ウクライナ人道危機から3年 赤十字の活動報告会~専門家と語る現地情勢と支援ニーズの変化~2月19日(水)18:30~

日本赤十字社は、赤十字国際委員会(ICRC)駐日代表部との共催で、一般の方々を対象に、ウクライナ人道危機における赤十字の活動報告会をオンラインで開催いたします。

ICRC

 これまで「ウクライナ人道危機救援金」として、個人や法人の皆様から96億円を超える善意をお寄せいただき、日赤は国際赤十字と協力し、現地および周辺国へ様々な支援を展開しています。

 本報告会では、防衛研究所の兵頭慎治氏をお迎えし、2022年以降の現地情勢の変化を解説いただくとともに、後半は日赤およびICRCから、現地のニーズに対する赤十字の活動内容を報告いたします。ウクライナに駐在する日赤職員もオンラインで参加し、現地の人道支援活動の現状や今後の支援における重点課題等について、最後に兵頭氏も交えてパネルディスカッションを行う予定です。

 報告会終了後には、別途囲み取材のお時間も設けておりますので、この機会にぜひご取材ください。

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                          ― 開 催 概 要 ―

1 日時

2025年2月19日(水) 18:30~20:30

<タイムテーブル(予定)>

18:30~18:35 冒頭挨拶、ウクライナ人道危機救援金の概要と今回の企画説明(日赤)

18:35~18:55 3年間におけるウクライナ現地情勢の変化

(紛争の背景、現在の状況、今後の見通し等)(防衛研究所 兵頭慎治氏)

18:55~19:00 国際赤十字の支援の仕組みの解説(日赤)

19:00~19:20 ICRC活動報告(ICRC駐日代表部 眞壁仁美)

19:20~19:40 日赤ウクライナ現地代表部活動報告(日赤 芳原みなみ)※ウクライナから中継

19:40~20:00 全体質疑応答、パネルディスカッション

20:00~20:30 囲み取材(報告会終了後)※メディアの皆様からのご質問は囲み取材でお受けします。

2 開催方法

  オンライン(Microsoft Teams)

※一般の方々は、オンライン参加のみとなります。

※メディアの皆様は、「配信会場での対面ご取材」または「オンラインでのご取材」のいずれかの方法で参加いただけます。

※オンライン参加のメディアの皆様も、囲み取材にオンラインで参加いただくことが可能です。

3 配信会場

日本赤十字社 本社(東京都港区芝大門1-1-3)

  

4 登壇者(予定)

防衛研究所 研究幹事 兵頭慎治 氏                    

1996 - 98 年に外務省在ロシア日本国大使館で政務担当専門調査員、2001‐03 年には内閣官房副長官補付内閣参事官補佐を務める。英国王立総合国防安全保障研究所(RUSI)の客員研究員や、北海道大学スラブ研究センター共同研究員を歴任し、11‐15 年に防衛研究所地域研究部米欧ロシア研究室長に。16‐18 年には内閣官房国家安全保障局(NSS)顧問、18 年からロシア・東欧学会理事を務める。当日は、3年間におけるウクライナ現地情勢の変化等につき、解説いただく。

■赤十字国際委員会(ICRC)駐日代表部 広報統括官 眞壁仁美

  記者や報道ディレクターを経て、2009年にICRCに入り、2013年より現職。南スーダンやフィリピンに派遣され、生計の自立支援や離散家族の連絡回復・再会事業などフィールド要員としても活動。

   ■日本赤十字社 ウクライナ現地代表部首席代表 芳原みなみ

日本赤十字社にて、フィリピン台風、トルコ地震等の救援活動に従事する傍ら、ICRCにも出向し、ミャンマー、ナイジェリア等で紛争関連の人道支援に従事。2024年5月よりウクライナ・キーウに駐在し、日赤が行う現地での支援の総合調整を担う。

5 申し込み方法

報告会のご取材/ご視聴をご希望の方は、以下URLまたは二次元コードよりお申込みください。

登録完了後、メールにて当日のご案内をお送りいたします。

                        

URL:https://forms.office.com/r/mdshAWnD1z 

締め切り:2月19日(水)12:00

6 事前質問・お問合せ

以下URLまたは二次元コードよりお問合せください。

                        

URL:https://forms.office.com/r/FVuwjkyzvU

締め切り:2月19日(水)12:00

7 【参考】日赤のウクライナ人道危機救援事業

■「ウクライナ人道危機救援金」の受け付け

日赤は、ウクライナ人道危機救援事業を実施するため、2022年3月2日から「ウクライナ人道危機救援金」を募集し、2024年12月末時点で約96億円を受け付けている(受付終了予定時期は現状の2025年3月31日から1年間延長予定)。

国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)と赤十字国際委員会(ICRC)に対して、周辺国を含む避難地域および紛争地域で実施する赤十字の救援活動のため、これまでに50億2000 万円の資金供与を行った(2025年2月現在)。

▼ウクライナ人道危機救援金(WEBサイト)

https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/

■ウクライナ赤十字社との二国間事業の実施

日赤はウクライナ西部地域を主な対象として、予算規模約45億円で、これまで以下4分野において計11事業を実施している。(2024年12月現在。既に完了した事業や今後予定している事業を含む。)

また、現地代表部(キーウ)を設置し、職員を派遣して事業の管理を行うとともに、国際赤十字と連携を図っている。

①保健医療分野

巡回診療支援、リハビリテーションセンター支援、訪問リハビリテーション支援

②社会福祉分野

コミュニティセンター支援、在宅ケア支援

③緊急支援分野

救急車支援、緊急対応基金支援、厳冬期対策支援、現金給付支援、緊急対応チーム支援

④組織強化分野

ウクライナ赤十字社組織強化支援

▼日赤のウクライナ人道危機救援事業(WEBサイト)

https://www.jrc.or.jp/international/results/ukraine_jrcs.html

             このリリースについてのお問い合わせ

     日本赤十字社 広報室(メディアの方へ)https://www.jrc.or.jp/media/

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会社概要

赤十字国際委員会

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URL
https://jp.icrc.org/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都港区赤坂1-11-36 レジデンスバイカウンテス320
電話番号
03-6628-5450
代表者名
榛澤 祥子
上場
-
資本金
-
設立
1863年02月