モータ特性解析ソフトウェア「TMCA」販売開始

電動化が進む各産業でモータやインバータ開発の効率化と品質向上に貢献

東陽テクニカ

株式会社東陽テクニカ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:高野 俊也(こうの としや)、以下 東陽テクニカ)は、モータの性能評価向けモータ特性解析ソフトウェア「TMCA(Toyo Motor Characteristic Analysis)」を新たに開発し、2023年12月15日に販売開始いたします。トルク動作の安定点を自動で抽出できるように開発し、効率マップの描画を簡素化しました。オールインワンモータトルク試験ベンチ「TSBシリーズ」などの東陽テクニカ製モータトルク計測システムと組み合わせ使用することでモータ効率評価をより容易にし、電動市場におけるモータやインバータ開発の効率化と品質向上に貢献いたします。

(「TMCA」ソフトウェア画面イメージ)

  • 背景/概要

自動車電装品、家電、住宅機器、ドローンなど、さまざまな産業で電動化が進むに伴い、製品開発の場ではモータ性能評価の需要が高まっています。一方で、世界の電力消費量の約40~50%はモータが消費していると言われており、モータの高効率化が期待されています。

モータの効率は回転数やトルクの動作点により変化するため、実測したデータから効率マップを描画することがモータ設計や制御設計の評価に有益です。東陽テクニカが開発したモータ特性解析ソフトウェア「TMCA」は、トルク動作の安定点を自動で抽出できるようにしたことで、実測したデータからモータやインバータの効率マップを描画することを簡素化し、作業時間の短縮を実現します。オールインワンモータトルクベンチ「TSBシリーズ」をはじめとした東陽テクニカ製モータトルク計測システムと組み合わせ、各動作点での銅損などの損失マップも描画することができます。

(「TMCA」ソフトウェアを使用したモータ計測イメージ)

(「TSBシリーズ」ベンチイメージ)


< マップ描画項目例 >

モータ総合効率、モータ効率、インバータ効率、銅損、鉄損+機械損、モータ出力、インバータ出力、電流

・製品ページ:https://www.toyo.co.jp/mecha/products/detail/TMCA.html

【 製品情報 】

・製品名:モータ特性解析ソフトウェア「TMCA(Toyo Motor Characteristic Analysis)」

・発売日:2023年12月15日

・販売価格:100万円~(税抜)


<株式会社東陽テクニカについて>

東陽テクニカは、1953年の創立以来、最先端の“はかる”技術のリーディングカンパニーとして、技術革新に貢献してまいりました。その事業分野は、情報通信、自動車、エネルギー、EMC(電磁環境両立性)、海洋、ソフトウェア開発、ライフサイエンス、セキュリティなど多岐にわたります。5G通信の普及、クリーンエネルギーや自動運転車の開発などトレンド分野への最新の技術提供に加え、独自の計測技術を生かした自社製品開発にも注力し、国内外で事業を拡大しています。最新ソリューションの提供を通して、安全で環境にやさしい社会づくりと産業界の発展に貢献してまいります。

株式会社東陽テクニカ Webサイト:https://www.toyo.co.jp/ 

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会社概要

株式会社東陽テクニカ

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URL
https://www.toyo.co.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都中央区八重洲1-1-6
電話番号
03-3279-0771
代表者名
高野俊也
上場
東証プライム
資本金
41億5800万円
設立
1953年09月