フリースケール、最適な受信性能を実現する新しいブロードバンド低ノイズ・アンプを発表
フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区下目黒1-8-1、代表取締役社長:ディビッド M. ユーゼ、以下 フリースケール)は、GaAsプロセス技術をベースとする新しい拡張モードpHEMT低ノイズ・アンプ(LNA)を発表しました。700~1400MHzで動作するさまざまなワイヤレス・システムを対象に、最適なレシーバ性能を実現します。小型セル/マクロセル・トランシーバをはじめとして、極めて優れたNF指数、高いリニアリティ、高いRF出力が求められる幅広いアプリケーションで使用可能です。
新しいLNA「MML09231H」は、NFが900MHz時に0.36dBで、LNAデバイスとして業界屈指の低ノイズ指数を実現し、この周波数範囲で最高クラスの性能を発揮します。非常に低いレベルの信号に対する感度を高めるこの性能は、受信機設計にとって理想的です。また、MML09231HのOIP3(3次出力インターセプト・ポイント)は900MHz時に37.4dBmで、今日のワイヤレス・システムに求められる高リニアリティに対応します。
フリースケールの新しいLNAは、最大+20dBmの入力信号に対応し、+24.5dBm(280mW)のピークRF出力、-21dBのリバースアイソレーション、17.2dBの小信号ゲイン(外部調整可能)、単一の5V DC電源からわずか55mAの電流消費で動作します。その他にも、統合電源停止ピン、一定の電流を維持するアクティブ・バイアス制御、温度に関する無条件の安定性、少ない外部コンポーネント数といった特長を備えています。
供給
MML09231Hは現在、量産出荷中です。迅速に評価を行うためのリファレンス試験装置も利用可能です。サンプルや価格の詳細については、フリースケール・セミコンダクタまたはお近くの販売代理店にお尋ねください。
フリースケール・セミコンダクタについて
フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、先進の自動車、民生、産業、およびネットワーク市場において、業界を牽引する製品を提供する組込みプロセッシング・ソリューションの世界的リーダーです。マイクロプロセッサ、およびマイクロコントローラ、センサ、アナログ製品やコネクティビティといった私たちの技術は、世界中の環境、安全、健康を向上させ、そしてそれらをよりつなげるイノベーションの基盤となります。また、オートモーティブ・セーフティ、ハイブリッドや電気自動車、次世代のワイヤレス・インフラストラクチャ、スマートエナジー、ポータブル医療機器、家電やスマート・モバイル製品といったアプリケーション向けの製品を提供しています。フリースケールは、テキサス州オースチンを本拠地に、世界各国で半導体のデザイン、研究開発、製造ならびに営業活動を行っています。詳細は、http://www.freescale.com/jaをご覧ください。
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