豪華すぎる! 桜庭一樹×辻村深月対談 、6/13東京・代官山 蔦屋書店にて開催!「恋の絵本」シリーズ刊行記念イベント
- 直木賞作家 桜庭一樹、辻村深月が恋をテーマに初の絵本を刊行!
恋愛観や結婚観、ジェンダー観が変わりつつある今。
“人を好きになる”という純粋な気持ちと、現代の感覚に響く恋を描いた、新しい絵本シリーズが誕生しました。
これから恋を知る人、今恋をしている人、恋をお休みしている人へ贈る珠玉の絵本です。
この「恋の絵本」シリーズの刊行スタートを記念し、
初の絵本刊行となる桜庭一樹さんと辻村深月さんのトークショーを開催いたします。
- 代官山文学ナイト:桜庭一樹×辻村深月対談
ナビゲーター:瀧井朝世
【日 時】2019年6月13日(木)19:00~20:30
【会 場】代官山 蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース(https://store.tsite.jp/daikanyama/)
渋谷区猿楽町17-5 TEL:03-3770-2525
【参加費】トークのみ参加 1,000円/トーク&サイン会参加 2,300円(本付き)
【定 員】50名(要予約)
【ご予約】代官山 蔦屋書店 店頭かWebサイトにてお申し込みください。
【お問合せ】代官山 蔦屋書店 TEL:03-3770-2525
★詳しいお申し込み方法はこちら⇒ https://bit.ly/2VDKhws
- 『すきなひと』 桜庭一樹・作/嶽まいこ・絵
◆ストーリー
ある夜、「もうひとりのわたし」とすれちがった。
「すきなひとがいるからおいかけてる」。
すきなひとなんていないのに。でも……。
桜庭一樹と嶽まいこが誘う、夢のような満ち足りた時間。
◆桜庭一樹さんが作品に込めた想い
絵本なら、厚さ5ミリの紙の束に、「世界のすべて」を魔法のように閉じこめることができる。
そう信じ、わたしなりの大河ロマンを323個の文字に圧縮しました。
そして嶽まいこさんの絵に託しました。いま、気分爽快です。
◆書籍情報
体裁:A4変型判/32頁/ハードカバー 定価:本体1,500円+税
ISBN:978-4-265-02241-0 対象年齢:3歳~一般 発売日:2019年5月21日
◎岩崎書店HP https://bit.ly/2XcmqAa ◎Amazon https://amzn.to/2UKYQ0B
◆作者プロフィール
桜庭一樹(さくらば・かずき)・作
1971年鳥取県出身。1999年「夜空に、満天の星」で第1回ファミ通エンタテインメント大賞佳作入選。『AD2015 隔離都市ロンリネス・ガーディアン』と改題した同作で作家デビュー。「GOSICK」シリーズ、『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』など少年少女向け小説を経て、一般向け小説に。2007年『赤朽葉家の伝説』で第60回日本推理作家協会賞、2008年『私の男』で第138回直木賞を受賞。
嶽まいこ(だけ・まいこ)・絵
1985年石川県出身。金沢美術工芸大学卒業。書籍の装画などを手がけるほか、個展で作品を発表。2015年に『なんてことないふつうの夜に』で漫画家デビュー。児童書の仕事に『緑の霧』(作・キャサリン・ヴァン・クリーヴ/訳・三辺律子)、漫画に『世にも奇妙なスーパーマーケット』などがある。http://dakemaiko.com/
- 『すきって いわなきゃ だめ?』 辻村深月・作/今日マチ子・絵
◆ストーリー
「すきなひといないの?」とみっちゃんにきかれた。
わかんないっていったけど、ほんとうはこうくんがすき。
辻村深月と今日マチ子が描く、みずみずしい「好き」の風景。
◆辻村深月さんが作品に込めた想い
子どもの頃、「好きな人、誰?」という話題が苦手でした。
気になる子はいるけど、「好き」って言った瞬間に、その子をいいと思う気持ちが自分の中から逃げていってしまうようで。だけど、「好きな人」の話題で盛り上がる周りの子たちが楽しそうで、そこに混ざりたい気持ちもすごくあって。
言わなくても、「好き」って思っちゃダメなの? というその時の気持ちが、この絵本を書くきっかけになりました。今まさにそのただなかにいる子にも、この思いに覚えがある大人にも。みんなに読んでもらえたら、とてもうれしいです。
◆書籍情報
体裁:A4変型判/32頁/ハードカバー 定価:本体1,500円+税
ISBN:978-4-265-02242-7 対象年齢:3歳~一般 発売日:2019年5月21日
◎岩崎書店HP https://bit.ly/2XcmqAa ◎Amazon https://amzn.to/2Gytf9R
◆作者プロフィール
辻村深月(つじむら・みづき)・作
1980年山梨県出身。2004年『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。2011年『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞、2012年『鍵のない夢を見る』で第147回直木賞、2018年『かがみの孤城』で第15回本屋大賞を受賞。
今日マチ子(きょう・まちこ)・絵
漫画家。1P漫画ブログ「今日マチ子のセンネン画報」の書籍化が話題に。4度文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品に選出。戦争を描いた『cocoon』は「マームとジプシー」によって舞台化。2014年に手塚治虫文化賞新生賞、2015年に日本漫画家協会賞大賞カーツーン部門を受賞。短編アニメ化された『みつあみの神様』は海外で23部門賞受賞。近著に『センネン画報 +10years』『もものききかじり』『ときめきさがし』など。
- 本シリーズの特長
◉直木賞作家ら、豪華執筆陣が共演
桜庭一樹、辻村深月といった、今をときめく人気作家が企画意図に賛同して集結。
それぞれの「恋」を、わずか数百字の絵本の文章で表現することに挑戦しました。
◉実力派画家・漫画家によるビジュアル化
今日マチ子、嶽まいこなど、人気画家・漫画家が、作家の描く「恋」をみずみずしくビジュアル化。
◉脱・プリンセス・ストーリー
「王子様と結婚してめでたしめでたし」というプリンセス・ストーリーではない、新しい恋のカタチも提示。
◉現代の恋愛観、結婚観、ジェンダー観を、子どもにナチュラルに伝える絵本というスタイル
子どもの恋心、“だれかを好きになる”という純粋な気持ちを、気鋭の作家が現代の感覚に響く恋物語に落とし込みました。恋を始めて知る世代にも伝わる「絵本」という形で表現。
- 本シリーズの企画意図 瀧井朝世(シリーズ企画監修/ライター)
一方、幼稚園や小学校では、「みんな好きな人がいて当然」「好きな人がいるなんてなんだか恥ずかしい」という、矛盾した空気がありました。
だから私は、「好き」をめぐる悩みや疑問があっても、誰にも打ち明けられませんでした。
そんな時に、自分の気持ちに寄り添ってくれ、自分を肯定する一助になってくれるもの――たとえば絵本――があったらよかったな、と今では思うのです。
恋愛を描いた名作絵本はこれまでにもあります。ただ、恋愛観や結婚観、ジェンダー観が変わりつつある今の世の中で、「好き」という素朴な感情を肯定しつつ、現代の感覚に響く恋の絵本があってもよいのではないか。そんな思いから、このシリーズは生まれました。
この人ならそんな話を書いてくれると信頼する作家陣、作家の世界観を豊かなイマジネーションで可視化してくれると確信する画家陣が、参加を表明してくれました。
子どもたちの気持ちの傍らにいてくれるものであると同時に、大人にとっても、今も心の中にある痛みや切なさに響くもの、慰めや励まし、ときめきにつながるものが出来上がったと自負しています。ぜひ、ページをめくってみてください。
瀧井朝世(たきい・あさよ)
1970年東京都出身。慶應義塾大学文学部卒業。出版社勤務を経てライターに。WEB本の雑誌「作家の読書道」、『きらら』『週刊新潮』『anan』『クロワッサン』などで作家インタビュー、書評などを担当。TBS系「王様のブランチ」ブックコーナーのブレーンを務める。著書に『偏愛読書トライアングル』『あの人とあの本の話』。
- 反響の声、続々!
・何度も読みたくなります。かなり深いです。(レビュアー)
・ずっと眺めていたくなる、ずっとここにいたくなる(レビュアー)
・最後のページで不覚にも涙(レビュアー)
・若き日の心の琴線に触れてくる。あゝあの時にもどりたい!(レビュアー)
◆『すきっていわなきゃだめ?』辻村深月・作/今日マチ子・絵
・色んな形の恋をするであろう子どもにさりげなく読ませたい(書店関係者)
・好きな気持ちというのは、個人のものだと気づくきっかけになりそう(図書館関係者)
・余韻を大切に楽しむべき本(教育関係者)
・最後の一行で自分の中の固定概念をひっくり返された(レビュアー)
- テレビ、雑誌、書店イベントも続々決定!
- 「恋の絵本」シリーズ 刊行予定
②『すきっていわなきゃだめ?』辻村深月・作/今日マチ子・絵/瀧井朝世・編 2019年5月刊
③『まっくろいたちのレストラン』島本理生・作/平岡 瞳・絵/瀧井朝世・編 2020年刊行予定
④『こはるとちはる』白石一文・作/北澤平祐・絵/瀧井朝世・編 2020年刊行予定
⑤『タイトル未定』村田沙耶香・作/米増由香・絵/瀧井朝世・編 2020年刊行予定
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