医師向けAI検索「Medii Q」、2025年日経優秀製品・サービス賞 最優秀賞を受賞
AI×専門医の融合が生んだ革新性が評価
株式会社Medii(本社:東京都新宿区、代表取締役医師:山田 裕揮、読み:メディ、以下 Medii)が提供する医師向けAI検索「Medii Q(メディキュー)」は、日本経済新聞社主催の「2025年日経優秀製品・サービス賞」において 「最優秀賞」を受賞しました。
昨年12月の「Medii Eコンサル」における「第5回日本サービス大賞 厚生労働大臣賞」に続き、今回は「Medii Q」の仕組みが高く評価されました。

医療の進化と、現場の限界のギャップを埋める「Medii Q」
近年、医療技術や新薬開発は目覚ましいスピードで進化・高度化しています。しかし、その進化がすべての患者に行き渡っているとは限りません。
医学情報は爆発的に増え続け、医師があらゆる領域の最新知見を網羅することは現実的に困難になっています。同時に専門医療の細分化が進み、適切な相談先を見極めるだけでも多くの時間と労力を要するようになっています。
こうした「医療は進化しているのに、患者に届かない」という構造的な課題への解決策として、以下の点が評価されました。
1. 「AI」と「人」のシームレスな統合(技術開発性・独自性)
Medii Qは、医師が抱える臨床疑問に対して、生成AIが信頼できる「科学的根拠」を短時間で提示します。さらに必要に応じて、その分野のエキスパート専門医に症例相談できる導線を一体化しました。AIによる効率化に加え、1,900名以上のエキスパート専門医の実践知にすぐアクセスできる点が、Medii Qの大きな特長です。Medii Eコンサル(専門医相談)という最後の砦を創業時から構築していたMediiだからこそ実現できた、医師の思考を止めないインフラとして機能しています。
2. 社会課題とビジネス課題を同時解決するモデル(価格対効果性・社会へのインパクト)
医師が「完全無料」で利用できる背景には、価値を循環させる新しいビジネスモデルがあります。本サービスは、専門知見が主治医に届くことで、結果として早期診断と最適治療を促進します。これは同時に、「開発した新薬が、届けたい患者に届かない」という製薬企業の課題をも解決します。この課題解決を新たな価値として提供するビジネスモデルを確立し、多くの製薬企業との協業プロジェクトへと発展させています。こうした「社会課題とビジネス課題の両立」により、すべての医師が安心して使い続けられる持続可能なインフラとして社会実装しています。
3. サービス開始直後からの急成長(成長性)
サービス開始から3ヶ月で利用率は8.3倍に急増し、検索総数は既に5万件を突破。多くの医師が日常診療の中で「効率化」と「意思決定の安心感」を実感し、課題解決数は拡大を続けています。
【Medii Qの主な特長】
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高性能AIモデルを搭載した、医師向けAI検索
最新の有料AIモデルを搭載し、PubMed論文やガイドラインなど、信頼性の高い一次情報をもとに、関連情報を整理・提示します。
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引用元が明確でエビデンス確認がしやすい
参照した論文やガイドラインへのリンクが表示され、根拠をすぐに確認できます。
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安全性を重視した設計
万が一誤って個人情報を入力された場合でも、個人を特定できる情報は自動的にマスク処理されます。また、入力内容はAIの学習に利用されることはありません。
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判断に迷う症例は、専門医相談へ連携可能(※会員登録後)
Medii Qでの検索内容をもとに、エキスパート専門医への相談文の下書きをAIが自動で生成し、相談にかかる手間を軽減します。
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登録不要でお試し可能
会員登録なしで、今すぐ体験できます。会員登録後も費用は一切かからず、回数制限なしですべての機能がご利用できます。
【今後の展望】
Medii Qは現在、信頼性の高い医学文献などのオープンデータを参照元としていますが、今後はさらにMedii Eコンサルに蓄積された豊富な実症例データをもとにしたエキスパート専門医の臨床推論や経験則といった暗黙知も活用可能な仕組みへと進化していく予定です。他にはない生きた最新知見を引き出せるサービスとして、教科書的な知識だけでは補えない、実臨床の文脈に即した高度な情報収集の実現を目指します。
一方で、どれだけ優れたAIであっても、複雑な背景を持つ症例における決断そのものを代行することはできません。だからこそ、AIによる検索だけでは判断に迷う課題に対し、シームレスに専門医相談できる「Medii Eコンサル」を不可欠な機能として統合しています。
「独自のデータで高度化したAI」と、それでも残る課題を解決へ導く「エキスパート専門医へのホットライン」。このハイブリッドなモデルを通じて、あらゆる臨床課題に対して最適な意思決定をサポートするインフラを目指してまいります。
代表取締役医師 山田裕揮 コメント
「見逃しはないか。もっと良い選択肢があるのではないか」。目まぐるしい臨床の現場で、私たち医師は常に正解のない問いと向き合う、孤独なプレッシャーの中にいます。
Medii Qは、AIによる最適化された検索でその負担を劇的に減らします。しかし、感情や生活背景を持つ『人』としての患者さんに、責任ある決断を下すにはAIだけでは不十分です。論理だけでは割り切れないその迷いを支えるのは、やはり「人の知見」であり「人の想い」です。だからこそ私たちは、AIの利便性に人の知恵を融合させることにこだわってきました。
今回、その年を代表する製品・サービスが選出されるこの伝統ある賞で、最優秀賞をいただけたことは、サービスの完成形への評価という以上に、「テクノロジーと人がどう共存すべきか」という私たちの挑戦そのものが期待されたのだと受け止めています。
時代と共に医療の形は変わっても、「人が人を支える」という本質は変わりません。この賞を励みに、すべての医師が安心して診療に臨め、患者さんが納得できる未来をより一層のスピード感で実現してまいります。「誰も取り残さない医療を」目指して。
採用情報
Mediiは、「誰も取り残さない医療を」実現するため、事業拡大およびプロダクト開発をさらに加速させています。現在、ビジネス職やマーケター・エンジニア・UIデザイナー・医師など幅広いポジションで採用を強化しています。私たちのミッションに共感し、少しでもご興味をお持ちいただいた方に向け、事業やミッションへの理解を深めていただくためのカジュアル面談も実施しています。
▼Medii採用情報
▼カジュアル面談のご応募はこちら
https://herp.careers/v1/medii/fq1alIlza6Qa
「日経優秀製品・サービス賞」について
「日経優秀製品・サービス賞」は、日本経済新聞社が毎年1回、特に優れた新製品・新サービスを表彰するもので、今回で44回目を迎えます。ノミネートは公募によらず、日本経済新聞社が独自に候補となる製品・サービスを選定します。
URL:https://www.nikkei.com/edit/news/special/newpro/2025/index.html
株式会社Mediiについて
Mediiは「誰も取り残さない医療を」というミッションを掲げ、希少疾患やがんなど診断技術や治療法が高度に進化する領域を中心に、医療課題の解決に取り組んでいます。その解決策として、医師が無料で利用できる臨床疑問解消プラットフォームを開発・提供。医学調査に最適化したAIによって効率的にエビデンスを調べられる「Medii Q」と、複雑な個別症例について経験豊富な専門医に相談できる「Medii Eコンサル」で、主治医の迅速でより良い意思決定を支え、患者の早期診断と治療の最適化に貢献しています。また、製薬企業との協業プロジェクトを展開することで、主治医・エキスパート専門医・製薬企業・患者それぞれに価値をもたらす四方良しで持続可能な新しい医療インフラを構築しています。

Medii Q:https://medii.jp/q (2025年日経優秀製品・サービス賞 最優秀賞)

Medii Eコンサル:https://medii.jp/e-consult (第5回日本サービス大賞 厚生労働大臣賞)
会社名:株式会社Medii(メディ)
所在地:東京都新宿区新宿1-23-1 THE PORTAL 新宿御苑 4F
設立:2020年2月20日
資本金:1億円
代表者:代表取締役医師 山田 裕揮
URL:https://medii.jp
※Medii QおよびMedii Eコンサルは、医師間の情報共有または高度な医療コミュニケーションのための情報の提供支援を目的としたものであり、診断や治療の有効性や安全性を保証する医療機器ではありません。
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