ロボットのカスタマイズや新規開発を相談可能なWebサイト「プロトロボ」を公開

既存製品の仕様変更や機能追加などに関し、問い合わせしやすい動線を整備

ヴイストン

2025年11月13日 10時30分

　ヴイストン株式会社（本社：大阪府大阪市、代表取締役：大和信夫）は、既存製品へのカスタマイズや機能の追加、新規開発等に関して申し込みを受け付けるWebサイト「プロトロボ（https://proto-robo.vstone.co.jp/）」

■サービスの背景

　ヴイストン株式会社においては、コミュニケーションロボットやヒューマノイドロボット、研究開発用台車ロボットシリーズやヒーリングコミュニケーションデバイスなど、多彩なロボット関連の製品を企画・開発・製造・販売しているほか、これら製品群をベースとした幅広いカスタマイズや新規開発なども数多く手がけています。一方、製品群が多岐にわたることや、それぞれの製品を理解するには一定の専門知識が必要となることなどから、カスタマイズや新規開発に関する相談がしづらいとのご指摘もありました。

　今回公開したWebページである「プロトロボ」は、上記のようなご指摘を受けて構築したサービスで、ロボットのカスタマイズや新規開発の問い合わせを、より簡易なフォームにて入力いただくことが可能です。Webフォームを通して相談いただいた内容を元に、ヴイストン株式会社の担当者がその実現に向けて伴走させていただきます。近年、様々な用途での活用が広まっているAGV、AMRなどの研究・開発に対して、迅速かつ効果的に対応が可能です。

　本サービスの対象は、公開時点では研究開発用台車ロボットを主としていますが、今後その種類を増加させていく計画です。

（１）既存製品を活用することで、短納期に対応可能

　ヴイストン株式会社では、豊富なオプションを含む研究開発用台車ロボットシリーズなど、数多くの製品をラインナップしています。本サービスにおいては、これらの既存製品を組み合わせる、あるいは追加改造を行うアプローチを取ることで、まったくのゼロから開発する場合と比較し、短納期・低価格で提供することが可能です。

（２）ロボットをフルスクラッチから開発することも可能

　既存ラインナップにないロボットに関してご要望をいただいた場合、カスタマイズではなく、フルスクラッチからの開発・製造を行うことも可能です。カスタマイズの場合と比較し、価格や納期はかかりますが、高い自由度で開発を行うことができます。

　なお、ロボットの要件定義の段階からお手伝いすることも可能です。

（３）他社製品との組み合わせにも対応可能

　本サービスにおいては、他社製品（センサーやロボット、電子基板や動力部品等）との組み合わせを行うことも可能です。用途や要件に合わせた最適な部材・部品を採用することで、費用対効果の高い対応を実施することを目指しています。なお、組み合わせや搭載が技術的に可能かどうかについては、お問い合わせの際にご確認ください。

■サービスの具体例

　本サービスにおいては、研究開発用台車ロボットに関して、以下のような具体例や過去事例があります。なお、下記にない内容の対応も可能ですので、詳細は弊社担当までお問い合わせください。

・台車ロボットへ大型バッテリーを搭載し、稼動時間を延長

・台車ロボットの積載重量を大型化（300kgなど）

・ロボット上部に取り付ける天板の増設、機材に合わせた形状のカスタマイズ

・高性能LiDARの搭載および、必要となる電源基板の増設

・駆動モーターの変更および、用途に合わせた駆動機構の変更

・外装の設計、製作、取り付け

・上部に搭載する大型あるいは小型コミュニケーションロボットの設計、製造

■Webサイトおよびサービスのロゴデータ

　本サービスにおいては、以下のロゴデータを設定しています。Webサイトのみならず、カタログや印刷物でも展開してまいります。