KIIがフュージョンエネルギー向けベリリウム精製のMiRESSOに出資
革新的低温精製技術でフュージョンエネルギーに不可欠なベリリウムの安定供給へ
慶應イノベーション・イニシアティブ(KII)は、フュージョンエネルギーに不可欠なベリリウムの革新的低温精製技術の社会実装を目指すMiRESSOに対して出資をいたしました。MiRESSOは今回の増資により総額42.3億円の資金調達を実施し、ベリリウム製造のパイロットプラントの建設を進め、生産体制の構築を目指します。
慶應イノベーション・イニシアティブ(本社:東京都港区、代表取締役社長 山岸広太郎、以下 KII)は、弊社が運営するファンドよりフュージョンエネルギーに不可欠なベリリウムの革新的低温精製技術の社会実装を目指す株式会社MiRESSO(本社:青森県三沢市、代表取締役CEO 中道 勝、以下 MiRESSO)に対して第三者割当増資による出資をいたしました。他の出資者からの調達も含め今回の第三者割当増資によるMiRESSOの調達額は総額42.3億円となります。
◆ベリリウムの安定供給により、フュージョンエネルギーの課題を解決する
MiRESSOは国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構(QST)の認定を受けたスタートアップとして、フュージョンエネルギーに不可欠なベリリウムの安定供給を目指しています。世界ではフュージョンエネルギー開発が進んでいるものの、中性子増倍材ベリリウムの供給不足が大きな課題となっています。同社の技術により、従来は高温処理が必要だった鉱物資源の精製を圧倒的な低コスト・省エネルギーで実現し、ベリリウムの安定的かつ低価格での供給を可能にします。この革新的な低温精製技術の実用化により、フュージョンエネルギーの早期社会実装と脱炭素社会への移行に対する貢献が期待できます。
今回調達した資金により、現在青森県八戸市で整備を進めているベリリウム製造のパイロットプラント「BETA」(Beryllium Testing plant in Aomori)の設計・建設を進行させ、生産体制の構築を目指します。
■会社概要
会社名 :株式会社MiRESSO(MiRESSO Co.,Ltd.)
所在地 :青森県三沢市
代表者 :代表取締役CEO 中道 勝
設立 :2023年5月
事業内容:ベリリウムの製造販売事業、技術プラットフォーム事業

◆慶應イノベーション・イニシアティブ(KII)について
KIIは、2015年12月に、主に慶應義塾大学の研究成果を活用したスタートアップを支援するため創設されました。また、2020年1月からは、「その研究が、その発明が、そのイノベーションが、社会を変えるまで。」をミッションに、シード・アーリーステージからのリード投資を中心とした、デジタル・テクノロジーによる社会の革新や、医療・健康などの課題解決に取組むすべてのアカデミア発スタートアップに対して、研究の社会実装と社会課題の解決を支援してきました。
2023年10月には、大学VC初のインパクトファンド「KII3号インパクトファンド」を設立し、「すべての人が、健康で、幸福な人生を達成出来る社会(生涯現役社会)の実現」を目指すと同時に、アカデミア発スタートアップにインパクト投資を行うことにより、金銭的なリターンと並行して、ポジティブで測定可能な社会的・環境的インパクトの創出を目指します。
<KIIの概要>
商号 :株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ(Keio Innovation Initiative, Inc.)
事業内容:大学発技術系ベンチャー企業の育成、ベンチャーキャピタルファンドの運営
資本金等:1億円(資本準備金5000万円を含む)
代表者 :代表取締役社長 山岸広太郎
URL :https://www.keio-innovation.co.jp
本リリースに掲載された内容は発表日現在の情報です。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
