大英博物館で開催された「Citi マンガ展」公式図録の日本語版、三省堂より刊行

〜『マンガ! 大英博物館マンガ展図録』10月20日より発売〜

2019年、大英博物館で開催され大好評を博した「マンガ展」。株式会社 三省堂(本社:東京都千代田区、代表取締役:北口克彦)は、その公式図録の日本語版である『マンガ! 大英博物館マンガ展図録』を2020年10月20日(火)より発売します。時代や掲載誌・出版社を横断し、広く文化としてのマンガを俯瞰し、一つの文化の物語を作り上げていくユニークな構成です。名作の原画を含む図版を多数掲載し、著名な漫画家や編集者のインタビューや、美術や歴史の観点からの考察記事も充実した、マンガファン垂涎の一冊です。
【URL】https://dictionary.sanseido-publ.co.jp/dict/ssd16248

世界最大の博物館のひとつであるイギリス・ロンドンの大英博物館で、2019年5月23日から8月26日まで開催された「Citi マンガ展」。本展は日本国外で開催されたマンガの展覧会としては最大規模であり、約18万人が来場するほど、近年では最も好評を博した展覧会となり、日本国内でも数多くのメディアで報道されました。この度、その展示をまとめた公式図録の日本語版を、三省堂より刊行いたします。


本書では、日本国内と関連する海外のものも合わせ、約50名の漫画家による70タイトルと、歴史的美術作品から実験的なデジタル作品まで計162点が取り上げられています。時代や掲載誌・出版社を横断し、広く文化としてのマンガを俯瞰し、一つの文化の物語を作り上げていくユニークな構成になっています。


充実したインタビュー記事
ちばてつや・星野之宣・中村光・こうの史代・ヤマザキマリ・竹宮惠子・井上雄彦・赤塚りえ子など、人気漫画家や芸術家へのインタビュー記事のほか、漫画編集者や出版社代表、翻訳者、コミックマーケット主催者など、漫画にかかわるさまざまな人々のインタビュー記事を収録しています。創作やヒットの秘密に迫ります。



名作の原画を含む図版を多数掲載
『ゴールデンカムイ』『不思議の国のアリス』『ギガタウン 漫符図譜』『かくかくしかじか』『ウナギイヌの最期』「柳の木」『あした天気になあれ』『SLAM DUNK』『リアル』『聖☆おにいさん』『オリンピア・キュクロス』『商社の赤い花』ほか、多数の図版をオールカラーで掲載しています。



マンガを多角的にとらえる解説記事
「マンガの神様」「少女マンガとは何か」「戦後日本におけるマンガとスポーツ」「ソフト革命としての『キャプテン翼』」「マンガと音楽」「出版物としての性表現」「マンガ・ミュージアム」「マンガと法律」「北斎はマンガを描いたのか?」「帰ってきた妖怪たち」「グラフィック/ノベルの台頭とマンガ」「アニメの軌跡」「『ガロ』とオルタナティヴ・マンガ」ほか、美術や歴史の観点から考察した記事を多数掲載しています。



目次
第1章「マンガの読み方、描き方、作り方」
漫画家へのインタビューや原画、そしてマンガ制作における編集者や出版社の役割を見ていくことで、マンガを創るとは何かを探ります。

第2章「物語の力」
物語りの手法の歴史的ルーツと今日の実態を検証し、ストーリーを語る力が何なのかを掘り下げます。少女マンガの多種多様な表現を論じた論考もあります。

第3章「目に見える世界・見えない世界を描く力」
スポーツや冒険、SFや変身、愛とエロスなどの〈見える世界〉と、信仰や異界、ホラーなどの〈見えない世界〉を描く、さまざまなジャンルのマンガを探ります。

第4章「社会の中のマンガ」
商業ベースではないマンガ、ファンによる二次創作に始まり、コミックマーケットやコスプレを重点的に取り上げ、マンガの社会的役割について見ていきます。

第5章「線がもつ表現力」
葛飾北斎と暁斎、19世紀の西洋と日本の政治的風刺、そして現代の漫画家たちの作品との関係を、2本の論考で掘り下げます。

第6章「拡張するマンガ」
マンガのグラフィック・ノベルというジャンルへの展開、アニメへの移行などから、マンガの拡張による文化的影響を検証します。


編訳者紹介
■ニコル・クーリッジ・ルーマニエール【編者】
セインズベリー日本藝術研究所の創設者、初代所長。現セインズベリー日本藝術研究所研究担当所長およびイースト・ア ングリア大学日本美術文化教授。2019年まで大英博物館アジア 部日本セクションにIFACハンダ日本美術キュレーターとして在籍し、2019年5月23日から8月 26日まで大英博物館のセインズベリー・エキシビション・ギャ ラリーにて開催された「マンガ展」の主任キュレーターを務めた。

松葉涼子【編者・日本語版監修】
専門は近世出版文化。イースト・アングリア大学と提携関係にあるセインズベリー日本藝術研究所でシニア・デジタル・ヒューマニティーズ・オフィサーを勤める。2008年に立命館大学で博士号を取得。大英博物館マンガ展のキュレーターの一人でもあり、また、同展覧会のカタログ執筆も担当した。

山川早霧【訳者】
社会科学系翻訳者。高校までロンドンほか海外で育ち、本格的なマンガ読みデビューは二十歳すぎてから。たまたま立ち寄ったカフェの棚にあった萩尾望都の『メッシュ』シリーズで、マンガの面白さに開眼。2005年京都大学法学部中退。2012年よりマンガナイトメンバー。

飯原裕美【訳者】
津田塾大学卒業。訳書に『脱毛の歴史』(東京堂出版)。翻訳協力にニコラス・カー『ウェブに夢見るバカ』(増子久美、菅野楽章訳)、ジョン・ブロックマンほか『ディープ・シンキング』(日暮雅通訳)(以上、青土社)、ハンナ・マッケンほか『フェミニズム大図鑑』(最所篤子、福井久美子訳 三省堂)など。


『マンガ! 大英博物館マンガ展図録』 書誌情報
書名:マンガ! 大英博物館マンガ展図録
編著者表示:ニコル・クーリッジ・ルーマニエール・松葉涼子 編/松葉涼子 日本語版監修/山川早霧・飯原裕美  訳
定価:本体3,500円+税
体裁:A4変型判/352ページ/オールカラー
ISBN:978-4-385-16248-5
商品URL: https://dictionary.sanseido-publ.co.jp/dict/ssd16248
発売日:2020年10月20日(火)より(書店への入荷日は地域によって異なる場合があります。入荷日については各書店へお問い合わせください)


【三省堂について】
会社名:株式会社三省堂
本社所在地:〒101-8371 東京都千代田区神田三崎町2丁目22番14号
創業:1881年(明治14年)4月8日
代表取締役社長:北口克彦
資本金:7,000万円
従業員数 150人(2020年9月現在)
事業内容:辞書、事典、学習図書、一般図書、電子出版物、小学校・中学校・高等学校教科書の出版・販売、情報提供サービス


【社名の由来】
社名の「三省堂」は中国の古典『論語』の「学而篇」の一節「吾日三省吾身」(われ日にわが身を三省す)という言葉から採られたもので、「不忠、不信、不習について、日に幾度となくわが身を省みる」という意味です。『論語』の「三省」は「さんせい」と読みますが社名は1889(明治22)年までは「SANSHODO」と表記していました。1890(明治23)年以降は「SANSEIDO」と表記しています。


【お問い合わせ窓口】
株式会社 三省堂 営業企画部
Tel:03-3230-9562
E-mail:www-info@sanseido-publ.co.jp
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