ブラジル・アマゾン地域でのモバイルクリニック事業を含む早期診断・教育事業などの協力覚書を締結
日・ブラジル・ビジネスフォーラムへ出席し、ルーラ大統領と面会
株式会社ディー・エヌ・エー(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:岡村信悟)の子会社である株式会社アルム(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:坂野哲平、以下 アルム)は、岸田首相のブラジル訪問に同行し、現地時間5月4日に開催された日本とブラジル両国の経済団体などが主催する日・ブラジル・ビジネスフォーラムにて、現地州政府などとブラジル・アマゾン地域でモバイルクリニック事業を含む3件の協力覚書(MOU)を締結しました。
ブラジルは医療格差が深刻で、特にアマゾン地域では医療アクセスの課題が顕著です。心臓病や脳血管疾患など循環器系疾患が死亡の30%を占めて死因トップですが、早期診断及び医療サービスへのアクセス改善が求められています。
アルムが開発・提供する医療関係者間コミュニケーションアプリ Join(ジョイン)によって、医療連携ネットワークを構築し、専門医の診断支援をリアルタイムで受けられる体制を整備します。
また、喘息・慢性閉塞性肺疾患などで苦しむブラジル人患者数は数百万人と言われており、早期発見及び早期診断につなげるための医師や医療従事者の教育事業も実施します。
取り組みに関する主な内容は、以下の通りです。
・アマゾン地域における循環器疾患による死亡率低減に向けたモバイルクリニック事業(イタイトゥバ市)
・アラゴアス州脳卒中・心臓病医療連携ネットワーク事業(アラゴアス州政府)
・重度喘息・慢性閉塞性肺疾患早期診断・教育事業(Chiesi Farmacêutica Ltda)
アルムでは、医療ICTソリューションを提供し、医療DXを推進することで、全ての人へ公平な医療提供の実現を目指してまいります。
■Joinについて
医療関係者が高セキュリティ環境下でコミュニケーションをとることができるアプリです。標準搭載されたDICOMビューワーで医用画像を閲覧、チャットに共有することで、夜間休日などに院外にいる医師へのコンサルテーションツールとしての活用や、救急患者の転院時の病院間連携・情報共有などに利用されています。日本ではじめて保険収載されたプログラム医療機器で日本、米国(FDA)、欧州(CE)、ブラジル、サウジアラビアなどの医療機器認証を取得しています(販売名:汎用画像診断装置用プログラム Join)。
■会社概要
株式会社アルムは「すべての医療を支える会社(All Medical)」として、「Shaping Healthcare」をコーポレートメッセージに掲げ、ICTの力で医療の格差・ミスマッチをなくし、全ての人に公平な医療福祉を実現します。また、医療関係者間コミュニケーションアプリ「Join」を始めとした医療ICT事業では、グローバル展開に積極的に取り組み、日本発の医療ICT企業として累計32カ国へのソリューション提供を行っています。
○社名:株式会社アルム
○本社:東京都渋谷区道玄坂1丁目12番1号 渋谷マークシティ ウエスト16F
○代表:坂野 哲平
○設立:2001年4月18日
○資本金:1億円
○ホームページ:https://www.allm.net/
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