ドローン用ワイヤレス充電試作機、Mavic-3への搭載実験動画公開
~ドローン向けワイヤレス充電、試作開発実績多数~
ドローンには飛行場所や飛行方法は航空法などのいくつかの法律で定められており、定められたレベルに合わせドローンの活用が急速に広がっています。昨年末には、従来無人地帯のみ許可されていた目視外飛行(レベル3)に加え、有人地帯における目視外飛行(レベル4)が解禁となり、更なるドローンの活用が期待されます。
レベル3、レベル4などの目視外飛行でドローンの自動飛行技術がさらに進む中、ドローンのバッテリーの充電、交換は有人で行う必要があり、夜間のドローン活用や定期監視などの運用で課題となっています。
一部、自動接触型の充電装置の開発も進められていますが、屋外で使うドローンでは雨風の影響や接触不良、接点部のさびなどいくつかの課題があり、屋外でも充電可能なワイヤレス充電のニーズが高まっています。
ドローンへワイヤレス充電を簡単組付け
株式会社ビー・アンド・プラスでは、小型のドローンへ搭載可能なワイヤレス充電装置の試作機を開発。ドローンには底面にカメラが搭載されていることが多いため、カメラをよけたリング構造となっており後付け可能なユニットを用意しました。試作機は海外製のドローンでよく使われるType-C PD充電対応のワイヤレス充電となっています。
早速ドローンへ組付けていきます。
今回用意したのは、ドローンとワイヤレス給電受電部、Type-C充電装置とオリジナルの起動SWです。
まずはドローンへワイヤレス給電の受電装置とType-C充電装置を組付けます。
次に、ドローンは機種によってドローンのSWがONの時は充電ができないようになっているため、充電開始時にドローンのSWを自動でOFFするオリジナルSWを用意し取り付けます。
そして、Type-Cの充電ケーブルをドローンへ接続。
これでドローンへワイヤレス充電の搭載完了です。
ワイヤレス充電搭載ドローンの防水実験
ワイヤレス充電は、電気的接点を持たず電気を送ることができるため、充電ステーションに異物があっても問題なく充電可能です。
また、屋外で活用される機会の多いドローン。ドローンの充電ステーションに雨がかかってもも問題ありません。
このようにワイヤレス充電でドローンの充電がより自由になり、今後のドローンの活用が期待されます。
今回の実験では、Mavic-3へType-Cの充電タイプを組付けましたが、3SのLiPoバッテリー搭載のドローンや4SのLiPoバッテリー搭載のドローンなどドローンに合わせてカスタマイズ可能な試作開発を進めています。
ワイヤレス給電の試作開発
B&PLUSでは、リーンスタートアップをベースとし、お客様へ短期間でワイヤレス給電の試作対応が可能です。初期段階からワイヤレス給電の機能確認や構造検討、市場調査の足掛かりとなるスタートアップ試作提供をしています。また、ドローンを始めいろいろなワイヤレス充電のデモ機を用意していますので、ワイヤレス充電を見学したいお客様などはお問い合わせください。
WEB展示場でも各種紹介中:https://www.b-plus-kk.jp/Business_dept/tenji.html
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