【エンジニアのはたらく意識調査】仕事の満足度が高いほど“はたらく喜び・楽しみ”も高い傾向が明らかに
~はたらきやすさを土台に、やりがいなどの充実感がWell-beingを後押し~
「はたらいて、笑おう。」をビジョンに掲げるパーソルグループで、テクノロジーソリューション事業を手がけるパーソルクロステクノロジー株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:正木 慎二、以下:パーソルクロステクノロジー)は、エンジニア1,200名を対象に「エンジニアのはたらく意識調査」を実施しました。
近年、労働人口の減少や人材不足を背景に、企業における人材の確保・定着の重要性が高まっています。
あわせて、リモートワークの普及などによりはたらき方の多様化が進み、単なるはたらきやすさだけでなく、仕事に対するやりがいや前向きな実感といったWell-beingの重要性も注目されています。
当社が見据える「エンジニアのはたらくWell-being向上」を実現するために、本調査ではこうした変化の中でエンジニアがどのような点に満足し、どのような要因が前向きな感情につながっているのかを明らかにすることを目的としました。
本調査では、エンジニアの仕事満足度と、日々の業務における喜びややりがいといった感情面の実感に着目し、はたらく実態について分析しました。その結果、現在の仕事に満足しているエンジニアは4割強を占めるとともに、仕事満足度が高いほど、日々の業務における喜びや楽しみといった感情面の実感も高まる傾向が見られました。あわせて、満足度の背景にははたらきやすさがある一方で、「仕事のやりがい」などの内面的要素が、Well-beingの質に影響している可能性が示唆されました。
■調査概要
調査期間:2026年3月19日~3月25日
有効回答:1,200名 (ITエンジニア:735名、ものづくりエンジニア:465名)
調査方法:調査会社が保有するモニターを用いたインターネット調査
調査結果の詳細はこちら:
d124595-91-c359d261805f8f1ab51e17c4695b76a7.pdf※本リリースの調査結果をご利用いただく際は「パーソルクロステクノロジー調べ」とご明記ください。
■主な調査結果
・エンジニアの4割強が現在の仕事に満足
・満足理由は労働時間や柔軟なはたらき方など、はたらきやすさが中心に
・仕事満足度が高いほど、「喜び・楽しさ」の実感も高い傾向
・「仕事のやりがい」が感情面のWell-beingに大きく影響
・生成AIの活用度が高い人ほど仕事を前向きに捉える傾向
■調査結果の詳細
1)エンジニアの4割強が現在の仕事に満足
現在の仕事の満足度を見ると、「満足」が9.3%、「やや満足」が36.3%となり、エンジニアの4割強が現在の仕事に満足している結果となりました。

年代別では、60代の満足度が5割強と最も高く、20代~30代では4割前後にとどまるなど、職種差よりも年代による差が大きい傾向が見られます。
2)満足理由は「労働時間」「リモートワーク・フレックス」などはたらきやすさが中心に
現在の仕事に満足している理由としては、「労働時間がちょうどよい長さである」「柔軟なはたらき方ができている」など、ワークライフバランスに関する項目が上位を占めました。
一方で、「職場の人間関係が良い」「仕事にやりがい・達成感を感じている」などの項目も続いており、環境面だけでなく、仕事そのものの充実感も満足度に影響している様子がうかがえます。
また、「仕事にやりがい・達成感を感じている」と回答した割合は年代が上がるにつれて高くなり、特に50代以上でその傾向が強くみられました。

3)仕事満足度が高いほど、「喜び・楽しさ」の実感も高い傾向
日々の仕事に喜びや楽しみを感じている人は、エンジニア全体で33.2%となりました。仕事満足度が高い層では6割強が前向きな感情を実感しており、満足度が高いほど喜びや楽しさも高い傾向が見られます。
一方で、仕事の満足度が高い人の中でも、喜びや楽しみの実感には一定の広がりが見られます。
こうした結果から、仕事満足度と感情面の実感は関連しつつも、その背景となる要因には違いがあることが示唆されます。

4)「仕事のやりがい」が感情面のWell-beingに大きく影響
日々の仕事における「喜び・楽しみ」との関連を分析※1したところ、複数の要因のなかでも「仕事のやりがい」が最も強く関連していることが分かりました。
やりがいは業務内容への納得感や達成感と結びつきやすく、仕事に対する前向きな感情を支える重要な要素と考えられます。
※1 重回帰分析(複数の説明変数と目的変数の関係を分析するための統計的手法)を実施

※重回帰分析により算出した標準偏回帰係数の値をグラフ化。数値が大きいほど、「仕事の喜び・楽しみ」との関連が強いことを表す。
年代別に見ると、20~30代では「仕事のやりがい」以上に、「自分の仕事が誰かの役に立っている実感」が前向きな感情との関連が比較的強く見られました。一方、60代では「仕事のやりがい」が突出して高く、「適切な勤務時間」も比較的高い関連を示しています。
この結果から、若年層では自分の仕事が周囲や社会にどのように貢献しているかを実感できる場面が、日々の前向きな感情と結びつきやすいことがうかがえます。
一方、シニア層では、無理のないはたらき方のもとでこれまで培ってきた経験を活かして仕事に取り組めていることが、仕事の喜びや楽しさにつながっていると考えられます。

※重回帰分析により算出した標準偏回帰係数の値をグラフ化。数値が大きいほど、「仕事の喜び・楽しみ」との関連が強いことを表す。
5)生成AIの活用と仕事への前向きな実感には関連が見られる
生成AIの利用頻度別にみると、日々の業務で「ほぼ毎日利用している」層では、仕事に喜びや楽しみを感じている割合が43.0%と、未利用の層(22.0%)に比べて高い傾向が見られました。
本調査は因果関係を示すものではありませんが、生成AIの活用によって業務の効率化や選択肢の拡大が進み、自身のスキル発揮や仕事の進めやすさにつながっている可能性が考えられます。
また、日頃から前向きな感情で仕事に取り組んでいる人ほど、生成AIのような新しい技術を積極的に取り入れている可能性もあり、相互に影響しあっていることも想定されます。

本調査から、エンジニアのはたらくWell-beingは、はたらきやすさといった環境面による満足に加え、やりがいや貢献実感といった内面的な要素が重なり合うことで形づくられていることがわかりました。また、その感じ方はキャリア段階やはたらき方によって異なることも示唆されています。
当社では、エンジニアが自分らしく力を発揮できる環境づくりの一環として、リモートワークやフレックス制度の整備を進めるとともに、キャリア支援やスキルアップ機会の提供、生成AIをはじめとした新たな技術活用の推進など、個々の成長とパフォーマンス発揮を支える取り組みを行っています。
また、正社員・派遣・フリーランス・シニア層など、多様な立場やライフスタイル、キャリアに応じた支援を通じて、一人ひとりが自分らしく力を発揮できる環境づくりを今後も推進してまいります。
■パーソルクロステクノロジー株式会社について< https://persol-xtech.co.jp/ >
パーソルクロステクノロジー株式会社では、自動車・航空宇宙・産業機械・家電・ロボットといったものづくり領域、コンサルティングから設計・開発まで横断的なソリューションを提供するIT領域、そして診断、運用、IoTを含むセキュリティ領域などにおいて、専門的な技術を持ったエンジニアが、あらゆる業界でお客さまの技術支援をしています。私たちは、「尖った技術」の力で人と組織のはたらき方に変革を起こすことで社会課題を解決してまいります。
■「PERSOL(パーソル)」について< https://www.persol-group.co.jp/ >
パーソルグループは、「“はたらくWell-being”創造カンパニー」として、2030年には「人の可能性を広げることで、100万人のより良い“はたらく機会”を創出する」ことを目指しています。
はたらく人々の多様なニーズに応え、可能性を広げることで、世界中の誰もが「はたらいて、笑おう。」 を実感できる社会を創造します。
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