自然資本可視化ツール「BiomeBoard」― ネイチャーポジティブ経済移行を加速させる、企業向け新サービスのデモ版を公開

TNFD開示をはじめ、国際基準の開示から現場の実務実装までを包括対応!

(株)バイオーム

株式会社バイオーム(京都市、代表取締役:藤木庄五郎)は、サプライチェーン全体の自然資本リスクや事業活動との関連を可視化し、TNFD等の開示対応から事業実装までを支援する新サービス「BiomeBoard(バイオームボード)」デモ版を公開(https://biome-board.com)。特設サイトからお問い合わせいただいた企業には、開発中の本サービスをいち早く体験いただける機会をご案内します。

■自然資本可視化ツール「BiomeBoard」とは

概要

「BiomeBoard」は、自然資本情報の『収集・評価・管理』を一つに統合した、自然資本可視化ツールです。自然資本に関する情報を「評価対象」から「管理可能な資産」へ転換し、リスク回避やコンプライアンス対応はもちろん、自然資本を活用した新たな価値創出へと踏み出すための基盤を提供します。

BiomeBoardの3つの強み

① SoNに対応した自然資本メトリクス群

State of Nature Metricsに対応した多様な指標を実装。バイオームの強みである生物多様性ビッグデータによる分析も可能です。

② バリューチェーンのトレーサビリティ確保

直接操業・上流・下流の拠点に関する位置情報と産業情報を入力するだけで、拠点別の自然資本に関する情報を可視化。サプライヤーとの情報連携機能により、サプライチェーン上の拠点のトレーサビリティを確保します。


③ TNFDをはじめとするフレームワーク対応

TNFD・SBTN・CDP・EUDR等の、自然資本関連の開示フレームワークに順次対応予定です。

中核の機能と、解決できる課題の一例

※以下、本リリースで紹介している各機能・画面は、開発中のデモ版です。

【拠点の位置情報から、自然資本メトリクスを自動評価 & 一覧化】
機能:拠点位置と産業情報を登録するだけで、環境リスクやガバナンス指標、さらに地域ごとの高解像度データを自動で重ね合わせ、一画面で可視化します。

解決できる課題:

マクロデータが粗くリスクを判別できない壁を解消し、高解像度データが得られる地域においては、自社の事業文脈に即した高精度なスクリーニングを可能にします。

【サプライヤーとの情報連携によるトレーサビリティ確保】

機能:主導企業(オーナー)と子会社や支店等(ブランチ)が共通基盤で協働し、アンケートや調査等の一次情報を現場起点で集積します。

解決できる課題: データの分断や取引先を巻き込む仕組みの欠如を解決し、最上流まで遡るトレーサビリティと確かなデータの資産化を確立します。

【TNFDをはじめとする、フレームワークのための分析機能】

機能:網羅的な基礎分析に加え、TNFDやSBTN等に対応した応用分析機能を順次実装予定です。

さらに、自社プロダクト「BiomeSurvey」による現地調査データも統合します。

解決できる課題:

一度きりの開示対応で終わり、事業改善に結びつけられないという課題を解消。将来的に実装される応用分析と現地調査の実測エビデンスを組み合わせることで、実効性の高い自然資本経営への継続的な移行を後押しします。

【そのほか、自然資本経営を後押しするインテリジェンス提供】

上記以外にも、下記の機能・体験などを含め、順次機能を拡大させていく予定です。

・分析結果の集約、ダッシュボード化

・産業情報や政治経済情報などとの重ね合わせ

・ネイチャーポジティブアクションの導出、進捗管理

・自然資本関連の事業リスクのデューデリジェンス 等


【外部連携】自社プロダクト「BiomeSurvey」と現地調査で連携予定

バイオームが提供する現地調査ツール「BiomeSurvey」と連携し、現地調査の計画・実施・結果反映を一体的に管理できます。これにより不足しているデータをユーザーが補完でき、推定ベースの評価を実測データへとシームレスに置き換え、分析精度を向上させます。

■開発背景

現在、企業の環境対応は、TNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)、EUDR(欧州連合森林破壊防止規則)、SBTN(科学的根拠に基づく自然のための目標設定)やSoN(自然の状態)などへの対応など、財務リスクや法的義務を伴う実務課題へ移行しています。

しかし従来のツールは、単発のデータ販売や静的レポート作成にとどまり、ユーザーは外部データ・分析結果を受け取る「利用者」となっています。そのため「データが粗く自社拠点・調達先のリスクを判別できない」「各分野が分断され包括管理できない」「能動的にデータを更新・蓄積する仕組みがない」という実務上の壁が存在。また一度きりの開示対応で終わり、経営判断や事業改善に結びつけられない課題も浮き彫りになっています。

バイオームは、生物多様性保全が「実務」へ発展することを重視します。そのため保全を”促す”だけでなく、現場の課題に対し”一緒に実行していく”実務的な伴走ツールが必要と考え、このたび「BiomeBoard」を開発しました。

最大のポイントは、ユーザーが手元の拠点情報を入れるだけで、上流リスクの可視化から包括管理までをシームレスに叶えられる点です。実務の多様な事業シーンにおいて、自然資本の継続的な管理と新たな価値創出を支える基盤として機能することを目指します。

■今後の展望

国際的な主要枠組み、規制への順次対応

国際的な開示基準に直結する「TNFD対応ボード」を、COP17のタイミング(2026年11月頃)を目処にローンチ予定です。以降も、各枠組みに対応できるような機能開発を予定しています。

ネイチャーポジティブ経済移行戦略への対応機能の実装

開示のためのレポート生成にとどまらず 、実務シーンで必要とされる追加ボード機能の順次実装を予定しています。

(例)CDP、ISSB、CSRD、SBTN、EUDR・土地開発リスク評価、原材料調達リスク評価、環境 DD、自然資本会計、生物多様性価値評価、グリーンインフラ設計 / 評価、ネイチャーポジティブファイナンス、自然共生サイトなどに対応できる機能の実装 など

外部連携の拡張性

BiomeSurveyに限らず、他のデータ提供サービスや分析ツールとも接続可能な拡張性を担保する想定です。

■グローバル・ネイチャーポジティブ・サミット2026 デモ版の先行体験について

2026年7月14日(火)〜15日(水)に熊本にて開催される「グローバル・ネイチャーポジティブ・サミット2026」特設ブースにて、BiomeBoardのデモ版を先行公開。ブースへご来場いただいた企業(担当者)様から優先的に、BiomeBoardのデモ版をご体験いただけます。

併せて本日より、BiomeBoard特設サイトを公開。BiomeBoardに関する詳細情報を、随時更新して参ります。

場所:熊本城ホール 1階 展示ホール「NATURE TECH!」特設会場 ブース NT-49

ブース開場時間:2026年7月14日(火)~15日(水)9:30~17:00

特設サイトhttps://biome-board.com

■株式会社バイオームとは

「生物多様性の保全を社会の当然に」を掲げる京都大学発のネイチャーテック企業。独自の名前判定AIを搭載した、いきものコレクションアプリBiomeを提供し2026年7月現在は累計129万ダウンロードを突破。1,150万件を超える生物データを持つ、国内最大級のリアルタイム生物分布データベースを構築しています。

このビッグデータを活用し、企業の自然関連財務情報開示(TNFD)の支援や、自然共生サイトの認定支援、都市開発における生物多様性評価などを行っています。地域の実測データに基づく分析・解析というネイチャーポジティブのボトルネックを解消し、環境保全と経済的合理性が両立する社会基盤の創出に取り組んでいます。


URL:https://biome.co.jp/

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会社概要

株式会社バイオーム

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URL
https://biome.co.jp
業種
情報通信
本社所在地
京都府京都市下京区中堂寺南町134番地  ASTEMビル 8階
電話番号
075-432-7622
代表者名
藤木 庄五郎
上場
未上場
資本金
2億3753万円
設立
2017年05月