オトナル、リテールメディアへの音声広告配信サービス「リテールキャスト」を提供開始

〜ドラッグストアやコンビニなど、小売店舗の利用者に音声広告でリーチ〜

オトナル

2025年6月19日 08時10分

株式会社オトナル（本社：東京都中央区／代表取締役八木太亮、以下、オトナル）は、リテールメディアへの音声広告配信サービス「リテールキャスト」の提供を開始しました。ドラッグストアやコンビニエンスストアなどの小売店舗で、音声広告を配信することができます。

また、小売事業者の持つリテールデータを広告ターゲティングに活用し、Spotifyやradiko（ラジコ）などへの音声サービスへの音声広告配信ソリューションも合わせて提供します。

リテールメディアとは、小売事業者が保有する店舗やWebサイト、アプリ、購買データなどを活用し、顧客体験向上や広告配信を行うチャネルのことです。

オンラインやオフラインを問わず、米国でのリテールメディアの市場は大きく成長しており、2024年に537億ドル（日本円で約7.81兆円※）の市場規模まで拡大しています。*

また国内市場規模も年々拡大しており、2023年時点で約3,700億円、2028年には1兆円を超える市場として成長することが見込まれています。**

このたびオトナルは、リテールメディアへの音声広告配信サービス「リテールキャスト」を提供開始しました。生活者が普段から利用するドラッグストアやコンビニエンスストアなどで音声広告を配信することで、商品の認知度向上や購買意欲の喚起につなげることができます。

*IAB/PwC「Internet Advertising Revenue Report: Full Year 2024」より

**CARTA HOLDINGS「リテールメディア広告市場調査」（2025年1月23日発表）より

※ 換算為替レート＝145.36円（2025年6月18日時点　TTM）

リテールメディアへの音声広告配信サービス「リテールキャスト」の特徴

リテールメディアへの音声広告配信サービス「リテールキャスト」には、以下の特徴があります。

1. 小売店舗向け音声広告

ドラッグストアやコンビニエンスストアの店内放送にて音声広告を配信します。店舗を日常的に利用する生活者に店内で直接リーチすることで、商品の認知度を高めたり、購買意欲を喚起したりすることができます。

2. リテールデータを活用した音声広告

店舗アプリなどの小売事業者の持つリテールデータを、デジタル音声広告の広告ターゲティングに活用することができます。

Spotifyやradiko、ゲーム内音声広告などの音声配信サービスの音声広告枠に、リテールデータを活用した音声広告を配信可能です。

リテールメディアの活用例

活用例①：美容・化粧品メーカー

ドラッグストア店内で音声広告を展開

楽曲タイプの音声広告を制作し、音楽ストリーミングサービスやインターネットラジオ、ポッドキャストの広告枠で配信。その後、ドラッグストア店内でも同一の音声CMクリエイティブを使用して音声広告を展開。デジタル音声広告でのリーチに加え、ドラッグストア店内での展開で最終購買決定のタイミングでリマインド。デジタル広告と店内広告を横断して音声CMクリエイティブを有効活用。