将来を担う日本の若手女性研究者の研究継続を支援 2021年度 第16回「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」2020年11月25日(水)より募集開始
世界最大の化粧品メーカーである仏・ロレアルの日本法人である日本ロレアル株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:ジェローム ・ブリュア)は、2021年度 第16回「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」の募集を開始し、2020年11月25日(水)~2021年2月28日(日)の期間で、応募を受付けます。本奨励賞は、将来を担う日本の若手女性研究者が国内の教育・研究機関において研究を継続できるよう支援する目的で創設されました。
「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」は、ロレアルグループとユネスコが世界規模で展開する女性科学者を支援する共同プロジェクトの理念を継承し、日本ロレアルがユネスコ国内委員会の協力のもと2005年に創設しました。生命科学または物質科学の分野において、博士後期課程に在籍あるいは、博士後期課程に進学予定の40歳未満の日本国籍を有する女性を対象としており、毎年各分野から2名ずつ(計4名)選出されます。受賞者には、賞状および奨学金100万円を贈呈し、1年間の研究継続をサポートしています。
さらに、本受賞者4名の中から1名をロレアルグループ本社とユネスコが主催する「ロレアル-ユネスコ女性科学賞-国際新人賞」の2022年度の候補者として選出し、各国から選出された候補者からトップ15名の若手女性科学者に賞金約200万円を贈呈します。
ロレアルグループはフランス人化学者ユージンヌ・シュエレールにより1909年に創立されて以来、科学に基づく製品研究・開発を事業の中核に据えてきました。この創業以来の理念に基づき、“世界は科学を必要としており、科学は女性を必要としている”という信念のもと、世界規模で女性科学者を支援しています。1988年には、科学の発展に寄与した優れた女性科学者を顕彰する「ロレアル-ユネスコ女性科学賞」(仏・ロレアル財団主催)を創設。毎年、世界五大陸から5名の女性科学者を選出しています。過去受賞者のうち、2020年に新たな2名と併せて計4名がノーベル賞を受賞するという快挙を遂げています。日本からの歴代受賞者数は6名で、2019年には日本を代表する科学者である川合 眞紀 自然科学研究機構分子科学研究所所長が受賞されました。
女性研究者の活躍推進は未だ課題があり、世界における研究者のうち女性の割合はわずか29%、女性ノーベル賞受賞者は3%に留まります[i]。日本の女性研究者の数は、15万5千人。年々増加傾向にはあるものの、研究者全体に占める割合は未だ16.6%と世界平均に及んでいない状況です[ii]。そんな状況を少しでも改善すべくロレアルグループ全体として本賞を設けており、歴代受賞者はその研究内容において国内外で高く評価され、また研究生活と並行して結婚・出産、次世代の育成など、多様なキャリアを切り拓いています。
【募集要項】
1. 受付期間: 2020年11月25日(水)から2021年2月28日(日)必着
2. 応募方法: 下記必要書類を「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」事務局宛にe-mailにてお送りください。一つのフォルダに下記必要書類をまとめて格納のうえ、お送りいただく際はパスワードをかけ、所属大学・機関で推奨されているファイル送付サービスをご使用ください。
≪応募必要書類≫
■ 応募申請書
■ 履歴書
■ 指導教官からの推薦状
■ これまでの研究内容の概要
■ 今後一年間の研究題目とその概要および今後の展望
■ 発表論文リスト
■ 論文別刷
書類送付先 / お問い合わせ先:loreal-fwis-japan@kreo.jp *事務局より書類受取のご連絡を1週間以内にいたします。
3. 選考: 1次審査(書類選考)、2次審査(ヒアリング)、選考委員会による厳正なる審査を経て、2021年中旬を目途に採否をご連絡します。
4. 授賞式: 採否のご連絡後、東京で授賞式を開催し、正式に受賞者の発表を実施します。
応募要項に関する詳細は、こちらをご確認ください。http://news.nihon-loreal.jp/csr/fwis/award2021.php
* * *
[ii] 総務省統計局 2019年(令和元年)科学技術研究調査結果より
「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」は、ロレアルグループとユネスコが世界規模で展開する女性科学者を支援する共同プロジェクトの理念を継承し、日本ロレアルがユネスコ国内委員会の協力のもと2005年に創設しました。生命科学または物質科学の分野において、博士後期課程に在籍あるいは、博士後期課程に進学予定の40歳未満の日本国籍を有する女性を対象としており、毎年各分野から2名ずつ(計4名)選出されます。受賞者には、賞状および奨学金100万円を贈呈し、1年間の研究継続をサポートしています。
さらに、本受賞者4名の中から1名をロレアルグループ本社とユネスコが主催する「ロレアル-ユネスコ女性科学賞-国際新人賞」の2022年度の候補者として選出し、各国から選出された候補者からトップ15名の若手女性科学者に賞金約200万円を贈呈します。
ロレアルグループはフランス人化学者ユージンヌ・シュエレールにより1909年に創立されて以来、科学に基づく製品研究・開発を事業の中核に据えてきました。この創業以来の理念に基づき、“世界は科学を必要としており、科学は女性を必要としている”という信念のもと、世界規模で女性科学者を支援しています。1988年には、科学の発展に寄与した優れた女性科学者を顕彰する「ロレアル-ユネスコ女性科学賞」(仏・ロレアル財団主催)を創設。毎年、世界五大陸から5名の女性科学者を選出しています。過去受賞者のうち、2020年に新たな2名と併せて計4名がノーベル賞を受賞するという快挙を遂げています。日本からの歴代受賞者数は6名で、2019年には日本を代表する科学者である川合 眞紀 自然科学研究機構分子科学研究所所長が受賞されました。
女性研究者の活躍推進は未だ課題があり、世界における研究者のうち女性の割合はわずか29%、女性ノーベル賞受賞者は3%に留まります[i]。日本の女性研究者の数は、15万5千人。年々増加傾向にはあるものの、研究者全体に占める割合は未だ16.6%と世界平均に及んでいない状況です[ii]。そんな状況を少しでも改善すべくロレアルグループ全体として本賞を設けており、歴代受賞者はその研究内容において国内外で高く評価され、また研究生活と並行して結婚・出産、次世代の育成など、多様なキャリアを切り拓いています。
【募集要項】
1. 受付期間: 2020年11月25日(水)から2021年2月28日(日)必着
2. 応募方法: 下記必要書類を「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」事務局宛にe-mailにてお送りください。一つのフォルダに下記必要書類をまとめて格納のうえ、お送りいただく際はパスワードをかけ、所属大学・機関で推奨されているファイル送付サービスをご使用ください。
≪応募必要書類≫
■ 応募申請書
■ 履歴書
■ 指導教官からの推薦状
■ これまでの研究内容の概要
■ 今後一年間の研究題目とその概要および今後の展望
■ 発表論文リスト
■ 論文別刷
書類送付先 / お問い合わせ先:loreal-fwis-japan@kreo.jp *事務局より書類受取のご連絡を1週間以内にいたします。
3. 選考: 1次審査(書類選考)、2次審査(ヒアリング)、選考委員会による厳正なる審査を経て、2021年中旬を目途に採否をご連絡します。
4. 授賞式: 採否のご連絡後、東京で授賞式を開催し、正式に受賞者の発表を実施します。
応募要項に関する詳細は、こちらをご確認ください。http://news.nihon-loreal.jp/csr/fwis/award2021.php
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- ロレアルグループについて (https://www.loreal.com/)
- 仏・ロレアルは、100年以上にわたって美に捧げてきました。36の多様で国際的で独自なブランドポートフォリオを有し、2019年のグループの売上高は298.7億ユーロ、社員数は88,000人です。世界有数の化粧品会社であるロレアルは、マス市場から百貨店、調剤薬局、ドラッグストア、美容院、トラベルリテールや旗艦店、Eコマースなど、あらゆる流通チャネルで展開しています。4,100名の研究員を有し、研究開発をグループ戦略の基幹に置き、世界中の人々の美への熱望を叶えるために日々活動しています。研究員のうち、女性が占める割合は70%に上ります。
- 日本ロレアルについて (http://www.nihon-loreal.jp/)
- 1963年から事業を開始し、1996年に日本法人である日本ロレアル株式会社が設立されました。2019年時点で2,670人の従業員を有し、17のブランドを取り扱い、化粧品の輸入、製造、販売、マーケティングを行っています。1983年に日本に研究開発拠点を置き、現在、日本ロレアルリサーチ&イノベーションセンター(川崎市・溝の口)として、日本をはじめ、アジアの研究開発の中心的な役割を担っています。200名以上の研究者を有し、うち女性研究者は56%を占めています。2005年から生命・物質科学分野における博士後期課程在籍または進学予定の若手女性科学者を支援する奨学金 「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」を推進しており、2020年を含め、59名の若手女性科学者が受賞しています。
- ユネスコについて (https://en.unesco.org/)
- ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)は、諸国民の教育、科学及び文化の協力と交流を通じた国際平和と人類の共通の 福祉の促進を目的とした国際連合の専門機関です。本部はフランス・パリにあり、2020年11月現在の加盟国数は193カ国です。科学においては、技術、イノベーションや教育の発展に注力しているほか、海洋資源や生物多様性の保全、科学的知識に基づく気候変動や自然災害への対応策に取り組んでいます。とりわけ研究において、あらゆる人種差別の撤廃と男女共同参画を推進しています。
- 日本ユネスコ国内委員会について (http://www.mext.go.jp/unesco/index.htm)
- 日本では「ユネスコ活動に関する法律」に基づき、文部科学省に置かれる特別の機関として日本ユネスコ国内委員会が設置 されています。日本ユネスコ国内委員会は、教育、科学、文化等の各分野を代表する60名以内の委員で構成され、我が国におけるユネスコ活動の基本方針の策定、ユネスコ活動に関する助言、企画、連絡及び調査等を行っています。日本ユネスコ国内委員会事務局は文部科学省に置かれ、文部科学省国際統括官が日本ユネスコ国内委員会事務総長を務めています。
[ii] 総務省統計局 2019年(令和元年)科学技術研究調査結果より
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