【令和6年能登半島地震】NPOカタリバの災害時子ども支援活動にAI教材atama+を無償提供
二次避難する子どもたちの学びをとめないために
令和6年能登半島地震の発生からおよそ1ヶ月が経過しましたが、現地の復旧には時間を要しています。深刻な被害のあった能登地方では一部再開の目処が立っていない学校もあるほか、中高生が親元を離れて金沢市内へ二次避難する動きもあり、子どもたちの学習継続が課題の一つとなっています。
カタリバは発災後の1月3日より、現地で子ども支援のニーズ調査や居場所運営などを続けてきました。その中で、二次避難をした子どもたちから「教科書や問題集を置いてきてしまって学習ができない」といった声が多く届いていました。また、金沢市内に住む中高生は学習が進む一方で、二次避難してきた子どもたちは学習ができず「置いていかれるのではないか」と不安や焦りを感じる声もありました。
このような状況を踏まえ、カタリバは被災した子どもたちを支援するため、石川県内で複数個所子どもたちの居場所を運営しています。居場所を運営する中で、学習するための端末を必要とする子どもたちに向けて、カタリバは、パソコンやタブレットを提供しています。atama plusはカタリバの理念に賛同し、2020年から子どもたちの学習を支援する6つのプログラムに関わってまいりました。本取り組みにおいてもatama+を無償で提供します。子どもたちはカタリバから貸し出されたパソコン・タブレットおよびWi-fiを使い、学年や教科科目の制約なくatama+で学習することができます。
今後もatama plusは、被災した子どもたちへの学習支援の輪を広げられるようカタリバと協力し、社会的責任を果たしてまいります。
◆ 学習支援の取り組み概要
対 象:高校生、中学生、小学4~6年生
教科・科目:
高校生(数学、英語、物理、化学、生物、古典)
中学生(数学、英語、理科、社会)
小学生(算数、英語)
提供期間:2024年2月5日~3月31日(予定)
※現地の状況に合わせて、提供拠点を広げたり、提供期間を延⾧したりする可能性もあります。
atama plus 株式会社 会社概要
「教育に、人に、社会に、次の可能性を。」をミッションに、テクノロジーを活用して「基礎学力」の習得にかかる時間を短くし、「社会でいきる力」を養う時間を増やすことを目指しています。現在は、教育を一人ひとりに最適化するAI 教材「atama+」を全国の塾・予備校3,500教室以上(2023年7月現在)に提供しています。
所在地 :東京都港区三田1-4-1 住友不動産麻布十番ビル3階
設立 :2017年4月
代表者 :稲田 大輔
事業内容 :AI を活用した教育プロダクトの開発・提供
atama+ EdTech 研究所 :https://edtech-research.com/
AI 教材「atama+」について
生徒・保護者の方はこちら :https://product.atama.plus/
学習塾・予備校の方はこちら :https://offers.atama.plus/for_juku/introduction
【ご参考】認定NPO法人カタリバ(認定特定非営利活動法人カタリバ)団体概要
どんな環境に生まれ育っても、未来を自らつくりだす意欲と創造性を育める社会を目指し、2001年から活動する教育NPOです。高校への出張授業プログラムから始まり、2011年の東日本大震災以降は子どもたちに学びの場と居場所を提供、2020年からは経済的事情を抱える家庭にオンライン学習支援を行うなど、社会の変化に応じてさまざまな教育活動に取り組んでいます。
所在地 :東京都杉並区高円寺南3丁目66−3 高円寺コモンズ 2F
設立 :2001年11月
代表者 :代表理事 今村 久美
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