Space BD H3ロケット試験機2号機に搭載された 超小型衛星の技術インテグレーションを実施し、軌道投入成功確認
創業以来の主力事業となる衛星打上げサービスにて搭載支援を担当
今回搭載された衛星は、一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構(JSS)とセーレン、ビジョンセンシング、アークエッジ・スペースが共同で開発・運用する3Uサイズのキューブサット衛星 「TIRSAT」とキヤノン電子が開発・運用する50㎏級衛星「CE-SAT-IE」となります。
Space BDは、2019年にJAXAからH-IIA及びH3ロケット相乗りによる超小型衛星打上げ機会の提供事業として基本協定を締結しており、今回の打上げでは支援契約により衛星の打上げに必要な技術支援の取りまとめに加え、衛星搭載に向けた各種審査支援・射場作業のサポートを実施し、衛星事業者への技術インテグレーションを担当しました。我が国の基幹ロケットであるH3ロケットの今回の打上げ成功は、宇宙輸送の競争力を加速させ、更なる宇宙産業の発展に寄与するものと考えております。当社は、技術力に立脚した事業開発力を強みとして、今後も宇宙利用を検討されているお客様の多様なニーズに応えるべく、宇宙ビジネスを通じて産業に貢献してまいります。
参考動画:Space BD衛星打上げサービス
Space BD株式会社 エンジニア 小島 康平のコメント
今回ご支援させていただいたお客様におかれましては、衛星が無事に放出され、軌道に投入されましたこと、心よりお喜び申し上げます。またH3ロケットに関わられました皆様におかれましては、打上の成功、心よりお祝い申し上げます。私としては、本業務に携わることができ、大変光栄に感じております。
本業務は、弊社にとって初めてのH3ロケット衛星打上げの支援業務となりました。今後も、宇宙産業の発展のため、H3ロケット相乗り事業をはじめとする打上機会を通して、衛星打上げをご検討されているお客様へ技術的なご支援を提供して参ります。
Space BD 株式会社について
Space BDは、日本の宇宙ビジネスを、世界を代表する産業に発展させることを目指す「宇宙商社®」です。2017年の創業以来、宇宙への豊富な輸送手段の提供とともにISSを初めとする宇宙空間の利活用において、ビジネスプランの検討からエンジニアリング部門による技術的な運用支援までをワンストップで提供しています。技術力に立脚した営業力・事業開発力を礎に、多様なキャリアバックグラウンドを持ったメンバーが、宇宙を活用した官民の事業化支援・事業変革、教育分野などに事業を展開しています。
2023年11月現在、衛星取扱い約70件を含め450件以上の実績を重ねています。
社 名:Space BD株式会社
本 社:東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号 日本橋三井タワー7階
代 表 者 :代表取締役社長 永崎将利
設 立:2017年9月1日
事業内容:宇宙における各種サービス事業・教育事業
U R L:https://space-bd.com/
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