約7割が植物の購入意欲あり/約3割がコロナ禍で観葉植物を育て始め、その理由は「癒しを求めて」が最多/観葉植物の購入理由も「お祝いやギフト」から「インテリアや癒し」へ変化

~【第一園芸調べ】観葉植物に関するアンケート調査結果~

第一園芸株式会社

花と緑に関する事業を展開する第一園芸株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:伊藤昇、三井不動産グループ)は、国内に住む10~60代の男女に観葉植物に関するアンケート調査を実施しました。
【本資料のポイント】
コロナ禍で4人に1人が植物に対する関心の変化を感じており、最も大きいのは10代女性。10~30代までの若い女性を中心に関心の変化が大きい
約7割の人に植物の購入意欲があり、すぐ、または1年以内に欲しいと回答した人が3割。
■植物を購入/育てる際は「花屋・園芸店スタッフ」を参考にしており、購入意向が高いほどその傾向が強い。
■全体の3割弱がコロナ禍になってから観葉植物を育て始め、その理由は「癒しを求めて」が最多。
■観葉植物を選ぶ基準は「育てやすさ」が8割で最多
■「コロナ禍でおうち時間が増えたので自分で購入」した人の4割がリラックス効果を実感している。

 

 
  • コロナ禍で4人に1人が植物に対する関心の変化を感じると回答


コロナ禍における植物に関する関心の変化について聞いたところ、4人に1人が変化を感じていました。「とても」「やや」変化を感じている人の合計を年代性別でみると、10代女性(34%)が最も変化を感じており、平均を約1割上回りました。次いで30代女性(32%)、20代女性(29.2%)の順となっており、若い女性を中心に関心が変化していることがわかりました。
 

  • 2人に1人が自宅に植物があり、60代男女が最多


自宅に植物があるかと聞いたところ、2人に1人が自宅に植物があると回答しました。年代・性別でみると、60代男女が最も自宅に植物が多いことがわかりました。
 

  • 約7割が植物の購入意欲があり、約3割が「すぐ欲しい」「1年以内に欲しい」と回答


植物の購入意向について聞いたところ、全体の約7割に購入意欲があり、「すぐ欲しい」「1年以内に欲しい」と回答した人が3割でした。また、購入意向が最も高かったのは60代女性(38%)で、「すぐ欲しい」~「いつか欲しい」で合算すると20代女性(73%)が最も多いことがわかりました。
 

  • 植物を購入/育てる際は、専門知識のある人の意見を参考にすることが多い

※雑誌類は電子書籍含む/スクリーニング複数回答 (n=5,000)※雑誌類は電子書籍含む/スクリーニング複数回答 (n=5,000)

植物を購入/育てる際に参考にしているものは「花屋や園芸店スタッフ」と回答した人が4割強と最も多く、次いで「植物を育てている人」が3割でした。また、「植物をすぐに欲しい」と回答した人の半数以上も「花屋や園芸店スタッフ」と回答。こうした結果から、専門知識を持ったプロフェッショナルの意見を参考にすることが多く、購入意欲が高い人ほど、その傾向が強いことがわかりました。
 

  • 興味のある植物で最も多いのは「観葉植物」で、女性を中心に関心が高い


興味のある植物について聞いたところ、全体の6割強が観葉植物と回答し、その他カテゴリーと倍近い差となりました。年代・性別で見てみると、観葉植物への興味は女性を中心に高く、20代~40代の女性の約7割が興味ありと回答しました。
 

  • 3割弱がコロナ禍で観葉植物を育て始めたと回答


自宅に観葉植物がある人に対して、いつから自宅にあるか聞いたところ、1年以内が2割弱、2年以内が1割弱と、3割弱がコロナ禍になってから観葉植物を育て始めたことがわかりました。顕著なのは居住形態で、観葉植物を育てている人のうち賃貸住宅(一戸建て・マンションほか)に住む人の4~5割はコロナ禍以降に育て始めており、全体平均より1~2割高い結果となりました。このことから、在宅時間が増えたことで居住空間を見直す時間が生まれ、観葉植物への興味が高まったと推測します。
 

  • コロナ禍で観葉植物を育て始めた理由は「癒しを求めて」

本調査複数回答(n=1,000)本調査複数回答(n=1,000)


自宅の観葉植物を入手した理由を聞いたところ、半数以上が「インテリアとして自分で購入した」と回答しました。入手時期と掛け合わせてみると、コロナ禍(1年以内+2年以内)で入手した人の最多回答はいずれも「癒されたいので自分で購入した」で、コロナ禍で観葉植物を育て始めた最大の理由は「癒しを求めて」だったことがわかりました。
 

  • 観葉植物を選ぶ基準は「育てやすさ」と8割が回答

本調査複数回答(n=1,000)本調査複数回答(n=1,000)


観葉植物を選ぶ基準を聞いたところ、8割の人が「育てやすさ」と回答しており、次いで「価格」「サイズ」との回答が続きました。前述のように、購入/育てる際に「花屋や園芸店のスタッフ」の意見を参考にする人が多い理由として、「育てやすさ」を見極めて選びたいというニーズがあることがうかがわれます。
 

  • 「花が咲く」観葉植物から育て始め、徐々に「個性的な姿」へのニーズが高まる

本調査複数回答(n=1,000)本調査複数回答(n=1,000)


欲しい植物のイメージについて聞いたところ、「とても欲しい」のは「花が咲く」観葉植物であり、「とても欲しい~興味がある」の合算値では「個性的な姿」を選んだ人が6割弱でした。
また、自宅で育てている鉢の個数を掛け合わせると「花が咲く」ものを欲しがっているのは、1~5鉢を育てている人が最も多く、「個性的な姿」は6~10鉢の人が最も多い結果となりました。このことから、まずは「花が咲く」観葉植物から育て始め、育てる数が増えるにつれ「個性的な姿」の観葉植物のニーズが高まることが推測できます。
 

  • コロナ禍で観葉植物を入手した人の4割がリラックス効果を実感

本調査複数回答(n=1,000)本調査複数回答(n=1,000)


観葉植物がもたらす効果について聞いたところ、「リラックス効果」を感じている人は2割、知っている人は6割でした。また、空気清浄効果を「実感がある」「知っている人」は6割であり、加湿効果については4割の人が知らないと回答しました。 


さらにこの結果を「観葉植物を入手した理由」と掛け合わせてみると、「コロナ禍でおうち時間が増えたので自分で購入した」と回答した人の約4割がリラックス効果を感じていることがわかりました。
 

  • ご自身のために観葉植物を選ばれるお客様が多く、店頭でのご相談が増えています

第一園芸 店舗事業部  統轄店長 黒木 勝第一園芸 店舗事業部 統轄店長 黒木 勝

観葉植物はお祝いやギフトとしての需要が多かったのですが、コロナ禍以降はインテリアや癒しを求めてご自身のために選ばれることの方が多くなりました。若いご夫婦や、ご家族でご来店される方が増え、ご自宅に置いた時をイメージしながらの植物選びを楽しんでいらっしゃいます。初めて育てる方も多く、店頭のスタッフに品種の選び方や育て方などをじっくりご相談される方が増えました。観葉植物の楽しさを知って頂けると、また別の品種をお求めになられる方が多いですね。私個人の感想としては、ご自分のために選ばれる方が多くなったことで、今までとは違う、より個性豊かな観葉植物をおすすめできるようになり、植物を育てる楽しさをお客様と共有、共感できるようになったと感じています。
 

<調査概要>
・調査内容:「観葉植物に関する調査」
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:日本国内に住む10~60代の男女
・調査人数:事前調査5,000人、本調査1,000人(事前調査で「観葉植物が自宅にある」と回答した人を対象者とした)
・調査実施日:2021年7月19日~8月4日

 

■第一園芸株式会社 概要
第一園芸は、花と緑のプロフェッショナルとして創業123年を迎える、三井不動産グループの企業です。店舗やオンラインショップでの個人/法人向け商品の販売、婚礼装花、オフィスビルや商業施設などの都市緑化や公園・庭園などの造園・管理を手がける緑化事業、季節の空間装飾事業など、幅広い事業を展開しています。今後も第一園芸は、花と緑に囲まれ豊かで潤いのある、そして持続可能な社会の実現を目指して挑戦しつづけます。

所在地:東京都品川区勝島1丁目5番21号 三井物産グローバルロジスティクス勝島20号館
代表者:代表取締役社長 伊藤昇
創業:1898年(設立1951年)
資本金:4億8千万円
株主:三井不動産株式会社(100%)
URL: https://www.daiichi-engei.jp/

《本件に関する報道関係からのお問い合わせ》
第一園芸株式会社 ブランド推進部 石川・村田
Tel:03-6404-1501 / Mail:info_pr@daiichi-engei.co.jp

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会社概要

第一園芸株式会社

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URL
https://www.daiichi-engei.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都品川区勝島1丁目5番21号  三井物産グローバルロジスティクス勝島20号館
電話番号
-
代表者名
山村勝治
上場
未上場
資本金
-
設立
1951年03月