タスカジ、防災の日を前に「防災備蓄の意識と実態」を調査~依頼者の約6割が「備蓄を定期的に見直せず、ローリングストックの継続にも課題」

~期限切れを防ぎ、家庭の備えを「続く仕組み」にする家事の工夫を紹介~

株式会社タスカジ

株式会社タスカジ(本社:東京都港区、代表取締役:和田幸子)が運営する法人向けソリューション事業「タスカジ研究所」は、防災の日を前に、タスカジの依頼者135名と、家事を仕事にするハウスキーパー「タスカジさん」72名の計207名を対象に、防災備蓄とローリングストックに関するアンケート調査を実施しました。

本調査では、両者の回答を単純に合算するだけでなく、家庭で備蓄を管理する依頼者のつまずきと、日頃から料理・整理収納などの家事に向き合うタスカジさんの実践を比較しました。その結果、ローリングストックを「継続的・おおむね実践している」割合は、依頼者44.4%、タスカジさん66.7%となり、22.2ポイントの差が見られました。

また、防災用の食品・飲料を備蓄している人のうち、「定期的に見直せていない」割合は、依頼者58.5%、タスカジさん43.3%でした。回答結果からは、備蓄の有無だけでなく、普段の買い物・料理・収納の中に消費と補充の流れを組み込むことが、備蓄を維持するための一つの手がかりになると考えられます。

 ■ 調査実施の背景

災害への備えとして、普段から食べている食品を少し多めに購入し、消費した分を買い足す「ローリングストック」が推奨されています。一方、実際の家庭では、備蓄品を購入しても、賞味期限の確認や日常での消費、補充までを継続することは容易ではありません。

家事代行マッチングプラットフォーム「タスカジ」には、家事を依頼する生活者と、料理や整理収納などの家事に日頃から向き合うハウスキーパー「タスカジさん」が登録しています。そこでタスカジ研究所では、防災の日を前に、依頼者が備蓄を続けるうえで感じている課題と、タスカジさんが家庭で実践している工夫を比較し、ローリングストックを無理なく続けるための手がかりを探ることを目的に調査を実施しました。

調査概要

  • 調査対象:タスカジ依頼者、タスカジさん

  • 調査方法:インターネット調査

  • 有効回答数:依頼者135名、タスカジさん72名、計207名

  • 調査期間: 2026年8月20日~2026年8月28日

※本調査の結果は回答者の属性や回答数に基づくものであり、全国の生活者全体を代表するものではありません。構成比は小数点以下第2位を四捨五入し、ポイント差は四捨五入前の数値から算出しています。複数回答の設問は、回答率の合計が100%を超える場合があります。

調査から見えたこと

  • 依頼者の約3人に1人がローリングストックを「ときどき実践」と回答。実践経験はあるものの、継続が安定していない層が多いことが分かりました。

  • タスカジさんは、賞味期限が近いものを手前に置くなど、日常の動線に合わせた収納・管理の工夫を取り入れる割合が高く、「賞味期限が切れて処分した」割合は依頼者の約半分でした。

  • 両者とも、継続のポイントとして「普段から食べる食品を選ぶこと」を最も重視。非常時専用の食品を保管するだけでなく、普段の食事・収納・買い物の中で消費と補充を回すことが、継続の手がかりになります。

調査結果の詳細

依頼者の約3人に1人がローリングストックを「ときどき実践」、継続に課題

ローリングストックの実践状況を聞いたところ、「継続的に実践している」「おおむね実践している」の合計は、依頼者44.4%(60名)、タスカジさん66.7%(48名)でした。一方、「ときどき実践している」は依頼者34.1%、タスカジさん18.1%で、依頼者では“実践しているものの、継続が安定していない”層が厚いことが分かりました。

防災備蓄の見直し頻度では、備蓄している依頼者123名のうち、「時期を決めず、気づいたときに見直している」「1年以上見直していない」「一度備蓄してから、ほとんど見直していない」の合計が58.5%でした。タスカジさんでは、備蓄している67名のうち43.3%で、15.2ポイント差となりました。

※本リリースでは、上記3項目の合計を「定期的に見直せていない」と定義しています。分母から「防災用の食品・飲料を備蓄していない」と回答した人を除いています。

収納・管理の工夫が多いタスカジさん、「期限切れ処分」は依頼者の約半分

直近1年間の困りごとを聞いたところ、依頼者では「賞味期限が切れて処分した」が40.0%で最多となり、「収納場所が足りない・取り出しにくい」35.6%が続きました。タスカジさんでは「特に困ったことはない」が48.6%で最多となり、「賞味期限が切れて処分した」は20.8%でした。

収納・管理の工夫についても、「特に工夫していない」は依頼者28.1%、タスカジさん13.9%でした。タスカジさんは「賞味期限が近いものを手前に置く」45.8%、「普段使う場所の近くに収納する」38.9%、「食品の種類ごとに分ける」37.5%など、日常の動線に合わせた工夫を取り入れている割合が依頼者より高くなっています。

これらは因果関係を示すものではありませんが、備蓄品を目に入る状態にし、古いものから使える配置をつくることが、期限切れや買い忘れを減らす一つの手がかりになると考えられます。

タスカジさんは収納・管理の工夫を取り入れる割合が高く、「期限切れ処分」は依頼者の約半分にとどまりました。


依頼者の「知りたいこと」と、タスカジさんの「効果を感じた工夫」

依頼者が今後最も知りたいこと・必要な支援

  • 自宅・家族に合う備蓄量の決め方:28.1%

  • 限られたスペースでの収納方法:20.7%

  • 賞味期限・在庫を簡単に管理する方法:20.0%

タスカジさんが効果を感じている工夫

  • 普段から食べる食品だけを備蓄する:48.6%

  • 食品を分類し、在庫を見えるようにする:33.3%

  • 賞味期限が近いものを手前に置く:30.6%

両者に共通して、ローリングストックを続けるために最も重要だと思うことの1位は「普段から食べる食品を選ぶこと」でした(依頼者37.8%、タスカジさん45.8%)。依頼者が求めている「量・収納・期限管理」の具体策と、タスカジさんが実践している「選び方・見える化・配置」を組み合わせることが、無理なく続く仕組みづくりにつながると考えられます。


実際に食べて「今後も備蓄したい」と挙がった商品

両者の自由回答に共通して登場した商品には、サトウ食品「サトウのごはん」、大塚製薬「カロリーメイト」、アマノフーズ「フリーズドライ味噌汁」、江崎グリコ「ビスコ」などがありました。非常時だけでなく、日常でも食べ慣れており、消費・補充しやすい商品が選ばれています。

依頼者からは、井村屋「えいようかん」、石井食品「いつでもミートボール」、カゴメ「野菜たっぷりスープ」などが挙がりました。タスカジさんからは、いなば食品「ライトツナ」、マルハニチロ「さば水煮缶」、日清食品「完全メシ・カップヌードル」などが挙がり、調理の手間が少なく、普段の食事にも取り入れやすい商品への支持が見られました。

※商品名は自由回答から代表例を抜粋し、回答者の記載に基づき表記を整理しています。回答数によるランキングではありません。掲載は、当該企業による本調査・本リリースへの推奨または協賛を示すものではありません。

 ■ 家事の中で続けるローリングストック 4つのコツ

アンケートでタスカジさんから寄せられた収納・管理の工夫をもとに、タスカジ研究所の知見も交え、家庭で無理なく実践できるローリングストックのコツを4つに整理しました。

1.家族が普段から食べる食品を選び、一度試食する

非常時専用の食品だけにせず、日常の食事でも消費できる食品を選びます。味や調理方法、家族の好みに合うかを一度確認しておくと、期限前に消費しやすくなります。

2.収納量の上限を決め、在庫を見える化する

収納ボックスや棚の一角など、置く範囲を決め、その中に収まる量を目安にします。タスカジさんからは「収納ボックスに満杯になる量を必要量として管理している」「備蓄コーナーを作り、一目で何があるか分かるようにしている」といった声が寄せられました。

3.賞味期限が近いものを手前に置き、普段使う場所の近くに収納する

キッチンやパントリーなど、日常の料理で目に入り、取り出しやすい場所に置きます。買い足したものを奥へ、期限が近いものを手前へ置くことで、古いものから自然に使える流れをつくります。

4.「食べたら買う」を買い物の流れに組み込む

使った食品を買い物リストに追加する、入れ替え時期をリマインダーに登録するなど、補充を普段の買い物に組み込みます。タスカジさんからは、食品を「スーパー→ストック置き場→キッチン」と移す流れをつくり、ストック置き場を“ダム”のように運用する工夫も寄せられました。

農林水産省では、ローリングストックを、普段の食品を少し多めに買い置きし、古いものから消費して、消費した分を買い足すことで、一定量の備蓄を保つ方法と説明しています。また、食品の家庭備蓄は最低3日分から1週間分、地域の状況に応じてさらに多めに備えることも案内しています。

参考:農林水産省「災害時に備えた食品ストックガイド」

参考:農林水産省「防災備蓄収納のチェックポイント」

■タスカジ研究所コメント

「依頼者とタスカジさんの回答差からうかがえるのは、防災への意識の有無だけではなく、備蓄を日常の家事に組み込むことが、無理なく続けるための一つの手がかりになるということです。特別な防災用品を一度購入して収納するだけでは、期限の確認や消費、買い足しが別の負担になり、続きにくくなります。普段から食べるものを選び、目に入る場所に置き、食べたら買う。この小さな流れを家庭の買い物・料理・収納の中につくることが、無理なく備えを維持する第一歩です。今回の結果が、各家庭の人数や住まい、食事上の事情に合った備えを見直すきっかけになればと考えています。」

株式会社タスカジ 2つの事業について

家事代行マッチングプラットフォーム事業「タスカジ」

多彩な家事スキルを活かして働くハウスキーパー(タスカジさん)と、家事をお願いしたい人とをつなぐ、シェアリングエコノミーの家事代行マッチングサービスです。家庭内の家事負担が女性に偏っていることが理由で、望む人生やキャリアを築くのが難しいという、日本中の多くの女性が抱える社会課題を解決するために立ち上げました。2014年のサービスリリース以来、一貫して家庭のあらゆる家事の課題解決をサポートしており、培った知見をもとに「家事はクリエイティブな仕事である」ことを発信するなど、「家事代行は高価、家事は単純作業」という旧来型の家事意識の改革にも取り組んでいます。また、コミュニティを活性化することによりサービスの質を向上させる「コミュニティ循環型サービス運営モデル」の先駆けにもなっています。利用者数10万名以上。日経DUAL家事代行サービス企業ランキング20171位、日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2018 働き方改革サポート賞。

家事代行マッチングサービス「タスカジ」:https://taskaji.jp/


法人向けソリューション事業「タスカジ研究所」

株式会社タスカジの法人向けソリューション事業「タスカジ研究所」では、住宅、家電、食品、消費財などの企業様に向けて、プラットフォームに蓄積されたデータや知見を活用し、“家の中の生活行動”を起点としたリサーチ・商品開発・マーケティング支援を行っています。

ハウスキーパー「タスカジさん」コミュニティと連携し、家庭という実生活の現場で得られるインサイトを定量・定性の両面から可視化できることが特徴です。

これまでに、食品・住宅・日用品メーカー・自治体などとの共創プロジェクトやサンプリング実証、UX調査、AIを活用した生活データ分析などを通じ、家事・暮らし領域の新たな価値創出を支援しています。

タスカジ研究所:https://corp.taskaji.jp/services/taskaji-kenkyujo/


会社概要

株式会社タスカジ

所在地: 東京都港区虎ノ門1-10-5 KDX虎ノ門一丁目ビル 11階(WeWork KDX虎ノ門1丁目 内)
代表者:代表取締役CEO 和田幸子
設立:2013年11月
事業内容:

・家事代行マッチングサービスタスカジ

・法人向けソリューション事業タスカジ研究所

URL:https://corp.taskaji.jp

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URL
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業種
サービス業
本社所在地
東京都港区芝2-26-1 iSmartビル301
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-
代表者名
和田幸子
上場
未上場
資本金
-
設立
2013年11月