最後まで使い切るための製品改良や、節水に寄与する製品で環境配慮マナラ化粧品、節水・ごみの削減などの活動で、新たにSDGsを3ゴール取得プラスチックシールの完全廃止なども進める
オリジナル化粧品ブランド「マナラ」などの開発および販売を行う、株式会社ランクアップは、「製品の製造から消費までの過程を通じて廃棄物の削減を実現し、環境への悪影響を軽減することに貢献する。」という項目において、新たに2021年7月にSDGs11「住み続けられるまちづくりを」、12「つくる責任 つかう責任」、14「海の豊かさを守ろう」の事業認定を取得しました。ランクアップは過去にも5つのゴールで事業認定を頂いています。SDGs達成のための、具体的な取り組みについてご紹介します。
2015年9月の国連サミットで、2016年から2030年までの国際目標として、SDGs(持続可能な開発目標)が採択されました。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人として取り残さない」ことを誓っています。(外務省ホームページより)
- TOPICS
1.無駄をなくす容器の工夫・「おまとめ配送」で排気ガス削減
お客様の声から生まれた改良が、資源を大切にすることに繋がる
2.節水に寄与しているマナラの製品
肌へのこだわりが環境配慮にもなっている
3.プラスチックごみ削減に寄与
資源の無駄をなくすための小さな積み重ね
【これまでに取得している項目について】
1.働きがいとは、福利厚生ではなく活躍できること
2.健康と美しさを保つことは、女性が活躍するための原動力
- 無駄をなくす容器の工夫・「おまとめ配送」で排気ガス削減
ランクアップが今回事業認定を受けた項目として、
「製造から配送に至るプロセスにおいて、容器の形態を工夫することにより無駄を省き、紙類、プラスチック、CO2排出の削減を実現する。」があります。
具体的には、主力製品である〈ホットクレンジングゲル マッサージプラス〉の口を大きくし、指を入れられるようになったことで、最後まで使い切ることができるようになりました。(下図)これは2014年8月からの改良で、旧製品を含みます。
この最後まで使い切る容器の工夫は、実はお客様の声から生まれました。ホットクレンジングゲル以外にも、2021年にはオールインワン美容液〈オンリーエッセンス〉の容器が、最後まで使い切りやすい容器に変わります。現在は通常のプッシュ式の容器ですが、ポンプ式で最後まで容易に使い切れる「デラミ容器」に変更中です。すでに朝用洗顔〈モイストウォッシュゲル〉では採用されている容器ですが、〈オンリーエッセンス〉にも応用し、最後まで使い切ることに貢献する容器となる予定です。
◆「おまとめ配送」で排気ガス削減
製品を配送する際のCO2排出量の削減にも取り組んでいます。拠点を介さず直送にすることで様移動距離を短縮する変更が2021年5月にされました。お客へまとめて配送をおすすめし、配送回数を減らすことでお客様の手間を省くだけでなく、梱包資材の削減や配送の際に排出されるCO2を減らすことに寄与しています。
- 節水に寄与しているマナラの製品
2つ目の事業認定の項目は、「マナラ 〈モイストウォッシュゲル〉(朝用洗顔)は、製造過程では、湧水(天然温泉水)を使用し、洗顔時の水も不要であるため節水に寄与する。」という点です。〈モイストウォッシュゲル〉は拭き取り洗顔であるため、洗顔時の水が不要であり、節水に貢献しています。また、製造過程においても、天然温泉の湧水を使用しているため、水道など人工的清浄作業が必要な水を使用していません。
また、〈ホットクレンジングゲル マッサージプラス〉(もしくはその旧製品)も、ダブル洗顔が不要であるため、通常であればクレンジングと洗顔2回で必要なすすぎの量を半分にしています。これも水資源を大切に使用するという点でSDGsに貢献しています。
- プラスチックごみの削減に寄与
◆資源の無駄をなくすための小さな積み重ね
最後の事業認定項目は、「2020年以降出荷した製品の化粧箱につくプラスチックシールを廃止するなど、資源の無駄をなくす取り組みを実施する。」ということです。以前は化粧箱に、未使用であることを証明するためのプラスチックシールが貼られていましたが、ミシン目をつけて開封するロック式に変更することで、プラスチックの削減に努めています。
- ランクアップのこれまでのSDGs事業認定取得実績
2020年に、別の2つの項目でSDGs事業認定を受けています。その一つが、『ジェンダー平等を目指し、女性の社会進出・活躍のサポート及びエンカレッジを図る』というものです。ランクアップは社員約100名のうち、約8割が女性、その半数となる約40人がママ社員です。そのため働くママのための福利厚生や施策がボトムアップでできています。例えば短時間勤務制度や病児保育システム、リフレッシュ休暇の完全取得などは、子育てと仕事を両立することのできる環境を整備する施策となっています。
しかし、それは女性やママに限ったことではありません。
性別や年齢、ライフステージなどに関係なく、やりたいことに挑戦し活躍できることが“働きがい”であると、ランクアップでは考えます。だからこそ、企業文化として“挑戦”を大切にしています。どんな人でも同じ責任感をもって仕事に挑戦し活躍し続けられる環境・風土づくりのため、その挑戦心をサポートするための取り組みをランクアップは推進しています。そのような取り組みにより、ゴール3「すべての人に健康と福祉を」、4「質の高い教育をみんなに」、5「ジェンダー平等を実現しよう」、8「働きがいも経済成長も」を取得しています。
◆健康と美しさを保つことは、女性が活躍するための原動力
ランクアップでは「たった一人の悩みを解決するため」の製品開発に全力で取り組んでいます。現在販売本数1700万本を超えている〈ホットクレンジングゲル〉も、もともと社長自身の悩みを解決するために開発されました。化粧品づくりに必要なのは、マーケティングや表面的なイメージではなく、「たった一人の悩みにどこまでも真摯に向き合うこと」だとランクアップは考えています。
創業以来ランクアップでは、その軸をぶらすことなく製品開発に取り組み、仕事に家事に育児に、忙しい女性のための製品が数多く生まれています。
また、流通拡大に伴う輸送に関して、FSC(森林管理協議会)に認定された森林からの原材料及び再生資源で創られているものに変えることで、環境に負担をかけない配慮を行っています。
このような取り組みにより、 『高品質な製品の流通拡大を図り、健康で美しい素肌づくりで、女性活躍に必要な自信と輝きに満ちた日常の創出に寄与する』 という項目に置いて、3「すべての人に健康と福祉を」、5「ジェンダー平等を実現しよう」、15「陸の豊かさも守ろう」の3つのゴールにおいて事業認定を取得しています。
女性が社会と関わり、活躍したいと志向するメンタリティを高めること、子どもたちの未来のために地球環境に配慮することは、ランクアップだけでなく、日本・世界規模で取り組む大きな課題だと考えています。ランクアップは、今すぐできる取り組みはもちろん、長期的に自然環境保護のためにできること、限りある資源を大切に使っていくこと、より様々な人が挑戦し続けられる働く環境づくりなどに、これからも挑戦していきます。
- SDGs事業認定証
□■株式会社ランクアップ 会社概要■□
代表取締役社長:岩崎 裕美子
設立年:2005年6月10日
資本金:1,000万円
従業員数 :104人(2021年1月)
売上高:105億(2020年9月期)
本社所在地:東京都中央区銀座3-10-7 ヒューリック銀座3丁目ビル7F
事業内容:オリジナルブランド「マナラ」「アールオム」「アクナル」の開発および販売
コーポレートサイト:https://rankuphd.jp/
マナラ公式ホームページ:https://manara.jp/
□■公式SNS一覧 ■□
マナラ公式Facebook:https://www.facebook.com/kandou.manara/
マナラ公式Instagram:https://www.instagram.com/manara_japan/?hl=ja
マナラ公式Twitter:https://twitter.com/manara_jp
マナラ公式YouTube:https://tinyurl.com/yfn2euau
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