サグリ、愛媛県内子町は衛星データやタブレットを活用することで中山間地域の農地調査を効率化する実装検証を開始します。
〜愛媛県デジタル実装加速化プロジェクト トライアングルエヒメにおけるモデル自治体としてアクタバ・デタバを活用〜
- 実装実験の背景
愛媛県内子町は、愛媛県の県庁所在地である松山から南へ車で約45分の距離に位置する市町村である。内子町は広大かつ中間地域も多く、現地へ赴く目視での農地調査は町の職員や現場で集落協定を結ぶ地域の管理者の大きな負担となっている。これまで内子町での現地調査は紙地図を持参した調査に取り組んできましたが、今年度から、タブレット(iPad)を用いて現地調査を行う実証に取り組む。また、衛星データの利活用を通じて目視確認すべき農地を限定化し、調査負担の削滅を目指す。
https://note.com/tryangle_ehime/n/n036eda572f1a
(愛媛県内子町の農地)
- アクタバについて
サグリ株式会社では「衛星データと地上データを活用し、地球上に暮らす人類の営みを最適化する」をミッションに掲げ様々なサービスを生み出してきました。
アクタバは、耕作放棄地を早期に発見できる市町村農業委員会向けのソリューションである。衛星データやタブレットを活用することで、主に農地パトロール調査の効率化を行うことができる。代表的な導入事例は、岐阜県下呂市、兵庫県神戸市、広島県尾道市など。令和4年度より農地パトロール調査で衛星データが活用可能となった。また、アクタバは中山間地域直接支払い制度の調査にも活用が期待されており、JAXAと実証に取り組む。
- デタバについて
デタバは農地の作物銘柄を見分けることができる行政の地域農業再生協議会向けのソリューションである。営農計画書で申請された作物が申請通り作付けされているかをAIが判断し、申請通りに作付けされていないと判断された場所に絞った調査を行うことで調査の効率化を図ることができる。
- 愛媛県デジタル実装加速化プロジェクトについて
愛媛県デジタル実装加速化プロジェクトとは、愛媛県が実施する、産業の稼ぐ力の更なる強化のため、デジタル技術やロボットを実装し、地域課題の解決にチャレンジするプロジェクト。
各種産業のモデル事業者が取得したデータを有効活用し、ナレッジ共有会の開催等、事業者同士が互いに切磋琢磨し、利便性・効率性を共に高めていく動きを、県内各地・各種産業分野で広げ「人と人とのつながりをデジタルが支える社会」の実現を目指すもの。
https://dx-ehime.jp/
- サグリ株式会社について
サグリ株式会社は、「人類と地球の共存を実現する」をビジョンに掲げ、2018年6月に兵庫県で創業したスタートアップ企業です。衛星データ×AIで世界の農業と環境課題の解決を目指しています。2021年6月にはリアルテックファンドなどから総額1.55億円の資金調達を発表しました。また、ひょうご神戸スタートアップファンドの第一号案件の出資となりました。令和3年度農林水産省 農林水産技術等大学発ベンチャーに認定され、近畿経済産業局より、J-Startup-KANSAIに選出。環境省スタートアップ大賞事業構想賞受賞や東洋経済2021すごいベンチャーに選出されました。令和3年度、岐阜大学発ベンチャーにも認定され、グローバルに活動をしています。
- サグリ株式会社 代表取締役 坪井 俊輔について
サグリ株式会社 代表取締役CEO
坪井 俊輔
横浜国立大学理工学部機械工学・材料系学科を卒業。2016年ルワンダに赴き、教育活動を行う中で、現地の子どもが各々夢を持ちつつも、卒業後、農業現場で働くことを知る。衛星データを用いることで、現地の農業状況を改善し、将来的に子どもが自分の夢に挑戦できる環境を目指し、2018年にサグリを創業。サグリ創業以前は民間初、宇宙教育ベンチャーの株式会社うちゅうの創業及び代表取締役CEOを務める。MIT テクノロジーレビュー 未来を創る35歳未満のイノベーターの1人に選出。農林水産省 「デジタル地図を用いた農地情報の管理に関する検討会」 委員。情報経営イノベーション専門職大学 客員教授。DMMアカデミー1期生。ソフトバンクアカデミア13期生。Forbes JAPAN誌の発表した「世界を変える30歳未満30人の日本人」 Forbes JAPAN 30 UNDER 30 JAPAN 2022のソーシャルインパクト部門選出
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