【i-Reporter】最先端AIモデルでAI-OCRを実現・ネフロック社との戦略的業務提携
i-Reporterに読み取り速度わずか0.1秒という圧倒的な速度を実現するAI-OCR機能を実装
2024年、シムトップスは、i-ReporterのiOS/iPadOSネイティブアプリ上で動作するAIを使用した各種機能の実装に力を入れてまいります。
まずその第一弾として、ネフロックの開発するハイスピード・高精度なAI-OCR(※1)「EdgeOCR」をi-Reporterの新しいクラスター種別として実装します。
コンセプトデモ動画
https://youtube.com/shorts/l6C3p8zLC8g?si=HyT0cPYKrFUEPg4i
▼コンセプトデモのポイント
①ラベル読み取り時、事前に指定した箇所に絞って出力できる。
②文字列とバーコードを同時に読取り可能
③圧倒的な読取り速度
(※1)AI技術を活用したOCR機能。最新のディープラーニング技術を用いることにより、従来のOCRよりも高精度な文字抽出、文字認識を実現し、画像データからテキスト部分を抽出し、テキストデータに変換します
1.新しい機能「Edge OCR」について
i-ReporterのiOS/iPadOSアプリに、高精度な最先端AIモデルである「EdgeOCR」(ネフロック社より専用SDKの開発提供) の機能をネイティブに組み込み、i-Reporterにおいて、高精度な最先端AIモデルのAI-OCR機能を全てノーコードで使用いただけるようになります。
本機能は、全てのOCR処理をiPad,iPhone本体のみで完結させるため、読み取り速度わずか0.1秒という圧倒的な速度を実現します。
一般的なクラウド型OCRは、クラウドを経由して認識するため、読み取るごとにタイムロスが発生し、現場作業者にストレスを感じさせます。また、外部サービスに現場のデータをを送信する必要がなく、iPad,iPhone上で処理が完結するため、セキュリティ面も安心です。オフラインでも使用でき、通信環境を問いません。現場での帳票入力の効率化と桁落ちや誤読防止、照合リストとのARを使用した正誤判定などにより、ヒューマンエラーの削減に貢献します。
▼実装予定機能
・英字・数字はもちろん、日本語も対応。手書きやさまざまなフォントにも対応を拡大中。
・文字列とバーコードの双方を同時に読取。カメラ画面上に読取結果をAR表示。
・文字の読み取り条件の設定がある場合、その条件に一致する文字列のみを抽出し、画面上に読取結果を
AR表示。
・外部システムから取り込んだ照合リストのデータに一致するかどうか、読取文字列を判別、画面上に
読取結果、正誤判定を音と共にAR表示。
・読み取った結果は、帳票の指定したクラスター、もしくは、表に自動入力。
※複数行の読取り機能
※一行の文字列を読み取る機能
対応する様々な文字のカテゴリ
▼読取り可能なカテゴリ
・英語文字(アルファベット大文字、小文字)
・日本語文字(漢字、カタカナ、ひらがな)
・数字
・記号(特殊記号含む)
・日付
・日付時刻
・時刻
・住所、地名
・郵便番号
・電話番号
・固定文字(自由入力)ワイルドカード
・デジタルメータの数値(7セグ文字)
・手書き文字
・金属刻印文字
▼読取りルール
・桁数、接頭接尾など文字列のフォーマットを登録
2.開発背景
これまで、i-Reporterの導入や運用支援を行う中、「OCR機能」の実装要望を数多くいただきました。
その数は直近2年間で100社以上に上りました。
▼実際に頂いたOCRに求める機能・要望
・品名、品番、ロット番号など日本語、英語、数字や記号を読み取りたい
・バーコード化されていない(システム化できていない、できない)文字情報を読み取りたい
・日本語、英数字、バーコードを同時に読みたい
・賞味期限などの日付情報を読み取り、自動でチェックをかけたい
・鋳物の鋳出し文字、金属への刻印文字の読取がしたい
・手書き文字の読取がしたい
・etc
これらの要望を取り込んだOCR機能を実装するに当たり、i-Reporterの特長である現場作業者にストレスを与えない軽快な動作とオフラインでの使用を実現することが重要なテーマでした。これを実現可能なエッジAIのOCRの実装に必要不可欠な重要なパートナーとして、今回、高精度な最先端AIモデルである
「EdgeOCR」を開発するネフロックとの戦略的業務提携に至りました。
3.コンセプトデモの披露
2024年 2月7日〜2月9日より開催の「大塚商会 実践ソリューションフェア2024 東京」より本リリースのコンセプトデモを初披露します。
▼開催日
2024年2月7日(水)~ 9日(金)
9:30~17:00(最終入場)
▼会場住所
ザ・プリンス パークタワー東京
東京都港区芝公園4-8-1
▼入場料
無料
ネフロックとの戦略的業務提携におけるお知らせや、「Edge OCR」機能の開発並びリリース情報は引き続き発信してまいります。
シムトップスは、今後も、i-Reporterを通じて、「お客様の現場の悩みや課題を解決し、お客様の役に立つ、貢献することができる、喜んでいただくことが出来る製品・サービス」を提供することに注力して
まいります。これにより、お客様の現場DXの実現の一助になることを引き続き、努力して参ります。
Edge OCRとは
https://www.youtube.com/watch?v=1hp3o9GYrkc
■超ハイスピード・高精度
従来のOCRは精度が十分ではなく、後に精度の高いAI-OCRが登場しましたが、クラウドを経由するためタイムロスがあり、現場業務には向いていませんでした。当製品は読み取り速度わずか0.1秒という圧倒的なスピードと精度を両立させ、現場業務に最適なOCRの実用化に成功しました。
■⽇本語もバーコードも⼿書きも読める
EdgeOCRは、英数字はもちろん、⽇本語も、バーコードやQRコードも読み取ることができ、⼿書きやさまざまなフォントにも対応が可能です。
■さまざまな⽤途に使えて、現場DXを促進
EdgeOCRは、これまで目視・手入力で行っていた業務の効率化や、ヒューマンエラーの削減、従業員の働きやすさやデータの利活用につながり、現場業務のDX推進に貢献します。
株式会社ネフロックについて
株式会社ネフロックは、東工大発のベンチャー企業で、主にディープラーニングを用いたAIの研究開発と、 独自のAIエンジンを特定領域の課題解決に向けて開発した各種AIソリューションの提供を行っています。 また、企画からシステム開発などの実装まで一気通貫で対応でき、各種技術相談や開発支援も行っています。
会社名:株式会社ネフロック
本社所在地住所:東京都大田区北千束3-35-5 Nefrock Lab Ookayama 101
代表取締役:靎見 敏行
設立年月日:2011年
i-Reporterとは
i-Reporterは国内トップシェア(※1)の現場帳票ペーパーレス化ソリューションです。
使い慣れた現場の紙帳票がそのままデジタル化できるので、誰でも簡単に利⽤できます。
電⼦帳票はノーコードで簡単に作成・修正ができるのでプログラミング知識が無い⽅でも安⼼。
紙ならではの記⼊ミス・漏れ、ダブルチェック・転記・システム⼊⼒の煩わしさを解決します。
・紙やExcelの帳票をそのままのレイアウトでタブレットに取り込み、ペーパーレスを実現
・現場⼊⼒データがリアルタイムでデジタル化され、データの2重⼊⼒を防ぎ情報活⽤と共有が迅速に
・外付けデバイス、IoTやPLC、既存システムとのデータ連携により、ミス無く効率的な⼊⼒ができる他、トレーサビリティーの⾼いエビデンスが取得可能
・⾳声⼊⼒によるハンズフリーを実現し、作業と⼊⼒を並⾏可能
・⼊⼒データをAI 連携し、分析、解析結果をエビデンス化
・オンプレミス版とクラウド版のどちらも利⽤可能
(※1)
富士キメラ総研 2023年8月8日発刊
2023 SX/GXによって実現するサステナビリティ/ESG支援関連市場の現状と将来展望
ⅡーAー10 現場帳票ペーパレス化ソリューション 市場占有率48.4%
株式会社シムトップスについて
■個別受注生産向け生産スケジューラ、生産管理システムDIRECTORの開発/販売
■ノーコード現場帳票ペーパーレス ソリューション i-Reporterの開発/販売
■各種i-Repoファミリー製品・サービスの開発/販売
■BOPプロセスエディタ MPPCreatorの開発/販売
シムトップスは、1991年に国産生産スケジューラ専門会社の草分けとして誕生しました。
多くのお客様での生産スケジューリングや工程管理システムの構築、運用を通して得たノウハウを製品にフィードバックしながら、製造現場で使える生産スケジューラ、工程管理システム、IoTデータ収集ソリューション、「現場帳票」の電子化システムなどのパッケージ製品を
開発し、お客様の現場DXを支援致します。
会社名:株式会社シムトップス
本社所在地住所:〒141-0021 東京都品川区上大崎2-25-2 新目黒東急ビル10階
代表者名 :代表取締役社長 水野 貴司
設立年月日: 1991年10月1日
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