非財務データの集計・管理・分析プラットフォームを開発するサステナブル・ラボ、福井銀行と事業提携を開始

非財務データを活用し、中堅・中小企業の持続可能な成長を支援

サステナブル・ラボ株式会社

2025年2月17日 15時06分

非財務データの集計・管理・分析プラットフォーム「TERRAST for Enterprise」や財務・非財務データ分析支援を提供するサステナブル・ラボ株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役：平瀬錬司、以下「当社」）は、株式会社福井銀行（本店所在地：福井県福井市、代表取締役頭取：長谷川英一、以下「福井銀行」）と事業連携を開始し、当社プロダクトを活用したサステナブルファイナンスを組成・提供することをお知らせいたします。

事業提携の背景

気候変動や社会的課題への対応が企業経営における重要な要素となるなか、企業にサステナビリティ経営の導入が求められています。しかし、中堅・中小企業にとっては、必要な情報やリソースが不足しており、参入のハードルが高いのが現状です。

当社は、地域金融機関として地域企業を支える福井銀行と連携し、同銀行の金融サービスと当社の「TERRAST for Enterprise」のデータ分析基盤を活用することで、サステナブルファイナンスの組成を推進。中堅・中小企業のサステナビリティ経営の障壁を低減し、持続可能な成長を支援します。

サービスの概要

本提携を通じて、当社はサステナブルファイナンスの仕組みづくりにおいて、ESGの取り組み状況を可視化・定量化する「TERRAST for Enterprise」を活用。企業の非財務情報をスコアリングし、その結果や分析データに基づいて、福井銀行が金利優遇を提供する融資商品を展開します。

この仕組みにより、企業のESG経営における進捗や気候変動・人的資本への対応状況をデータとして可視化・定量化し、金融機関と企業の新たなビジネス機会を創出します。また、ESG経営の評価・スコアリングを通じて、企業ごとの具体的な改善策を導き出し、より深い分析と実行可能な経営提案を提供することが可能になります。

今後も当社と福井銀行は、地域企業のサステナビリティ経営の推進を支援し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを拡大してまいります。

ご取材等、ご興味のある方は、こちらのお問い合わせページよりご連絡ください。

＜お問い合わせページ＞　https://suslab.net/toiawase/

非財務データの集計・分析支援ツール「TERRAST for Enterprise」

【特長】https://www.terrast.biz/t4e

➢ ESG知見がなくても利用可能なインターフェース

➢ ESG関連情報を約40項目入力するだけで診断結果を自動生成

➢ ESGスコアレポートにより、定量的な現状把握や目標管理が可能

➢ SDSC（サステナビリティデータ標準化機構）のガイドラインに準拠

➢ CSRD/SSBJ等、グローバル連結ベースでの開示対応から、金融機関のポートフォリオ管理

➢ 連結会計に対応

サステナブル・ラボ株式会社（ https://suslab.net ）

定性的に語られやすい企業の環境・社会貢献度をビッグデータとAIを用いて定量化する、国内最大級の非財務データプラットフォーム「TERRAST（テラスト）」や非財務・サステナビリティデータの開示・分析支援ツール「TERRAST for Enterprise」を開発・提供、サステナブル企業名鑑「テラスTV」を運営。非財務指標と財務指標の因果分析、相関分析も行い、データサイエンス × サステナビリティ × 金融工学領域の出身者による、ESG/SDGsに特化した非財務ビッグデータ集団として、社会・環境貢献と経済をシームレスに接続することを目指しています。