【京都水族館】『京の川』エリアにてオオサンショウウオ新展示を開始
~オオサンショウウオの棲む豊かな自然環境を演出・体感~ 展示開始日:2017年4月22日(土)
『京都水族館』(京都市下京区、館長:下村 実)は、2017年4月22日(土)より「京の川」エリアにてオオサンショウウオの新展示を開始しますのでお知らせします。
新展示は、「生きた化石」とも呼ばれる世界最大級の両生類であり、国の特別天然記念物であるオオサンショウウオが棲む(すむ)鴨川上流の風景を再現し、その空間に入り込むことができる体感型の展示です。鴨川の源流域である雲ケ畑(くもがはた)のうっそうと生い茂る木々を演出し、実際の山並みや水面(みなも)などの映像をプロジェクターで展示エリア壁面や床に投影します。オオサンショウウオが棲む神秘的な風景の中に、実際に足を踏み入れたような感覚になって、自然の中で息づくオオサンショウウオの姿をじっくりとご覧いただくことができます。
また新展示にあわせて、体験プログラム「オオサンショウウオトーク」を開始します。オオサンショウウオの飼育から調査研究までを行う両生類のスペシャリスト、關(せき)慎太郎副館長が、日ごろから京都各地へと足を運び調査したオオサンショウウオの生態や暮らしをさまざまなテーマでお話します。
そして、特別連動メニューとして「オオサンショウウオ出汁茶漬け」を販売します。焼きおにぎりの上にのせたオオサンショウウオを表現したゼリー寄せと卵を表現したタピオカに出汁をかけてお召し上がりください。
京都の鴨川上流に棲むオオサンショウウオの世界を体感することができる神秘的な新展示をお楽しみください。
【オオサンショウウオの棲む鴨川上流の自然環境を再現
体感して楽しむことができるオオサンショウウオの新展示がスタート】
1. 「京の川」エリアにてオオサンショウウオの新展示がスタート
「京の川」エリアでは、幅約14mの鴨川を模した水槽でオオサンショウウオの展示を行っています。日本最大規模を誇る大型展示では、オオサンショウウオを間近で鑑賞できるだけでなく、その生態にお客さまが興味を抱くような展示を目指しています。この既存展示に加え、人が足を踏み入れることが少なく自然豊かな鴨川源流域、オオサンショウウオの生息環境を切り取ったような空間の中で、より自然に近い姿を体感できる新展示をスタートします。
新展示では、鴨川源流域に生い茂る木々を配置し、その間から水槽にひそむオオサンショウウオの姿を垣間見ることができます。ゆっくりと足を進め、目の前に現れる水槽をさまざまな角度から覗くことで、オオサンショウウオが生息する自然に近い空間の中、その姿を間近でじっくりとご覧いただくことができます。
また、大自然の景観が残る山間地域へと実際に足を運び撮影した山並みや鴨川源流の水面の映像を、2台のプロジェクターから壁面に、さらにもう1台から床面に投影します。映像にあわせて、緩やかに本流へさらさらと流れていく鴨川源流のせせらぎをお楽しみいただくことで、視覚だけでなく音でも体感していただくことができます。
オオサンショウウオの生態や京都の自然をますます深く知ることができる、臨場感あふれる「京の川」エリアの新展示をぜひお楽しみください。
展示開始日: 2017年4月22日(土)
展示場所 : 「京の川」
展示生物 : オオサンショウウオ (在来種)
開催時間 : 【通常】10時00分~18時00分 (営業時間に準ずる)
料 金 : 無料(別途京都水族館への入場料が必要)
2. 体験プログラム「オオサンショウウオトーク」を開催
オオサンショウウオをはじめ両生類のスペシャリストである關 慎太郎副館長が、調査における自身の経験や自然下におけるオオサンショウウオのようすなど、ここだけでしか聞くことができない貴重な内容をお話する体験プログラムを開催します。
実物大のぬいぐるみで大きさや重さを体感したり、飼育・調査で使用する道具類の紹介や体験などをお楽しみいただけます。ほかにも、さまざまなテーマで關副館長が実際に京都府内の河川に足を運び発見したオオサンショウウオのようすなど、実際の写真や映像を使用しながら、臨場感たっぷりにお話します。
また、体験プログラムに参加されたお客さまには關副館長が執筆した「京の川だより」をプレゼントします。オオサンショウウオの生態に加え、調査にでかけた際のレポートなど盛りだくさんの内容でオオサンショウウオをより深く知ることができます。
開始日 : 2017年4月27日(木) ※2017年5月4日(木・祝)、11日(木)の開催はありません。
【テーマ】
4月・5月「オオサンショウウオのからだ前編」、
6月「オオサンショウウオのからだ後編」、7月「オオサンショウウオの仲間」
開催日 : 木曜・日曜開催
開催時間 : 【木曜】13時30分~14時00分 【日曜】14時30分~15時00分 (所要時間30分)
開催場所 : 「京の川」
定 員 : 20名
参加方法 : 当日申込 (「交流プラザ」受付カウンターにて開館時間から先着順)
料 金 : 1,000円/1名(税込み)(別途京都水族館への入場料が必要)
關 慎太郎 プロフィール
1972年、兵庫県神戸市生まれ。京都水族館副館長。開業前年の2011年より京都水族館での勤務を開始。オオサンショウウウオの導入、「京の里山」の立ち上げなど、淡水系の生物、植物の展示飼育を担当する。現在は、副館長として京都にすむいきものの調査や保全、希少生物の繁殖などに力を注いでいる。
3. 新展示連動 特別メニュー
「オオサンショウウオ出汁茶漬け」
京漬物のすぐきと海苔のゼリー寄せでオオサンショウウオの模様を表現し、オオサンショウウオの卵を表現したタピオカと焼おにぎりに出汁をかけてお召し上がりいただきます。清流の水草を京野菜の九条ネギで再現し、まるでオオサンショウウオが泳いでいるかのような見た目にも楽しいメニューです。
販売開始日 : 2017年4月22日(土)
販売場所 : 「ハーベストカフェ」(各日20個限定)
価 格 : 500円(税込み)
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