アクセンチュア、量子コンピューティング領域の先進企業である1QBitへの投資と戦略的提携を発表
量子コンピュータ技術を応用したアナリティクスで、イノベーションと新たなインテリジェンスを兼ね備えた組織を支援するために提携関係を拡大
【ニューヨーク、バンクーバー発:2017年11月28日】
アクセンチュア(NYSE:ACN)は、アクセンチュア・ベンチャーを通して、カナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバーに拠点を置く、量子コンピューティングの先進企業である1QB Information Technologies Inc.(以下1QBit) に出資したことを発表します。アクセンチュアは今後さらに、量子コンピューティングとアナリティクス領域の専門性を高めることに注力していきます。なお、取引の条件は非公表です。
また、両社は、アクセンチュアを1QBitの推奨システム インテグレーターに指定する戦略的提携を締結しました。加えて、アクセンチュアは、自社のツールおよび資産のデモ、トレーニング、開発、テストにおいて、1QBitのプラットフォームを使用することが可能になります。アクセンチュアは1QBitとの本提携により、アクセンチュア アプライド・インテリジェンスを通じて量子コンピュータ技術を応用した分析手法の開発と、アクセンチュア・ラボが特定する実証の機会を広げることを目指します。
量子コンピュータ技術を応用したアナリティクスは、量子コンピューティングのパワーと特性を利用して、従来のコンピューティングとは桁違いのスピードでビジネスの課題を解決します。
アクセンチュアの最高技術責任者(CTO)兼最高イノベーション責任者(CIO)であるポール・ドーアティ(Paul Daugherty)は次のように述べています。「1QBitとの関係の強化により、アクセンチュアはお客様が抱える非常に複雑なビジネス課題の解決にむけて、量子コンピュータ技術を応用した画期的なイノベーションを誰よりも先に提供する、優位な立場を築くことができました。量子コンピュータ技術を応用したアナリティクスのメリットとして、金融サービス、ライフサイエンス、資源エネルギーといった、さまざまな業界において強い関心を引き出せる点があげられます。」
1QBitの最高経営責任者(CEO)で共同創業者のアンドリュー・ファースマン(Andrew Fursman)氏は次のように述べています。「アクセンチュアと戦略的関係を構築することで、1QBitが培った量子コンピューティングのノウハウを、これまでよりも幅広い分野のお客様に届けることができるようになります。両社の新たな関係によって、量子コンピュータ技術を応用したアナリティクスのメリットを、より多くのお客様に活用いただけることでしょう。」
アクセンチュア アプライド・インテリジェンスの最高アナリティクス責任者(CAO)であるナレンドラ・ムラーニ(Narendra Mulani)は次のように述べています。「量子コンピューティングはアナリティクスを加速させ、新たなインテリジェンスを生み出す促進要素です。私たちは、1QBitプラットフォームを通して、量子コンピュータ技術を応用したアナリティクスを推進することに大きな可能性を感じており、このことが、お客様にさらなる価値を提供し、ビジネスを変革する新たな機会の開拓につながると考えています。」
アクセンチュアと1QBitは2017年、業界初となる量子構造を利用した分子比較アプリケーションの開発でBiogenと提携することを発表しました。このアプリケーション開発により、多発性硬化症や、アルツハイマー病、パーキンソン病、ルー・ゲーリック病といった複雑な神経学的疾患の創薬にかかる時間の短縮が可能になります。
アクセンチュアは、量子コンピュータ技術を応用した、革新的なエンタープライズ ソリューションおよびアプリケーション開発の先駆者となることを目指しており、すでに複数の特許を申請しています。それらの特許技術には、複数の量子コンピューティング デバイスに対し、ネスト コールを使用することで複雑な最適化問題を解消するマルチステートの量子最適化エンジンや、ドローンの飛行経路の最適化といった、輸送システムの改善を可能にする量子コンピューティング法などが含まれます。
アクセンチュアについて
アクセンチュアは「ストラテジー」「コンサルティング」「デジタル」「テクノロジー」「オペレーションズ」の5つの領域で幅広いサービスとソリューションを提供する世界最大級の総合コンサルティング企業です。世界最大の規模を誇るデリバリーネットワークに裏打ちされた、40を超す業界とあらゆる業務に対応可能な豊富な経験と専門スキルなどの強みを生かし、ビジネスとテクノロジーを融合させて、お客様のハイパフォーマンス実現と、持続可能な価値創出を支援しています。世界120カ国以上のお客様にサービスを提供するおよそ42万5,000人の社員が、イノベーションの創出と世界中の人々のより豊かな生活の実現に取り組んでいます。
アクセンチュアの詳細はwww.accenture.comを、
アクセンチュア株式会社の詳細はwww.accenture.com/jpをご覧ください。
1QBitについて
1QBitは、世界でもっとも要求の厳しいコンピューティング課題を解消する量子ソフトウェアならびに量子コンピュータ技術を応用したソフトウェアの構築を専門に手掛ける企業です。ハードウェアに依存しない同社のプラットフォームとサービスは、従来のコンピュータと量子コンピュータの両方の拡張にあわせて対応するアプリケーションの開発を可能にします。1QBitは、最適化、シミュレーション、機械学習の分野における解決困難な問題を再定義するために、Fortune 500企業および大手ハードウェア・プロバイダーと協力して取り組んでいます。カナダのバンクーバーに本社を置く同社の包括的なチームは、数学者、物理学者、化学者、ソフトウェア開発者、および量子コンピューティングの専門家50人により構成され、研究から商用アプリケーションの開発まで、さまざまな問題に対応する新しいソリューションを開発しています。詳しくは1qbit.comをご参照ください。
アクセンチュア(NYSE:ACN)は、アクセンチュア・ベンチャーを通して、カナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバーに拠点を置く、量子コンピューティングの先進企業である1QB Information Technologies Inc.(以下1QBit) に出資したことを発表します。アクセンチュアは今後さらに、量子コンピューティングとアナリティクス領域の専門性を高めることに注力していきます。なお、取引の条件は非公表です。
また、両社は、アクセンチュアを1QBitの推奨システム インテグレーターに指定する戦略的提携を締結しました。加えて、アクセンチュアは、自社のツールおよび資産のデモ、トレーニング、開発、テストにおいて、1QBitのプラットフォームを使用することが可能になります。アクセンチュアは1QBitとの本提携により、アクセンチュア アプライド・インテリジェンスを通じて量子コンピュータ技術を応用した分析手法の開発と、アクセンチュア・ラボが特定する実証の機会を広げることを目指します。
量子コンピュータ技術を応用したアナリティクスは、量子コンピューティングのパワーと特性を利用して、従来のコンピューティングとは桁違いのスピードでビジネスの課題を解決します。
業務を行う1QBitチームの様子
アクセンチュアの最高技術責任者(CTO)兼最高イノベーション責任者(CIO)であるポール・ドーアティ(Paul Daugherty)は次のように述べています。「1QBitとの関係の強化により、アクセンチュアはお客様が抱える非常に複雑なビジネス課題の解決にむけて、量子コンピュータ技術を応用した画期的なイノベーションを誰よりも先に提供する、優位な立場を築くことができました。量子コンピュータ技術を応用したアナリティクスのメリットとして、金融サービス、ライフサイエンス、資源エネルギーといった、さまざまな業界において強い関心を引き出せる点があげられます。」
1QBitの最高経営責任者(CEO)で共同創業者のアンドリュー・ファースマン(Andrew Fursman)氏は次のように述べています。「アクセンチュアと戦略的関係を構築することで、1QBitが培った量子コンピューティングのノウハウを、これまでよりも幅広い分野のお客様に届けることができるようになります。両社の新たな関係によって、量子コンピュータ技術を応用したアナリティクスのメリットを、より多くのお客様に活用いただけることでしょう。」
アクセンチュア アプライド・インテリジェンスの最高アナリティクス責任者(CAO)であるナレンドラ・ムラーニ(Narendra Mulani)は次のように述べています。「量子コンピューティングはアナリティクスを加速させ、新たなインテリジェンスを生み出す促進要素です。私たちは、1QBitプラットフォームを通して、量子コンピュータ技術を応用したアナリティクスを推進することに大きな可能性を感じており、このことが、お客様にさらなる価値を提供し、ビジネスを変革する新たな機会の開拓につながると考えています。」
アクセンチュアと1QBitは2017年、業界初となる量子構造を利用した分子比較アプリケーションの開発でBiogenと提携することを発表しました。このアプリケーション開発により、多発性硬化症や、アルツハイマー病、パーキンソン病、ルー・ゲーリック病といった複雑な神経学的疾患の創薬にかかる時間の短縮が可能になります。
アクセンチュアは、量子コンピュータ技術を応用した、革新的なエンタープライズ ソリューションおよびアプリケーション開発の先駆者となることを目指しており、すでに複数の特許を申請しています。それらの特許技術には、複数の量子コンピューティング デバイスに対し、ネスト コールを使用することで複雑な最適化問題を解消するマルチステートの量子最適化エンジンや、ドローンの飛行経路の最適化といった、輸送システムの改善を可能にする量子コンピューティング法などが含まれます。
アクセンチュアについて
アクセンチュアは「ストラテジー」「コンサルティング」「デジタル」「テクノロジー」「オペレーションズ」の5つの領域で幅広いサービスとソリューションを提供する世界最大級の総合コンサルティング企業です。世界最大の規模を誇るデリバリーネットワークに裏打ちされた、40を超す業界とあらゆる業務に対応可能な豊富な経験と専門スキルなどの強みを生かし、ビジネスとテクノロジーを融合させて、お客様のハイパフォーマンス実現と、持続可能な価値創出を支援しています。世界120カ国以上のお客様にサービスを提供するおよそ42万5,000人の社員が、イノベーションの創出と世界中の人々のより豊かな生活の実現に取り組んでいます。
アクセンチュアの詳細はwww.accenture.comを、
アクセンチュア株式会社の詳細はwww.accenture.com/jpをご覧ください。
1QBitについて
1QBitは、世界でもっとも要求の厳しいコンピューティング課題を解消する量子ソフトウェアならびに量子コンピュータ技術を応用したソフトウェアの構築を専門に手掛ける企業です。ハードウェアに依存しない同社のプラットフォームとサービスは、従来のコンピュータと量子コンピュータの両方の拡張にあわせて対応するアプリケーションの開発を可能にします。1QBitは、最適化、シミュレーション、機械学習の分野における解決困難な問題を再定義するために、Fortune 500企業および大手ハードウェア・プロバイダーと協力して取り組んでいます。カナダのバンクーバーに本社を置く同社の包括的なチームは、数学者、物理学者、化学者、ソフトウェア開発者、および量子コンピューティングの専門家50人により構成され、研究から商用アプリケーションの開発まで、さまざまな問題に対応する新しいソリューションを開発しています。詳しくは1qbit.comをご参照ください。
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