2023年9月リニューアルオープン◆立命館大学国際平和ミュージアムの常設展示図録 全国書店発売―自ら行動するための平和のピースを探す旅に出かけましょう!
2023年9月23日にリニューアルオープンした立命館大学国際平和ミューアジアムの常設展示図録を全国書店にて発売します。
本書は、戦争の背景や構造への学習を深めるとともに、これを自らにつながる課題として受け止めることを促すことを念頭に置いて刷新された展示に即してまとめられています。
[帝国主義の時代][十五年戦争][戦後の世界][グローバル化した世界]という4つの時代区分ごとに、歴史的な資料、写真、解説、体験者が語ったことばなどを通して、戦争と平和を見つめ直します。
[本文プロローグより]
立命館大学国際平和ミュージアムの展示「PEACE」×「PIECE」は、世界が戦争へと突き進む19世紀から21世紀の現在まで、日本で、アジアで、世界で、人びとのいのちやくらしがいかに脅かされてきたのか、人びとが困難にどのように立ち向かってきたのかを物語っています。
そこには、絶えることのない人びとの平和への願いや問いがちりばめられています。
さあ、自ら行動するための平和のピースを探す旅に出かけましょう!
研究者による充実の解説付と資料図版269点、のべ49名の手記を収録
各章末には、4つのテーマを掘り下げたテーマ展示の内容を収録
体験者への聞き取りなど戦争の記憶の継承にも重点を置いてまとめられています。
一人ひとりのPIECE(ピース)が未来の平和“PEACE(ピース)”の創造に向かうよう学び、考え、行動するためのテキストとしても読める一冊です。
目次
はじめに
第2期リニューアルによせて
【帝国主義の時代】
近代日本の出発
帝国日本の形成
第一次世界大戦と戦後の変化
●テーマ1 帝国日本の植民地・占領地
【十五年戦争】
満洲事変とファシズムの席捲
日中戦争と戦火の拡大
アジア太平洋戦争と人びとの動員
第二次世界大戦の終結と傷跡
●テーマ2 十五年戦争の加害と被害
【戦後の世界】
大日本帝国の崩壊と戦後世界の再編
冷戦下の東アジアと植民地の独立
冷戦の深まりと平和への問い
脱冷戦への地殻変動
●テーマ3 尊厳の回復を求めて
【グローバル化した世界】
東欧再編とグローバルサウスにおける平和創造
「人権の世紀」のはじまり
新しい世界秩序の追求
●テーマ4 人間の安全保障と国際平和
おわりに
協力者一覧
監修者一覧
書誌情報
『図録 立命館大学国際平和ミュージアム PEACE × PIECE あなたのピースを探そう!』
立命館大学国際平和ミュージアム(リツメイカンダイガクコクサイヘイワミュージアム)
編集
監修者一覧(*は総監修、50音順)
吾郷眞一* 立命館大学国際平和ミュージアム前館長、九州大学名誉教授
安斎育郎* 立命館大学国際平和ミュージアム名誉館長、立命館大学名誉教授
市井吉興* 立命館大学国際平和ミュージアム副館長、立命館大学産業社会学部教授
井上祐子 公益財団法人政治経済研究所主任研究員
大野光明 滋賀県立大学人間文化学部准教授
勝村 誠 立命館大学国際平和ミュージアムメディア・資料セクター長、立命館大学政策科学部教授
君島東彦* 立命館大学国際平和ミュージアム館長、立命館大学国際関係学部教授
田中 聡 立命館大学文学部教授
鳥山純子 立命館大学国際平和ミュージアム展示セクター長、立命館大学国際関係学部准教授
西林孝浩 立命館大学文学部教授
原田敬一 佛教大学名誉教授
番匠健一 特定非営利活動法人社会理論・動態研究所専門研究員
細谷 亨* 立命館大学国際平和ミュージアム副館長、立命館大学経済学部准教授
□定価=本体2,000円+税
□B5判/136ページ
□ISBNコード:978-4-7726-1540-2
□Amazon
https://amzn.asia/d/hXMNTc1
□楽天ブックス
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