「洋服の青山」最高峰スーツブランド『サビルロウ』トレーサブルな生地を使用した新作スーツ発売

「ZQ」認証のウール原料を採用し、国内老舗生地メーカー「ニッケ」による一貫生産

青山商事株式会社（本社：広島県福山市／代表取締役社長：青山理(おさむ)）は、「洋服の青山」の最高峰スーツブランド『サビルロウ』より、原料認証システム「ZQ（ジーキュー）」認証を受けたウールを採用し、国内の老舗生地メーカーである株式会社ニッケテキスタイル（以下：ニッケ）により一貫生産されたトレーサブル（生産・流通履歴の追跡）な生地を使用したスーツを、11月21日（火）から洋服の青山680店舗の店頭および、洋服の青山オンラインストアで販売します。

◎商品ページ： https://tinyurl.com/32djyn4u

サステナブルな取り組みが推進される中、トレーサビリティーについて関心が高っています。今回の企画では、羊毛原料の生産牧場（ニュージーランド）における動物の飼育・環境への配慮、作業の安全、適切な雇用について社会的・倫理的基準を設け、第三者が監査し原料認証システム「ZQ」の認証を受けたトレーサブルな原料を採用しました。

また、表生地は国内の老舗生地メーカーとして、特にウール素材の開発に力を入れてきたニッケの「ニッケ印南工場（兵庫県加古川市）」にて生産。「ZQ」認証を受けた上質な糸に通常の1.5倍の撚りをかけ、弾力性を引き出しています。また、ハリ・コシ感を持たせながらも特別な工程を踏むことで、柔らかくしなやかな風合いを兼ね備えています。原料開発・紡績・染色・織り・整理工程まで一貫して製造できる毛織物メーカーならではの経験と高い技術力により、スーツの美しいシルエットにつながる素材に仕上がっています。

型紙は、伝統的なスタイルは守りながらも現代的な要素を取り入れたモデルにて企画。肩幅やバストは若干細く、パンツは腰回りにゆとりのあるテーパードシルエットです。さらに、外からは見えない毛芯と呼ばれるスーツの成形や保形性に関わる副資材にもこだわり、軽くて柔らかな着心地を実現しました。色柄は、ネイビーストライプ柄やチャコールグレーチェック柄など7種類を展開します。

商品概要（NSR030・031・032）

デザイン　（ジャケット）段返り3つボタン　（パンツ）ツープリーツテーパード

色柄　7種類：へリンボーン柄／ネイビー・ブルー・チャコールグレー、ストライプ柄／ネイビー・ブラウン、チェック柄／ネイビー・チャコールグレー

価格　65,890円（税込）

販売　「洋服の青山」680店舗、「洋服の青山オンラインストア」

※記載の情報はリリース発表時現在のものです。

• 『サビルロウ』のこだわり

①バックネック支点構造

高級な麻芯地を使用。通常のものよりもハリ・コシがあり、襟元をしっかりと支える効果があります。フィット感が高まり、軽くなめらかな着心地です。

②S字ライン

直立した時に背中のラインが緩やかなS字を描き、バックフィッティングが美しいシルエットに仕上がっています。

③胸の立体的なボリューム

柔らかくソフトな芯地を使い、胸元から肩の後ろまで毛芯を延長することで、軽く軽快な着用感に仕上げつつ胸元のボリュームを維持しています。

• 『サビルロウ』とは

『サビルロウ』とは、背広の語源になったといわれる世界中のVIPが集うロンドンの「サビルロウ」通りが名前の由来となっています。サビルロウ通りは、高級注文洋服店が軒を並べ、生地・仕立て・シルエット・着心地に至るまで熟練の職人たちが最高の仕事を提供しています。その伝統と技術、美意識に敬意を表し、「洋服の青山」ではその名をブランドの冠にしました。英国スタイルの伝統を継承し、全てに最高を求めた究極のスーツを目指したのが、『サビルロウ』です。

• バイヤーコメント

洋服の青山　商品部　河原林孝太（かわらばやしこうた）

今回採用した素材は、サビルロウにふさわしい織物を目指し、何度も試作を繰り返し、「他とは違う」オリジナルの生地です。生地の風合いを数値化したデータでは、「稀にしかない優れたもの」と評価されています。こだわりのシルエットは、肩パッドを無くし、副資材も軽いものを採用しているため、クラシックで重厚感のある見た目に反し、軽く、柔らかい着心地です。生地の風合いの良さ、重厚感のある見た目と着用した際のギャップを、是非体感して下さい。

• 「ZQ（ジーキュー）」とは

羊毛原料の生産牧場における動物の飼育・環境への配慮、作業の安全、適切な雇用について社会的・倫理的基準を設け、第三者が監査し、認証する原料認証システムです。羊毛生産農家は農業関連分野を専門とするニュージランドの認証機関（Asure Quality）が企画立案したチェックシートに従って牧羊作業を管理し、3年に一度の定期検査と事前予告なしの不定期検査を通して指導及び認証を受け、はれてZQ生産農家となります。ZQはサステナブルかつトレーサブルなシステムです。

• ニッケ印南(いんなみ)工場

1919年に操業を開始した兵庫県県加古川市に位置する「ニッケ印南工場」。時代背景に沿ったウール由来の様々な織物を生産提供してきました。レンガの壁とノコギリ形状の屋根の外観を持つ工場は、当時イギリスの設計様式で建築されました。趣のある外観の一方、空気で糸を飛ばし織物を織る織機や、省エネルギーで多彩な風合いを引き出す洗い工程など、最新鋭の機械が稼働しています。素材の特長を生かすとともに、様々なシーンで着用される織物を生み出しています。