世界40カ国、主要検索エンジンシェア【PC、モバイル】
アウンコンサルティング株式会社(東証スタンダード市場:2459、本社:東京都文京区、代表取締役:信太明、以下「アウンコンサルティング」という)は、国内外の拠点でマーケティング事業(SEM(検索エンジンマーケティングサービス、インターネット広告など)、アセット事業などのグローバルコンサルティング業を展開しています。また、アジアにおいていち早くSEOを事業化し、2021年6月より24期目を迎えています。
アウンコンサルティングでは、2012年11月より世界40カ国を対象に検索エンジンシェアの推移を調査しています。この度、2022年2月時点の各国・地域におけるPCとモバイルの主要検索エンジンシェアを調査いたしました。
※世界40カ国には国と地域を含みます。
アウンコンサルティングでは、2012年11月より世界40カ国を対象に検索エンジンシェアの推移を調査しています。この度、2022年2月時点の各国・地域におけるPCとモバイルの主要検索エンジンシェアを調査いたしました。
※世界40カ国には国と地域を含みます。
世界40カ国、主要検索エンジンシェア【PC、モバイル】
検索エンジンシェアにおいて、PC・モバイルともに中国・ロシアを除く38カ国でGoogleがトップシェアを占めております。今回も前回調査(参考:2021年10月5日世界40カ国、主要検索エンジンシェア【PC、モバイル】)に引き続き、各国の検索エンジンシェアについて調査いたしました。
・DuckDuckGo(ダックダックゴー)とは?
前回調査でのオランダ・スイスに加えて、ニュージーランドで「DuckDuckGo」が第2検索エンジン(モバイル)にランクインしていることが分かりました。世界の検索エンジンシェア(モバイル)では2016年の0.06%から0.51%(2022年)と、母数は少ないながらも徐々にシェアを伸ばしている状況です。
DuckDuckGoは、プライバシー保護を重視した仕様で、ユーザーの個人情報を一切収集しないとされている検索エンジンです。
また、欧州連合(EU)では、個人情報(データ)の基本的人権の確保を目的とした「EU一般データ保護規則(GDPR)」が2016年5月に発効、2018年5月から適用が開始されています。このような法規制による個人情報保護に対する意識の高まりが、「DuckDuckGo」のシェア率を伸ばした要因のひとつとして考えられます。
■世界の検索エンジンシェア(PC) 2016年2月-2022年2月比
※Google以外の検索エンジンシェアを記載
■世界の検索エンジンシェア(モバイル) 2016年2月-2022年2月比
※Google以外の検索エンジンシェアを記載
引き続き、Googleの最新動向のチェックを
上記の通り、地域によってはGoogle以外の検索エンジンも意識すべきですが、世界的にはその利用率は低く、PCではGoogleが約85%を占めるのに対し、Microsoft BingとYahoo!を合わせても約10%、モバイルではGoogleが約95%に対し、Baiduは2%弱程度です。
今後もGoogle一強の状況は続いていくため、引き続き最新情報をキャッチアップしておくことが重要です。
※用語の定義として、検索エンジンとは検索システムを提供する会社、ブランドを指します。具体例を挙げると、日本で最も人気のあるポータルサイトの一つ「Yahoo! JAPAN」は、検索エンジンとしては「Google」という扱いとなり、同様の理由から「Yahoo!台湾」や「Yahoo!香港」はMicrosoft Bingとなります。
2022年2月 各国・地域におけるPCとモバイルの主要検索エンジンシェア
※2020年インターネット利用率において、グレー部分は2017年のデータ
調査概要
世界40カ国、主要検索エンジンシェア【PC、モバイル】
【調査要綱】
対象国: OECD加盟主要国を中心に当社にて抽出
インターネット利用率: Committed to connecting the world
https://www.itu.int/en/ITU-D/Statistics/Pages/stat/default.aspx
Percentage of Individuals using the Internet
検索エンジンシェアデータ参考: StatCounter http://statcounter.com/
調査日:2022年3月14日 ~ 2022年3月30日
調査対象時期:2017年7月 ~ 2022年2月
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