【調査結果】首都圏在住3人に1人が“2拠点生活”に関心でも実行者は4%、新たな選択肢「シェア別荘」に期待

SANU

シェア別荘サービス「SANU 2nd Home」を展開する株式会社Sanu(本社:東京都目黒区、代表取締役:福島弦)は、首都圏在住545名を対象に「2拠点生活に関する意識調査」を実施しました。

調査の結果、首都圏の3人に1人が「2拠点生活」に関心を寄せていることがわかりましたが、実際に実行している人はわずか4%にとどまっています。

その背景には、“費用”や“管理の手間”といった大きな壁があることが明らかになりました。一方で、「月1回程度の利用」「維持管理が不要」「自然の中で過ごせる」といった条件が整えば、7割以上が「やってみたい」と前向きに回答。都市での暮らしをベースにしながら自然へ通う“令和の2拠点生活スタイル”の鍵は「シェア別荘」にあることが見えてきました。


1.調査概要:背景

調査主体:株式会社Sanu

調査対象:一都三県在住(東京・神奈川・千葉・埼玉) 20~69歳の男女 545名

調査方法:インターネットリサーチ

調査期間:2025年3月21日~24日

政府や自治体は「地方移住」や「2拠点生活」の推進を図っていますが、今回の調査では「関心」と「実行」の間にある大きなハードルが改めて浮き彫りになりました。本調査では、「なぜ動けないのか」「どうすれば行動につながるのか」を明らかにするとともに、当社が展開するシェア別荘サービス「SANU 2nd Home」のユーザーアンケートも照合し、“令和の2拠点”のあり方を探りました。


2.調査概要:サマリー

【調査ハイライト】

— こぼれおちる“隠れ2拠点層”を救うシェア別荘

1. 首都圏在住3人に1人が2拠点生活に関心、でも実行者はわずか4%

2.“シェア別荘”という選択肢を提示すると、70%以上が「やってみたい」と前向きに

3.関心層の中でも、子育て世帯が次世代2拠点の担い手に

4.「SANU 2nd Home」利用者の満足度は90%超。都市と自然をつなぐ“もう一つの家”

5.旅行 → 通う → 暮らすへ。段階的な関係人口創出のきっかけに

6.シェア別荘市場は拡大中。“令和の2拠点生活”が本格始動


3.調査結果

(1) 関心は35%、実行率4% —— “隠れ2拠点層”が30%以上

「現在、2拠点生活に興味はありますか?」という質問に対し、約35%が「関心あり」と回答。一方、実際に実行している人はわずか4%にとどまりました。これは、一都三県に住む20~60代のうち推定700万人が“隠れ2拠点層”として存在していることを示唆します。

主なハードルは、「費用」「物件の維持管理」「移動の手間」など。さらに、2拠点生活と聞くと「月に1〜2週間以上の滞在」を連想する人が多く、心理的にも“ハードルが高い暮らし”として認識されている現状が浮かび上がりました。

図1:2拠点生活関心者と実行者の割合(単一回答)
図2:2拠点生活関心者と実行者の割合(単一回答)

ーネックは「費用」や「管理の手間」

図3:ハードル理由ランキング(複数回答)

ー「2拠点生活」と聞くと月に1~2週間など頻度高いイメージ

図4:2拠点の頻度イメージ(単一回答)

(2)“シェア別荘”なら7割以上が前向き —— 別荘もシェアの時代へ

関心層192名に対し、「都市からのアクセスが良い場所」「年12泊程度の利用(月1回または季節ごとの利用)」「管理の手間がない」といった条件を提示したところ、70%以上が「やってみたい」と前向きに回答。費用と管理の手間が軽減されれば、2拠点生活は“現実的な選択肢”になることがわかりました。

図5:シェア別荘意向度(単一回答)
図6:シェア別荘によるハードルの変化(単一回答)

(3)令和の2拠点スタイルを牽引するのは「子育て世帯」

シェア別荘に前向きな関心を示した層の中でも、特に注目すべきは子育て世帯です。
独身層と並んで約4割を占めていますが、その動機やニーズには明確な違いが見られます。子育て世帯では、「子どもに自然体験をさせたい」「家族で季節を感じたい」といった意識が高く、都市では得がたい“家族の豊かな時間”を自然の中に求める傾向が強く見られました。

こうした層にとって、“移住”ではなく、無理なく通える”もうひとつの家”という形で2拠点生活を取り入れるスタイルが、現実的かつ共感を得やすい選択肢であることがうかがえます。

一方で、子育てがひと段落した夫婦や独身世帯にも、都市生活の忙しさから少し離れ、自然の中でゆったりと過ごしたいという声は根強く存在しており、シェア別荘は人生のステージを問わず幅広い共感を集めつつあります。

ーシェア別荘意向層✖️子育て世帯は自然へのニーズが高い

図7:シェア別荘意向層は子育て世帯が牽引(単一回答)
図8:シェア別荘意向層・子育て層の自然ニーズ(単一回答)

(4)満足度90%以上。「もうひとつの家」が暮らしを変える

SANUが提供するサービス「SANU 2nd Home」では、多くの都市在住世帯がそれぞれのペースで自然の中に通いながら、暮らしの変化を実感しています。なかでも注目を集めているのが、“シェアして所有する”共同オーナー型サービス「SANU 2nd Home Co-Owners」。経済的・時間的負担を分かち合いながら、自分の別荘を持てる新しい所有のかたちとして、多くの共感を得ています。

利用の目的はさまざまで、

  • 家族やパートナーとの時間を深めるため

  • 子どもに自然体験や季節の移ろいを感じさせるため

  • ワーケーションや趣味(登山・スキー・サーフィンなど)の拠点として

など、それぞれのライフスタイルに合わせた“もうひとつの家”として利用されています。

ーCo-Owners利用者属性

図9:SANU 2nd Home Co-Owners属性(単一回答)

ー利用満足度は9割超

図10:SANU 2nd Home 会員アンケート(単一回答)

(5)旅行→通う→暮らすへ。“段階的な関係人口創出”の起点に

最初は“旅行感覚”で始めた人も、定期的に通ううちに、自然と“暮らすように通う”感覚へと変化していく——。こうした心の移ろいが起こりやすいのも、シェア別荘という仕組みならではの魅力です。SANU 2nd Homeでは、その“暮らしへの移行”がより自然に生まれるよう、空間づくりや滞在体験の細部にまで工夫を重ねています。

利用者コメント(30代・ファミリー)

「到着すると子どもたちは“ただいまー!”と言ってドアを開けます。本当に自宅に帰ってきたような感覚で、都会とは別のリズムの暮らしが始まるんです。最初はただの旅行気分でしたが、今では“私たちのもうひとつの家”として月1回は必ず訪れるほど愛着が湧きました。」

SANU 2nd Homeでは、すべての拠点を“もうひとつの家”として感じてもらえるよう、建築・インテリア・ランドスケープを含む空間を設計しています。どの場所でも統一された基準の設備や備品が整っているため、初めて滞在する場所でも“自分のセカンドホーム”としてすぐに馴染めるのが特徴です。実際、3〜4回の滞在で「ただいま」と口にする会員も多く、“帰ってくる安心感”が自然と育まれていくのです。

環境共生型モデルのSANU Series。デザインは異なれど広さや、滞在体験、備品は基本同じ。このような仕掛けが“暮らすように通う”感覚をさらに後押ししています。 


自社アンケートでは、80%の方が「暮らしが変わった」と回答。もともと2拠点生活に関心があった層は約65%と高く、さらに33%が「移住や本格的な2拠点生活に興味を持った/検討中」と回答しています。こうした段階的な関係人口の創出や、地域との継続的なつながりを生み出す手段として、シェア別荘は自治体や行政からも注目を集めています。

図11:SANU 2nd Home会員アンケート(複数回答)

(6) シェア別荘は急成長、“令和の2拠点生活”が本格始動

共同所有やサブスクリプションといった新しいシェア別荘サービスの広がりにより、別荘市場はいま、大きな転換期を迎えています。従来、別荘は主に富裕層を中心とした一部の人々に限られた選択肢でしたが、都市に暮らしながら「もうひとつの家」を持つという新しい暮らし方が、より多くの人にとって現実的なものになりつつあります。

今回の調査からは、「2拠点生活に関心はあるものの、費用や管理の負担から実行に踏み出せていない層」が多く存在していることが明らかになりました。私たちSANUは、こうした方々に向けて、 “都市に暮らしながら、シェア別荘を活用して定期的に自然へ通う”という新しい2拠点生活の選択肢を提案しています。このような“令和の2拠点生活スタイル”は、個人の暮らしを豊かにするだけでなく、 地域との接点を生み出す「関係人口」の入り口としても機能し、社会にも持続的な価値をもたらすものと私たちは考えています。


SANU 2nd Home

個々のライフスタイルに最適な形で、日本の美しい自然の中に独自に建築したシェア別荘―「自然の中のもう一つの家」を提供するサービスです。「Live with nature. / 自然と共に生きる。」をコンセプトに、都市と自然を行き来する新しいライフスタイルを提案します。

▼ライフスタイルに合わせて自然の中での暮らし方を選択できます。

1)ゲスト宿泊
自然の中の暮らしを1泊から体験できるゲスト宿泊

2)サブスクリプション|個人向け
気軽に自然の中での暮らしを始められるサブスクリプションプラン
3)サブスクリプション|法人向け
福利厚生として導入し、社員のウェルビーイング向上を目指す企業様向けの法人契約プラン

4)共同オーナー型セカンドホームサービス|個人・法人向け
自然の中での暮らしを必要な分だけ所有する、共同オーナープラン

5)1棟所有・運用型セカンドホームサービス|個人・法人向け
自然の中の暮らしと資産運用を両立する、運用型別荘プラン

また、環境に配慮した開発・建築・運営を特徴とし、拠点が広がるほど日本の森が豊かになるリジェネラティブな仕組みを育みながら、現在31拠点・189室を運営(2025年5月時点)。2028年には、国内外100拠点以上へと広がります。

株式会社Sanu

「Live with nature. / 自然と共に生きる」を掲げるSANU<サヌ>は、⼈と⾃然が共⽣する社会の実現を⽬指すライフスタイルブランドです。⼈が⾃然と調和し、楽しく健康的にこの地球で暮らし続けるために必要なことを、新しい⽣活様式の提案を通じて⼈々に発信していきます。真⾯⽬に、未来の⽣き⽅を考える。 明るく、私たちのライフスタイルを変えていく。

会社名:株式会社Sanu

代表者:福島 弦

所在地:〒153-0061 東京都目黒区中目黒3-23-16

会社ページ https://corp.sa-nu.com/

公式Facebook : https://www.facebook.com/sanuofficial/

公式Instagram:https://www.instagram.com/sanu_2ndhome/

公式LinkedIn:https://www.linkedin.com/company/sanuofficial/

公式X:https://x.com/sanu2ndhome

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会社概要

株式会社Sanu

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URL
https://sa-nu.com
業種
飲食店・宿泊業
本社所在地
東京都目黒区中目黒3-23-16
電話番号
-
代表者名
本間貴裕、福島弦
上場
未上場
資本金
-
設立
2019年11月