人手・予算・空間不足で限界に直面する放課後現場|子どもの「過ごしづらさ」を解消する物品提供と環境整備支援を全国で実施
「日本中の放課後を、ゴールデンタイムに。」をミッションに活動する 特定非営利活動法人 放課後NPOアフタースクール(代表理事:平岩国泰、本部:東京都文京区/以下「放課後NPOアフタースクール」)は、全国の放課後の居場所(学童保育・児童館等)の遊びや環境づくりを支援するプロジェクトを、2026年10月から2027年3月にかけて、第1弾・第2弾の2回に分けて実施します。
夏休みを目前に控え、多くの子どもたちの居場所となる学童保育や児童館。しかし今、その現場では「過ごしづらさ」という課題が顕在化しています。こうした状況を受け、本プロジェクトでは、物品提供と空間環境の改善に向けた支援を通じて、全国の放課後現場における「過ごしづらさ」の解消を目指します。

■ 背景|放課後の居場所を充実させるモノも資金も圧倒的に足りない
多くの放課後の居場所では、人手・予算・空間の不足という課題を抱えながらも、限られた体制の中で子どもたちの日々を支えています。全国の放課後の居場所運営者からは「静かに過ごしたい子、身体を動かしたい子、それぞれに我慢をさせてしまっている」「環境を良くしたいけど、何から始めていいのかわからない」「日々の運営で手いっぱいで改善まで手が回らない」などの声があがっています。子どもたちのためにより良くしたい想いがあっても、必要な物資の購入や環境改善まで手が回らない、それが多くの放課後の居場所の現実です。
一方、子どもたちからも「学童クラブの人数がとても多すぎて、クラブの中で過ごすのがつらい」「放課後に好きな遊びができないから面白くない」といった声が複数寄せられており、一定数の子どもが放課後の居場所に「過ごしづらさ」を感じていることがわかります。
特に夏休みは、朝から夕方まで子どもたちは1日の大半を学童保育等で過ごすことになります。その時間が「毎日同じことの繰り返しでつまらない」「うるさくて落ち着かない」ではなく、「毎日楽しい」「安心できる」時間になるかどうかは、放課後の居場所が落ち着ける空間であるか、活動が充実しているかによって大きく変わります。
■ 本プロジェクトの取り組み|「遊び」と「環境」の両面から居場所を支援
こうした課題を受け、本プロジェクトでは、全国40拠点の放課後の居場所を対象に、「遊び」と「環境」の両面から支援を行います。これにより、子どもたちにとっての放課後が「我慢の時間」から「自分で選べる時間」へ変わることを目指します。

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実施期間 |
第1弾 2026年10月~2027年1月 第2弾 2027年1月~3月 |
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目的 |
・放課後の居場所の課題が広く認知されることで関心を集め、現場に必要な支援を届ける。 ・子どもたちの遊び・活動の選択肢を拡充する。 ・子どもたちが過ごしやすい放課後の環境をつくる。 |
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支援対象 |
全国の放課後の居場所40拠点 (学童保育・放課後子供教室・児童館等) |
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内容 |
プロジェクト名:みんなの放課後「環境応援プログラム」 第1弾 「遊び」と「落ち着き」を届ける物品提供 子ども一人ひとりのニーズに寄り添った遊びや環境の充実を目指し、今回は1拠点につき、「遊びBOX(室内遊び用)」「遊びBOX(外遊び用)」「落ち着きBOX」の3種類のうち、いずれかのBOXを提供します。また、物品を届けるだけでなく、活用ガイドもあわせて提供し、現場で実践しやすい工夫を共有します。 ・遊びBOX(室内遊び用):ボードゲーム、工作・ものづくり素材など ・遊びBOX(外遊び用):ボール、バドミントンなどの運動用具、コーンなどの外遊び用備品 ・落ち着きBOX:イヤーマフ、卓上パーテーション、ミニクッションなど 第2弾 居心地の良い空間をつくる「環境整備支援」 「うるさい」「落ち着ける場所がない」といった課題に対応するため、環境整備のノウハウと資材をお届けし、環境改善を支援します。限られた空間の中でも子どもたちが主体的に過ごせる環境づくりや、安心して過ごせる居場所づくりを後押しします。 ・パーテーション、可動式収納などの環境整備資材の提供 ・現場職員への研修・ノウハウ提供 |
▼みんなの放課後「環境応援プログラム」の詳細はこちら
https://npoafterschool.org/archives/news/2026/07/51004/
■ クラウドファンディングについて|社会全体で支える放課後へ
本プロジェクト実施に伴い、2026年7月6日よりクラウドファンディングを実施しています。集まった資金は、遊びの拡充や環境改善に必要な物資提供および現場支援に充てられます。この取り組みを通じて、子どもたちが過ごす放課後の居場所の課題が広く知られ、関心を集めることにより、必要な支援が放課後現場に届くことを目指します。


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実施期間 |
2026年7月6日(月)~8月31日(月) |
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タイトル |
小さな背中に“我慢”の1600時間。日本中の「放課後」を救え! |
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受付窓口 |
クラウドファンディングサイト READYFOR |
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目標金額 |
300万円 |
■ 本プロジェクトのスケジュール

■取材をご希望の方へ
本プロジェクトに関する取材をご希望の方は、下記までご連絡ください。
現時点では、プロジェクトの背景や放課後現場の課題、本取り組みについての放課後NPOアフタースクールへの取材をご案内しています。
また、支援先決定後には、支援を受ける放課後の居場所への取材調整も行う予定です。
ご連絡先:放課後NPOアフタースクール 広報
Email: press@npoafterschool.org
■ 参考資料
●公立の学童保育を退所した子どものうち約4割が「行きたがらなくなった」
放課後は本来、子どもたちにとって安心し、自分らしく過ごせる時間です。しかし学童保育や児童館などの現場では、限られた空間や設備、増加する利用者数などを背景に、子どもたちが「過ごしづらさ」を感じる場面も少なくありません。
放課後NPOアフタースクールが2026年3月に発表した調査では、公立の学童保育を退所した子どもの保護者に理由を尋ねたところ、最も多かった回答は「子どもが行きたがらなくなったから」(36.7%)でした。また、その背景には「活動や過ごし方が子どもに合わなかった」といった課題があることも明らかになっています。
この結果からは、放課後の居場所が子どもたちにとって必ずしも居心地のいい環境になっていない現状がうかがえます。
〈引用〉
小学生の放課後の居場所に関する実態調査2026 (2026.3)
https://npoafterschool.org/archives/news/2026/03/49427/
●現場の課題|「変えたくても変えられない」放課後のリアル
子どもたちが放課後の居場所で過ごしづらさを感じる背景には、現場が抱える環境面の課題もあります。放課後NPOアフタースクールが2025年1月に実施した放課後の居場所運営者向けアンケートでは、次のような声が寄せられました。
「施設が狭く、子どももスタッフも息苦しさを感じており、夏休みは特に子ども同士のトラブルが多発してスタッフの疲弊度も限界を超えていた」
「子どもの声が大きく、騒音トラブルもあり、活動を制限している」
「子どもが一人になれる場所、逃げ場がない」
このように、環境などの制約により、子どもたちが自分に合った過ごし方を選ぶことが難しい状況にある現場も少なくありません。しかし、居場所運営者はその必要性を感じながらも、予算や専門的なノウハウ、人手の不足などから改善に着手できていないという実態があります。


●課題の詳細・当事者の声はこちら
子どもや放課後現場を取り巻く課題のデータ、具体的な子ども・居場所運営者など当事者の声等については、以下の参考資料に詳細をまとめておりますので、ご参照ください。
▼みんなの放課後「環境応援プログラム」参考資料
https://npoafterschool.org/wp-content/uploads/2026/07/66f952c0dd2025e67a0b107bf320c529.pdf
■ 特定非営利活動法人 放課後NPOアフタースクールについて
「日本中の放課後を、ゴールデンタイムに。」をミッションに活動。2009年に法人化。安全で豊かな放課後を日本全国で実現するため、学校施設を活用した放課後の居場所「アフタースクール」を運営。子どもが主体的に過ごせる環境づくりに力を入れています。また、企業や自治体と連携して、全国の放課後の居場所における環境整備や人材育成の支援、体験機会創出に取り組んでいます。活動に賛同くださる多くの方と共に、社会全体で子どもたちを守り、育む活動を加速させ、子どもたちのためのより豊かな放課後の実現に向けてチャレンジを続けています。(https://npoafterschool.org/)
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