官民連携のリユース拠点開始から半年で約68tの粗大ごみ減量効果 財政効果額の試算は年間約1,700万円
持ち込まれた不要品の約95%をリユースし1.2万品の受け渡しに成功
地域の情報サイト「ジモティー」(以下、ジモティー)を運営する株式会社ジモティー(本社所在地:東京都品川区 代表取締役社長:加藤 貴博 以下、当社)は、東京都世田谷区(区長:保坂 展人 以下、世田谷区)と2021年10月6日から実証実験を開始している「世田谷区不要品持ち込みスポット」の半年間の結果をお知らせします。持ち込まれた不要品のうち約95%にあたる約12,200品のリユースに成功し、粗大ごみ減量効果は約68tと試算しております。また財政効果額の試算では年間約1,700万円を想定しております。
■実証実験の結果について
持ち込みを開始した2021年10月6日~2022年3月31日の約6か月間で、世田谷区がピックアップ回収した分も含めて12,854品の不要品が持ち込まれ、そのうちの約95%となる12,206品のリユースに成功しました。ごみの減量効果は、68.3tと試算(注1)しております。期間中、最も多く持ち込まれたのは、家具類で全体の約28%、次いで家電類が全体の約25%でした。これまで粗大ごみとして廃棄されていたような古い家具や家電製品などであっても、ジモティーの集客力を活かし、回収後すぐにサイト上で多くの近隣住民に周知することで、高いリユース率を実現することに成功しました。
また半年間の実証実験から、東京二十三区清掃一部事務組合経費分担金の減少分、リユース品の有償譲渡によって生じる売払額、粗大ごみ量の減少に伴う粗大ごみ収集車両の削減効果分をもとに財政効果額を試算すると、年間で1,705万3千円の財政効果を想定しております(注2)。
今回の取組みに関して利用者へのアンケートを実施した結果、利用の満足度においては「とても良い」、「良い」を選んだ回答者が約97%おり、高い評価を得る取組みとなっておりました。利用した理由に関しても、「粗大ごみとして廃棄するのはもったいないと感じていたから」とする回答が約91%にも上り、リユースに関しての行動や意識啓発の促進になっていることが顕在化する結果となりました(注3)。
■今後の取組みについて
世田谷区不要品持ち込みスポットは当初、2022年3月31日までの期間限定で実証実験を行う予定でございましたが、想定を上回るリユース・ごみ減量の効果が見られる一方で短期間の検証では確認できない実績や課題などもあることから、より実効性を高めるためのリユース手法の試行等を実施し、さらなるごみ減量の仕組みとするべく、2022年2月1日に実証実験の期間延長を発表しており、2023年3月31日まで開設される予定となっております。
当社では、今後も地域内での資源循環を促進し、地元で個人・企業・行政が必要なものを互いに融通しあえる持続可能な社会の実現を目指しサービス運営に尽力してまいります。地域内での資源循環の促進やごみの削減を検討されている、全国の地方自治体や企業からのお問い合わせをお待ちしております。
<世田谷区不要品持ち込みスポットについて>
世田谷区不要品持ち込みスポットは、世田谷区と共同運営する官民連携のリユース拠点です。本来であれば粗大ごみとして廃棄されるものを、他の方が気持ちよく使えるものであれば、何点でも無料で持ち込むことができ、区民の方が気軽にリユース活動に参加できる場所となっております。また、世田谷区で収集した粗大ごみの中で状態の良い品物をピックアップ回収し、世田谷区不要品持ち込みスポットでリユース品に転換しています。持ち込まれた不要品は、ジモティーに出品し、必要な方へ販売またはお譲りしています。
詳細:https://jmty.co.jp/archives/19036/news_release/
※注1:持ち込まれた不要品の平均重量、リユースされた件数から算出
※注2:<試算の前提条件>
ⅰ 粗大ごみ減量効果 68.3tの2倍 136.6tを1年間分の粗大ごみ減量効果とする。
ⅱ 東京二十三区清掃一部事務組合経費分担金の減少分は、令和3年度ごみ処理実績を基に、実証実験による粗大ごみ減量効果分の分担金の減少分とする。
ⅲ①粗大ごみ収集車両の削減は、粗大ごみ減量効果 68.3t分(半年間)と 136.6t分(年間)の収集運搬に必要な車両台数相当の委託費用減少分とする。
ⅲ②粗大ごみから清掃事務所が選別を行ったリユース品については、玉川清掃事務所で実施した実績のみで試算。
※注3:世田谷区不要品持ち込みスポットを利用した、持ち込み者100名、引き取り者100名が対象
■「ジモティー」について
「ジモティー」は、様々な情報を都道府県別や市区町村別に一覧化した情報サイトです。ジモティーでは「売ります・あげます情報」「不動産情報」「求人情報」等のカテゴリー別に、利用者の目的に応じて分類された情報が掲載され、利用者は無料で情報交換をすることが可能です。日本初の本格的なクラシファイドサイトとして、2011年11月にサイトをオープンしました。利用者同士が手渡しで取引が可能な品物や利用者の地元の情報が多く掲載されていること、利用料が無料であることから、誰でも簡単に利用できるサービスとして、月間で約1,000万人の方々に利用されています。2021年9月に発表された第4回エコプロアワードにおいては、最高位の一つである「環境大臣賞」を受賞するなど、サーキュラーエコノミーを体現するサービスとして評価を得ています。
URL:https://jmty.jp/
<本件に関して提携を希望される自治体様、報道関係の皆様からのお問い合わせ先>
株式会社ジモティー 経営企画室 宮本
MAIL:press@jmty.jp
持ち込みを開始した2021年10月6日~2022年3月31日の約6か月間で、世田谷区がピックアップ回収した分も含めて12,854品の不要品が持ち込まれ、そのうちの約95%となる12,206品のリユースに成功しました。ごみの減量効果は、68.3tと試算(注1)しております。期間中、最も多く持ち込まれたのは、家具類で全体の約28%、次いで家電類が全体の約25%でした。これまで粗大ごみとして廃棄されていたような古い家具や家電製品などであっても、ジモティーの集客力を活かし、回収後すぐにサイト上で多くの近隣住民に周知することで、高いリユース率を実現することに成功しました。
また半年間の実証実験から、東京二十三区清掃一部事務組合経費分担金の減少分、リユース品の有償譲渡によって生じる売払額、粗大ごみ量の減少に伴う粗大ごみ収集車両の削減効果分をもとに財政効果額を試算すると、年間で1,705万3千円の財政効果を想定しております(注2)。
今回の取組みに関して利用者へのアンケートを実施した結果、利用の満足度においては「とても良い」、「良い」を選んだ回答者が約97%おり、高い評価を得る取組みとなっておりました。利用した理由に関しても、「粗大ごみとして廃棄するのはもったいないと感じていたから」とする回答が約91%にも上り、リユースに関しての行動や意識啓発の促進になっていることが顕在化する結果となりました(注3)。
■今後の取組みについて
世田谷区不要品持ち込みスポットは当初、2022年3月31日までの期間限定で実証実験を行う予定でございましたが、想定を上回るリユース・ごみ減量の効果が見られる一方で短期間の検証では確認できない実績や課題などもあることから、より実効性を高めるためのリユース手法の試行等を実施し、さらなるごみ減量の仕組みとするべく、2022年2月1日に実証実験の期間延長を発表しており、2023年3月31日まで開設される予定となっております。
当社では、今後も地域内での資源循環を促進し、地元で個人・企業・行政が必要なものを互いに融通しあえる持続可能な社会の実現を目指しサービス運営に尽力してまいります。地域内での資源循環の促進やごみの削減を検討されている、全国の地方自治体や企業からのお問い合わせをお待ちしております。
<世田谷区不要品持ち込みスポットについて>
世田谷区不要品持ち込みスポットは、世田谷区と共同運営する官民連携のリユース拠点です。本来であれば粗大ごみとして廃棄されるものを、他の方が気持ちよく使えるものであれば、何点でも無料で持ち込むことができ、区民の方が気軽にリユース活動に参加できる場所となっております。また、世田谷区で収集した粗大ごみの中で状態の良い品物をピックアップ回収し、世田谷区不要品持ち込みスポットでリユース品に転換しています。持ち込まれた不要品は、ジモティーに出品し、必要な方へ販売またはお譲りしています。
詳細:https://jmty.co.jp/archives/19036/news_release/
※注1:持ち込まれた不要品の平均重量、リユースされた件数から算出
※注2:<試算の前提条件>
ⅰ 粗大ごみ減量効果 68.3tの2倍 136.6tを1年間分の粗大ごみ減量効果とする。
ⅱ 東京二十三区清掃一部事務組合経費分担金の減少分は、令和3年度ごみ処理実績を基に、実証実験による粗大ごみ減量効果分の分担金の減少分とする。
ⅲ①粗大ごみ収集車両の削減は、粗大ごみ減量効果 68.3t分(半年間)と 136.6t分(年間)の収集運搬に必要な車両台数相当の委託費用減少分とする。
ⅲ②粗大ごみから清掃事務所が選別を行ったリユース品については、玉川清掃事務所で実施した実績のみで試算。
※注3:世田谷区不要品持ち込みスポットを利用した、持ち込み者100名、引き取り者100名が対象
■「ジモティー」について
「ジモティー」は、様々な情報を都道府県別や市区町村別に一覧化した情報サイトです。ジモティーでは「売ります・あげます情報」「不動産情報」「求人情報」等のカテゴリー別に、利用者の目的に応じて分類された情報が掲載され、利用者は無料で情報交換をすることが可能です。日本初の本格的なクラシファイドサイトとして、2011年11月にサイトをオープンしました。利用者同士が手渡しで取引が可能な品物や利用者の地元の情報が多く掲載されていること、利用料が無料であることから、誰でも簡単に利用できるサービスとして、月間で約1,000万人の方々に利用されています。2021年9月に発表された第4回エコプロアワードにおいては、最高位の一つである「環境大臣賞」を受賞するなど、サーキュラーエコノミーを体現するサービスとして評価を得ています。
URL:https://jmty.jp/
<本件に関して提携を希望される自治体様、報道関係の皆様からのお問い合わせ先>
株式会社ジモティー 経営企画室 宮本
MAIL:press@jmty.jp
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