ゼロカーボンベースボールパークにおける廃棄物発電によるCO2排出量ゼロのクリーンエネルギー活用について阪神電鉄とエネットがパートナー契約を締結
株式会社エネット(本社:東京都港区、社長:谷口直行、以下エネット)と阪神電気鉄道株式会社(本社:大阪市福島区、社長:久須勇介)は、脱炭素社会に向けて協力して取り組んでいくため、「ゼロカーボンベースボールパークパートナー契約」を締結しました。
兵庫県尼崎市に開業したゼロカーボンベースボールパークでは、太陽光発電・蓄電池による自家発電・自家消費に加え、エネットが同市及び尼崎信用金庫と推進する「尼崎市エネルギー地産地消促進事業」により、クリーンセンター(ごみ焼却施設)で発電されたCO2排出量ゼロのクリーンエネルギーを活用することで、同施設で使用する電力の脱炭素に取り組んでいます。
今後は、この取組みをゼロカーボンベースボールパークのウェブサイトや日鉄鋼板 SGLスタジアム 尼崎のメインビジョンなどで訴求していくことで、環境保全に対する地域の方々・お客さまの意識や行動の変容を目指します。
■ゼロカーボンベースボールパークにおけるクリーンセンターの廃棄物発電の活用について
エネットは、尼崎市及び尼崎信用金庫と連携協定を締結し、2020年8月から「尼崎市エネルギー地産地消促進事業」を開始しました。その一環として、地域に必要なエネルギーを再生可能エネルギーなど地域のエネルギー資源によって賄う「エネルギーの地産地消」を志向し、2021年4月から市内事業者に対し、同市立クリーンセンター第1・第2工場の廃棄物発電による余剰電力を実質CO2排出量ゼロのクリーンな電気として供給を開始しました。この取組みにより、2023年度は、尼崎市内の施設におけるCO2排出量を年間6,032t削減することができました。
ゼロカーボンベースボールパークは、太陽光発電・蓄電池による自家発電・自家消費で不足する電力について、この取組みに新たに参加することで、全ての事業活動を実質CO2排出量ゼロで行うことが可能になりました。

■阪神タイガースファーム本拠地「ゼロカーボンベースボールパーク」について
2025年3月から、阪神タイガースのファーム施設を尼崎市・小田南公園へ移転し、「ゼロカーボンベースボールパーク」として開業しました。「日鉄鋼板 SGL スタジアム 尼崎」、タイガース練習場、室内練習場、虎風荘を新設し、選手たちが試合や練習に励む姿を身近に感じながら野球を楽しめる「小田南公園野球場」や、くつろげる広場、散歩やランニングができる周遊コースも整備しています。
さらに、太陽光発電・蓄電池の導入や廃棄物発電の活用、省エネ徹底による「脱炭素化」、ペットボトル・プラスチックカップの回収・リサイクルや雨水・井水の活用といった環境に優しい取組みを行うなど、脱炭素社会や循環型社会の実現に資するここにしかない魅力ある公園が誕生しました。

「脱炭素先行地域」について
ゼロカーボンベースボールパークとその周辺地域は、尼崎市と阪神電気鉄道株式会社が共同提案し、2022年4月26日に環境省から第1回「脱炭素先行地域」に選定されました。

本リリースは、NTT グループが展開する GX ソリューションブランド「NTT G×Inno(エヌティティ ジーノ)」※の取り組みの 1 つです。

URL: https://group.ntt/jp/group/nttgxinno/
※「NTT G×Inno」は、日本電信電話株式会社の登録商標です。
「NTT GX(Green Transformation)× Innovation」の略称であり、NTT グループが社会へのソリューション提供を通じてGX 分野で Innovation(変革)をおこし、2050 年カーボンニュートラルの実現に貢献していく取り組みです。
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