Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2022連携企画「デザイン人類学宣言!」デザイナーと人類学者の共創から、持続可能な世界の実現に向けての提言と実践を紹介

企画展「デザイン人類学宣言!」〜多摩美術大学 TUBにて、10月26日 (水) より開催〜

多摩美術大学

学校法人多摩美術大学(所在地:東京都世田谷区、理事長:青柳正規、多摩美術大学学長:建畠 晢)は、多摩美術大学 TUBにて、10月26日(水)より、東京ミッドタウンで開催のデザインイベント「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2022」に、企画展 「デザイン人類学宣言!」を出展します。

 

  • 開催概要

多摩美術大学 TUB 第20回企画展 「デザイン人類学宣言!」
日 程:2022年10月26日 (水) – 11月6日 (日)
時 間:11:00-18:00
会 場:多摩美術大学 TUB 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F (デザインハブ内)
入場料:無料
主 催:多摩美術大学 TUB
 

  • 開催趣旨

デザイン人類学とは、どのような知の実践なのでしょうか?「デザイン」と「人類学」とは、互いに刺激し合い、時として類似した方法を採用し、重なり合う領域や対象に触れて仕事をしながらも、最終的な成果物において交わることは、ほとんどありませんでした。しかし、喫緊の社会課題がますます複合化する中、そのアプローチや解決方法もまた、複合的であることが求められています。
本展示では、デザインと人類学との関係を見つめ直し、共創の可能性を探ります。会期中には、人類学者やデザイナー、研究者によるトークイベントも開催予定です。
 


■本企画展ディレクター
中村 寛 (多摩美術大学リベラルアーツセンター教授/アトリエ・アンソロポロジー合同会社代表)

専門は文化人類学。「周縁」における暴力、社会的痛苦、反暴力の文化表現、脱暴力のソーシャル・デザインといったテーマに取り組み、《人間学工房》を通じて文化運動をおこなう。2002年からニューヨーク・ハーレムの黒人ムスリム・コミュニティにて約2年のフィールドワークをおこなった。2008年から多摩美術大学を中心に複数の大学で講義・ゼミをもつ。大学で出会ったつくり手たちが、「美術」を捉え直す機会を与えてくれた。2020、21年度はグッドデザイン賞に「外部クリティーク」としてかかわる。著書に『アメリカの〈周縁〉をあるく――旅する人類学』(平凡社、2021)、『残響のハーレム――ストリートに生きるムスリムたちの声』(共和国、2015)。編著に『芸術の授業――Behind Creativity』(弘文堂、2016年)。訳書に『アップタウン・キッズ――ニューヨーク・ハーレムの公営団地とストリート文化』(テリー・ウィリアムズ&ウィリアム・コーンブルム著、大月書店、2010年)。

■本企画展メンバー
石川俊祐 (KESIKI INC. Partner, Design innovation/多摩美術大学TCL特任准教授・プログラムディレクター)
上平崇仁 (デザイン研究者、専修大学教授)
本橋弥生 (京都芸術大学教授)
鄭 呟采 [チョン・ヒョンチェ] (多摩美術大学大学院美術研究科助教/デザイナー)

■企画展関連イベントについて
展示会期中に、トークイベントを開催予定です。
会場での参加:要申込・無料。定員20名。
オンライン参加:申込不要・無料。多摩美術大学 TUBのYouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/channel/UCC-PL-Tb04RnMwlxxR-Dgyw)にて、ご視聴下さい。

トークvol.01「たべる、やすむ、あいする―ヒトと組織とカルチャーデザイン―」
日 程:2022年10月30日(日) 15:00-17:00
登壇者:石川俊祐(KESIKI INC. Partner, Design innovation/多摩美術大学TCL特任准教授・プログラムディレクター)、中村 寛(多摩美術大学リベラルアーツセンター教授/アトリエ・アンソロポロジー合同会社代表)
詳細・申込はこちら https://tub.tamabi.ac.jp/events/2699/

トークvol.02「生成変化する世界に触れること―身体、美学、技術―」
日 程:2022年11月5日(土) 15:00-17:00
登壇者:伊藤亜紗(東京工業大学科学技術創成研究院未来の人類研究センター長/リベラルアーツ研究教育院教授)、中村 寛(多摩美術大学リベラルアーツセンター教授/アトリエ・アンソロポロジー合同会社代表)
詳細・申込はこちら https://tub.tamabi.ac.jp/events/2707/

トークvol.03「見たことのない過去/懐かしい未来―あるく、ひろう、かんじとる、つくる―」
日 程:2022年11月6日(日) 14:00-16:00
登壇者:安次富 隆(プロダクトデザイナー/有限会社ザートデザイン 取締役社長/多摩美術大学 プロダクトデザイン専攻 教授)、中村 寛(多摩美術大学リベラルアーツセンター教授/アトリエ・アンソロポロジー合同会社代表)
詳細・申込はこちら https://tub.tamabi.ac.jp/events/2710/

■Tokyo Midtown DESIGN TOUCHとは

「デザインを五感で楽しむ」をコンセプトに、2007年から開催しているデザインの祭典。国内外の第一線で活躍するデザイナーや注目のデザインが、東京ミッドタウンに集まります。デザインの魅力や可能性を誰もが身近に体感できるイベントです。
今年のテーマは、「環るデザイン - Design for Sustainable Future -」。人々の生活が大きく変化し新しい価値観が次々と生まれている今、本当に大切にしたいものをこの先も残していくためには何ができるのか。持続可能な未来へのヒントを、デザインを通して探っていきます。
https://www.tokyo-midtown.com/jp/event/designtouch/


■DESIGN TOUCH Conferenceについて
各分野で活躍するデザイナーや企業が参加して、「デザイン」を軸にさまざまなテーマで講演を行います。本学からは、永井一史(統合デザイン学科 教授)、濱田芳治(生産デザイン学科 教授)、中村寛(リベラルアーツセンター 教授)が出演し、トークセッションを開催予定です。
「めぐるデザイン -文化人類学xデザインの視点から、いま大切にすること、行動すること」
日 時:10月28日(金) 16:30-17:30
会 場:東京ミッドタウン・カンファレンス Room9(ミッドタウン・タワー4F)
詳細・申込はこちら
https://designtouchconference2022-06.peatix.com/


■多摩美術⼤学 TUB について
2021年4月、東京ミッドタウン・デザインハブ(所在地:東京都港区)に、デザインやアートが持つ創造性と美意識を社会とつなぐ場として開所。“まじわる・うみだす・ひらく” をコンセプトに、多摩美術大学の様々なステークホルダーや企業、社会人と行うオープンイノベーションによる新しい価値の創出、学⽣だけでなく子どもから社会⼈まで幅広い層に向けたデザインやアートのプログラムの提供、学⽣作品の展示・発信を行います。
所在地:東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F(デザインハブ内)
ディレクター:和田達也教授、永井一史教授
https://tub.tamabi.ac.jp/

■学校法⼈多摩美術⼤学について 
理事長:青柳正規
多摩美術大学 学長:建畠 晢
所在地:〒158-8558 東京都世田谷区上野毛3-15-34
創 立:1935年
大学概要:創立以来「もの派」を牽引した関根伸夫、菅木志雄ら、またデザイン界でも三宅一生や深澤直人、佐藤可士和など世界を舞台に活躍する才能を数多く輩出。東京都世田谷区と八王子市に2つのキャンパスを持ち、絵画、彫刻、工芸、デザイン、建築、映像、演劇、舞踊、芸術学などアート、デザインから身体表現までを網羅する10学科と大学院を設置する美術系総合大学です。 
https://www.tamabi.ac.jp
 

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会社概要

学校法人 多摩美術大学

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URL
https://www.tamabi.ac.jp
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都世田谷区上野毛3-15-34
電話番号
03-3702-1141
代表者名
青柳正規
上場
未上場
資本金
-
設立
1935年11月