいです。
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