京都の伝統工芸を未来につなぐ写真集「よい使い手 よい作り手」 クラウドファンディング 3月20日(水) 開始のお知らせ
伝統工芸のいまを未来に 池坊専宗がみつめた匠の世界
京都の伝統工芸は有職文化、社寺、華道や茶道、舞などの文化とともに、「使い手」と「作り手」が切磋琢磨しながらその技と技術が継承されてきましたが、近年大きな危機に瀕しています。
華道家であり写真家でもある「使い手」、池坊専宗の若い感性と独自の視点で、約70もの工房を訪ね京都の伝統工芸の匠の技にフォーカスした写真集をクラウドファンディングにより刊行し、京都の伝統工芸の魅力を全国・世界に発信します。
池坊専宗からのメッセージ
京都を東西に、南北に巡っていく壮大な旅。一軒一軒お宅へ伺い、制作の現場に入らせていただいています。時には手づくりのお菓子を頂くことも。ひとりひとりのお人柄や作業場の雰囲気は様々ですが、どの方も素朴でお話にひき込まれ、ご自身の職人としての態度に誇りがあります。私もそんな皆さんの真摯さに負けないよう、ものづくりの美しさをただありのままに、ファインダーを通して一枚の写真と一片のことばに描くよう努めています。それでも、こうして紡がれてきた伝統の恵みが今すでに、失われつつあるのです。こんなにもものづくりに真剣で、慈しむ、そんな豊かな世界があるのだと、本を開けばきっと感じてもらえるでしょう。この私の感動と京都の底の見えない歴史の連なりを、ぜひ皆さまとご一緒できれば幸いです。
池坊専宗(華道家・写真家)プロフィール
華道家元池坊 次期家元池坊専好の長男として京都に生まれ高校まで過ごした後、慶應大学理工学部入学、東京大学法学部入学。東京大学卒業時に成績優秀として「卓越」受賞。池坊青年部代表を務める。日本橋三越本店・京都髙島屋などでいけばなを多数出瓶し、並行して祈りの展示「MOVING」をJR京都伊勢丹で行う。自分の生けた花を撮影し写真としても表現。京都現代写真作家展新鋭賞受賞。東京国立博物館アンバサダー。講座「いけばなの補助線」や文筆、デモンストレーションなど様々な形で花を生ける意味を伝え続けている。信条は「光を感じ、草木の命をまなざすこと」
【クラウドファンディング概要】
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期間:2024年3月20日(水)~6月19日(水)
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詳細はTHE KYOTO Crowdfundingのサイトをご覧ください。
https://the-kyoto.en-jine.com/projects/takuminosekaiお問い合わせ:075-241-6171 平日10時〜17時
(THE KYOTO Crowdfunding 伝統工芸プロジェクト係:京都新聞COM内)
※会員登録や操作方法等、ご不明な場合はお問い合わせください。 -
実行委員会:~よい使い手 よい作り手~ 伝統工芸継承プロジェクト実行委員会
池坊専宗、京都伝統産業ミュージアム(株式会社京都産業振興センター)、
株式会社WGD京都 -
賛同:華道家元池坊総務所
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特別協力:株式会社エフエム京都、株式会社京都放送
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支援者:私たちも応援しています
返礼品をご提供いただいた皆さま(五十音順)
安藤桂甫、今井眞正、小玉紫泉、下出祐太郎、田畑喜八、中村翠嵐、中村宗哲、松田聖
【写真集概要】
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タイトル:「よい使い手 よい作り手」伝統工芸のいまを未来に 池坊専宗がみつめた匠の世界
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内容:池坊専宗撮影の約70品目の伝統工芸と匠の技を掲載
A4 160ページ(予定)、4色カラー(一部1色刷り)
工房ごとの池坊専宗訪問記
英語訳/ピーター・J・マクミラン(日本文学者・翻訳家)
【 ご支援いただいた皆様への返礼品 】
返礼品には、池坊専宗のお礼状、写真集、京都伝統産業ミュージアムの招待券をおつけします。
※「お気持ちの支援」には写真集はついておりません
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お気持ちの支援:100名 <支援金>3,000円
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写真集:500名 <支援金>8,000円
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専宗画の扇子(桐箱入):100名 <支援金>20,000円
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池坊専宗のいけばな教室参加:45名 <支援金>30,000円
[3回開催]10月13日(日)・16日(水)・19日(土) 各13時~
[定員]各回15名/合計45名 -
メモリアルケース 猫:10名 <支援金>25,000円
ぐい吞み 志野酒盃:1名 <支援金>50,000円
花入 淡青交趾 砧 独楽筋:1名 <支援金>150,000円
茶盌 交趾 翡翠:1名 <支援金>150,000円
宝珠香合:1名 <支援金>300,000円
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合鹿椀(朱色・溜色):各10名/合計20名 <支援金>300,000円
花入 紫交趾 象耳友遊環:1名 <支援金>350,000円
香炉 鳥形香炉:1名 <支援金>350,000円
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香炉 交趾 雉:1名 <支援金>600,000円
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陶釜 交趾 令和:1名 <支援金>600,000円
雛人形:1名 <支援金>800,000円
西陣「爪掻本つづれ織」帯透かし窓「宇宙船より」:1名 <支援金>1,500,000円
訪問着・海浜風景文:1名 <支援金>2,800,000円
写真集の刊行及び返礼品の提供時期 2024年9月末頃
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