クラウド電子薬歴『CARADA 電子薬歴 Solamichi』、キリン堂の調剤薬局全店舗に導入決定!5月7日より順次導入開始!
~薬剤師の業務効率化を図り、対人業務に注力できる体制づくりを支援~
株式会社ソラミチシステム(以下、「当社」)が提供する、クラウド電子薬歴『CARADA 電子薬歴 Solamichi』が、株式会社キリン堂(以下、「キリン堂」)の調剤薬局全店舗への導入が決定し、5月7日(水)より順次導入を開始しました。
『CARADA 電子薬歴 Solamichi』は、患者の症状や薬剤の処方内容、指導履歴などを記録できるクラウド型の電子薬歴システムです。処方に際して飲み合わせの危険性が高い薬剤のチェック機能や、患者への服薬指導内容のナビゲーション機能など薬剤師の業務をサポートする機能を搭載しています。
キリン堂では、薬剤師の業務負担軽減と業務効率化を図るとともに、かかりつけ薬剤師・薬局としてのきめ細やかな対人業務の充実を目指し、本システムを活用します。

◆地域医療に貢献し、患者と向き合う薬局づくりを進めるキリン堂で『CARADA 電子薬歴』の導入がスタート!
近年の診療報酬改定※1では、調剤料などの対物業務の点数が見直される一方で、服薬指導や服薬フォローアップなどの対人業務の評価が強化されています。厚生労働省の「薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループとりまとめ」※2でも、処方箋受付時以外の対人業務の充実が必要とされており、対人業務に注力できる体制の整備が薬局にとって重要な課題のひとつとなっています。
関西を中心にドラッグストアや調剤薬局を展開するキリン堂は、創業以来、「未病」「医食同源」をテーマに、お客様一人ひとりに合わせたカウンセリング販売を実施しています。調剤併設店舗の展開や在宅訪問による服薬指導を行うなど、新たなニーズにも対応しながら、地域の「かかりつけ薬局」としての機能強化に取り組んでいます。
そのようななか、キリン堂では、患者一人ひとりに寄り添った丁寧な対応を継続するために、薬剤師の業務負担軽減が課題となっていました。こうした背景を踏まえ、2025年3月より一部店舗にて『CARADA 電子薬歴 Solamichi』のトライアル導入を開始しました。薬歴作成業務の効率化や、薬歴内容の質の向上といった現場からの好評価を受け、この度、調剤薬局全店舗への本格導入が決定し、5月7日(水)より順次導入が開始しました。さらに『CARADA 電子薬歴 Solamichi』のオプションであるAI薬歴作成支援機能「AI音声入力」もキリン堂の2店舗で4月中旬よりトライアル導入を開始し、薬歴作成にかかる手間の削減を目指しています。
当社は、『CARADA 電子薬歴 Solamichi』の提供を通じて、薬剤師の対人業務の充実と薬局業務の効率化を支援し、地域に信頼される薬局づくりに貢献していきます。
◆株式会社キリン堂 営業本部 調剤営業統括部長 的場 俊哉氏からのコメント
導入を決めたきっかけは、薬剤師の業務負担の増加により、対人業務に十分な時間を確保できない状況が続いていたことと、薬歴作成業務が店舗毎にバラつきが大きく標準化が困難であったことです。薬剤師本来の専門性を発揮できる環境を整える必要があると考えていた時に、『CARADA 電子薬歴 Solamichi』は業務効率化による業務負荷軽減だけでなく、患者対応の高度化を図ることができる電子薬歴システムであると確信し導入を決断しました。
今回の『CARADA 電子薬歴 Solamichi』の導入により、業務時間の短縮に留めず、『その街一番のくすり屋』を目指して患者一人ひとりに寄り添った価値のある対人業務を実現できることを期待しています。
【『CARADA 電子薬歴 Solamichi』について】
『CARADA 電子薬歴 Solamichi』は、患者の症状や薬剤の処方内容、指導履歴などを記録できるクラウド型の電子薬歴システムです。薬剤師の業務を支援するサービスとして、処方に際して飲み合わせの危険性が高い薬剤のチェック機能や、患者への服薬指導内容のナビゲーション機能などを搭載しています。2024年調剤報酬改定でもさらに重要視されている対人業務の強化、かかりつけ化の促進に役立つ「服薬フォロー」機能やトレーシングレポートの作成サポート機能も備えています。
また、薬歴の作成状況のチェック機能や患者対応業務のto doリストを備えており、クラウド型システムにより場所や時間を選ばずに薬歴の作成ができるため、薬剤師の業務効率化をサポートします。
2021年度グッドデザイン賞を受賞しました。

【AI薬歴作成支援機能「AI音声入力」について】
薬歴作成の手間を削減し業務効率化を図るとともに、かかりつけ薬剤師・薬局として注力できる体制づくりのサポートを目指し、株式会社corteと共同でChatGPTを活用したAI薬歴支援機能「corte」を開発しました。2024年4月の提供開始より、300店舗を超える薬局で導入されています※3。2024年10月より「corte」が『CARADA 電子薬歴 Solamichi』に「AI音声入力」として搭載されました。
「AI音声入力」は、薬剤師による患者への服薬指導中の会話を録音し、実際の指導内容や患者が伝えた症状など薬歴に必要な情報を生成AIが自動で要約しテキストにて表示します。服薬指導の前後に録音ボタンを押すだけで簡単に利用でき、自動生成された内容を確認し必要事項を転記し薬歴の作成が可能です※4。
※1 厚生労働省保険局医療課「令和6年度診療報酬改定の概要」
https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/001238903.pdf
※2 令和4年7月11日 厚生労働省「薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループとりまとめ~薬剤師が地域で
活躍するためのアクションプラン~」
https://www.mhlw.go.jp/content/11121000/000963757.pdf?utm_source=chatgpt.com
※3 AI薬歴作成支援サービス「corte」単体と、『CARADA 電子薬歴』に搭載された「AI音声入力」を合計した薬局契約件
数。
※4 「AI音声入力」は、薬剤師と患者の会話の議事録作成サービスです。実際の会話を要約するため、会話の内容によっては、
生成された文章が薬歴の要件を満たさない可能性があります。
要約された内容が適切なものか、薬剤師による確認が必要です。
※CARADAは、株式会社エムティーアイの商標または登録商標です。
※Solamichiは、株式会社ソラミチシステムの登録商標です。
※corteは、株式会社corteの商標登録です。
※corteは、株式会社corteより特許出願中です。
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