~クラシエの漢方×子育て~ 2人に1人が「子どもの服薬で苦労」を経験「子どもの体調管理」に関する母親の悩みを調査
子どもでも飲みやすい漢方薬の服用方法&親子で飲める漢方薬を紹介
1. 鼻炎やかぜだけでなく、実は約3割の小学生が「花粉症」に
2. 子どもの体調変化に気づきにくい!? 約4割の母親が「子どもの急な体調不良」に困ると回答
3. 子どもでも飲みやすい漢方薬の服用方法&親子で飲めるおすすめの漢方薬を紹介
漢方薬を中心とした一般用医薬品と医療用医薬品を販売するクラシエ薬品株式会社では、1年間を通して季節や流行に応じた漢方情報を発信してまいります。今回は、小学生の子どもを持つ20代~40代の母親を対象に子どもの体調管理に関する実態調査(※1)を実施しました。
もうすぐやってくる夏休み、子どもと過ごす時間が増え、夏バテや生活リズムの崩れによる子どもの体調変化が気になる方も多いのではないでしょうか。また、楽しみにしている家族旅行やおでかけの予定が体調不良で台無しになるのを防ぐためにも、親子で体調管理が必須です。そこで、今回は子どもの体調不良や健康管理について調査し、親子で飲める漢方薬についてご紹介します。
鼻炎やかぜだけでなく、実は約3割の小学生が「花粉症」に
まず、子どもに多い体調不良について尋ねたところ「鼻炎」が29.3%と最も多い結果となりました。次いで「かぜ」(28.5%)が多く、大人に比べて免疫が弱い子どもはウイルスや細菌などに感染しやすいことがうかがえます。また、「花粉症」(27.3%)も僅差で3番目に挙げられたことから、大人だけでなく子どもにも花粉症患者が多い実態が明らかとなりました。
子どもの体調変化に気づきにくい!? 約4割の母親が「子どもの急な体調不良」に困ると回答
続いて、子どもの健康管理で困ることを尋ねたところ、「急に体調を崩す」が42.3%と最も多い結果となり、約4割の母親が子どもの体調変化に気づくことができず困っていることがわかりました。子どもは自分自身の体調の変化に気づきにくく、体調を説明することも難しいため、気づかないうちに体調を崩していることがあります。また、小学校の中では多くの児童が集まって時間を過ごすため、学校内で感染症にかかってしまうことも要因として考えられます。
※1調査概要
○調査対象:全国の20代~40代の小学生の子を持つ母親400名(有効回答数)
○調査期間:2024年4月26日
○調査方法:インターネットアンケート/クラシエ調べ(クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査)
半数以上の母親が子どもの服薬で“苦労を経験”
「子どもが薬を飲むことを嫌がったことはあるか」と尋ねたところ、半数以上の母親が「嫌がったことがある」と回答しました。この結果から、多くの母親が子どもに薬を飲ませることに苦労していることがうかがえます。
子どもでも飲みやすい漢方薬の服用方法&おすすめの漢方薬を紹介
ここでは、薬の服用が苦手な子どもに漢方薬を上手く飲ませるコツや、おすすめの漢方薬についてご紹介します。
<漢方薬を飲みやすくする方法>
水または白湯を先に口に含んでから飲む
味や匂いが気になる場合、先に水または白湯を口に含んだあとに、漢方薬を口に含んだ水の上に落とし、その水と漢方薬を一気に飲むと口に残りにくく、味や匂いが緩和されます。
他にも、市販の服薬ゼリーを活用したり、ココアのように少し苦みのある飲み物に混ぜて服用することで、漢方薬の苦みが緩和されて飲みやすくなります。ただし、薬の吸収に影響を及ぼす可能性があるためやむを得ない場合以外は水や白湯で服用することをおすすめします。
<子どもでも飲みやすい漢方薬も登場!>
近年では、味や匂い、形状が工夫された、従来の漢方薬のイメージとは異なる子どもでも飲みやすい漢方薬が続々と登場しています。ここでは、子どもでも飲みやすいクラシエ薬品の漢方薬をご紹介します。
黒糖味でお湯に溶かして飲める
かぜのひきはじめや鼻かぜには葛根湯!「葛根湯」は、体を温めて発熱を助けることで免疫力を高めてかぜ症状を改善する処方です。
葛根湯KIDS
【第2類医薬品】
希望小売価格:836円/3日分(税込)
水なしで飲めるグレープ風味のゼリータイプ
こども咳止め漢方ゼリーに含まれる「五虎湯(ごことう)」は、体を冷ますことで、気管支の炎症を抑え、咳を鎮める働きがあるため、呼吸を楽にします。
こども咳止め漢方ゼリー
【第2類医薬品】
希望小売価格:990円/2日分(税込)
水なしで飲めるプラム味のゼリータイプ
「竹葉石膏湯(ちくようせっこうとう)」を配合した医薬品で、7種類の生薬の働きで、身体にこもった余分な熱を下げ、熱により不足した潤いを補いながら、軽い熱中症や口の渇きなどの症状を改善します。
サマレスゼリー
【第2類医薬品】
希望小売価格:1,100円/4包(税込)
~大人より暑さに弱い!子どもの熱中症対策をしよう~
一般的に子どもは大人より身体が小さく、体温調節機能が未熟なため熱中症になりやすいと言われています。また、子どもは軽度の症状を正確に訴えることができず、症状が進行してから熱中症に気づくことも少なくありません。特に、今年は全国的に猛暑が続くことが予想されているので、子どもの熱中症には要注意です。
子どもに特徴的な軽度の症状として、めまいや立ちくらみの他、ぐったりして元気がない、機嫌が悪い、あくびが出るといった分かりにくい症状もあります。重症化を防ぐためには、このような些細な体調変化に気づいてあげることも大切です。気温が高い日の外出を控えたり、こまめな水分補給をするなど、親子で熱中症対策をしましょう。
■子どもの熱中症について:https://www.kracie.co.jp/ph/samales/column02.html
クラシエ薬品の“親子で飲めるおすすめ漢方薬”のご紹介
クラシエ薬品より、親子で飲めるおすすめの常備漢方薬をご紹介します。
<イライラや、疳の虫には抑肝散加陳皮半夏!>
抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ) ※2才から服用できます
抑肝散加陳皮半夏は、大人のイライラや怒りっぽくなった等の症状だけでなく、子どもの疳の虫や夜泣きにも効果のある漢方薬です。いずれの症状も興奮状態が引き起こすものであるため、自律神経系を調節して、交感神経の亢(たか)ぶりを鎮めることで改善が期待できます。
また、この漢方薬には胃腸の働きを整える作用もあるため、胃腸の弱いかたでも服用しやすい処方です。胃腸を整え、栄養をしっかりと身体に取り入れることも心の乱れにくい体作りに役立ちます。
抑肝散加陳皮半夏エキス顆粒クラシエ
【第2類医薬品】
希望小売価格:2,420円/8日分(税込)
効能:体力中等度をめやすとして、やや消化器が弱く、神経がたかぶり、怒りやすい、イライラなどがあるものの次の諸症:神経症、不眠症、小児夜泣き、小児疳症(神経過敏)、更年期障害、血の道症、歯ぎしり
(注)「血の道症」とは、月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性のホルモンの変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状を指します。
5才から服用出来る、飲みやすい錠剤タイプもあります!
抑肝散加陳皮半夏エキス錠クラシエ
【第2類医薬品】
希望小売価格:4,840円/20日分(税込)
効能:同上
<かぜのひきはじめや鼻かぜには葛根湯!>
葛根湯(かっこんとう) ※7才から服用できます
「体がゾクゾクする」という症状は、体内に入り込んだウイルスと戦うために、体が体温を上げようとした結果、現れるものです。体は発熱することで、ウイルスと戦いかぜを治そうとします。「葛根湯」は、体を温めて発熱を助けることで免疫力を高めてかぜ症状を改善する処方です。ウイルスが弱ったことを察知すると、今度は発汗させて熱を下げます。体が治そうとする力に沿ったはたらきに合ったメカニズムで、かぜ症状を改善していきます。
「クラシエ」漢方葛根湯エキスFC錠
【第2類医薬品】
希望小売価格:1,760円/8日分(税込)
効能:体力中等度以上のものの次の諸症:感冒の初期(汗をかいていないもの)、鼻かぜ、鼻炎、頭痛、肩こり、筋肉痛、手や肩の痛み
3か月の乳児から服用できる「葛根湯KIDS」もあります!
※1才未満の乳児には、医師の診療を受けさせることを優先し、やむを得ない場合にのみ服用させてください
葛根湯KIDS
【第2類医薬品】
希望小売価格:836円/3日分(税込)
効能:同上
クラシエ薬品について
クラシエ薬品は漢方のプロフェッショナルとして、半世紀以上にわたり日本に暮らす人々の健康で豊かな暮らしをサポートしてきました。漢方薬を中心に一般用医薬品から医療用医薬品まで自社一貫体制の下で幅広く提供しています。
近年、健康の価値や暮らしのあり方が大きく変化している社会の状況を受けて、クラシエ薬品は漢方事業における医療用分野と一般用分野の連携を強め、「クラシエの漢方」として事業一体で漢方薬を通じた健康価値の提供を高めていくことに挑戦していきます。
漢方を通じて、日本に暮らす人々が自らの健康を総合的に見つめ、理想とする健康的な暮らしをつくることをサポートしていきます。
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