子どもから高齢者まで、分け隔てなく支え合う地域連携の拠点“五條市初”の子ども第三の居場所古民家を活用した「阪合部CLASS」オープン!
社会福祉法人祥水園(奈良県五條市、理事長 塩崎 万規子は、9月14日(日)に、家でも学校でもない子どもの新しい居場所である、子ども第三の居場所「阪合部CLASS」の開所式を開催しました。なお、子ども第三の居場所「阪合部CLASS」は、日本財団「子ども第三の居場所」事業において五條市として初の拠点となります。


古民家をリノベーションした子ども第三の居場所「阪合部CLASS」では、地域に開かれた空間として、地域の方々との交流や、竈を使った調理など古民家ならではの体験を通じて、子どもたちが自ら考え、生き抜く力を育みます。また、地域や多世代との交流を通じて、する・される立場を超え、地域で培われた知恵を活かすことができる機会を創出できると考えています。
本拠点を運営する社会福祉法人祥水園は、介護施設の運営だけではなく、地域に根ざした取り組みや空き家の活用などを続けてきました。人口減少による地域の交流機会の減少や、地方ならではの実情に起因するさまざまな課題を抱える子どもたちの存在を受け、顔の見える関係づくりによって地域の持つ力を最大限発揮できると感じ、居場所の開設に至りました。「阪合部CLASS」では、みんなの居場所として子どもたちがつながりを築く機会を提供し、地域の方々が分け隔てなく集い、互いに助け合える居場所を目指していきます。

式典では、辯天宗館長猊下の大森 光祥様、五條市市長の平岡 清司様から祝辞を賜りました。そして理事長の塩崎より、「地域の皆様との御縁をいただき、たくさんの人に支えられこの日を迎えられることができました。若い職員が、そして地域の方願いが叶えられる場所になるように願っておりますので、今後ともご支援ご協力をよろしくお願いいたします。」と謝辞を述べました。ご支援いただいている関係者の皆様のご臨席を賜り、温かい雰囲気での開所式をなりました。
今後は、常勤職員1名、非常勤3~4名、ボランティア数名で運営し、週3日14時~20時開所します。
■施設概要
施設名:阪合部CLASS
所在地:奈良県五條市中町112
定員:15名程度
開所日時:週3日 14:00~20:00
スタッフ:常勤職員1名
非常勤3~4名、※元保育士
ボランティア数名 ※学生など
HP:【HP】http://shousuien.or.jp/
SNS:【Instagram】https://www.instagram.com
:【Facebook】 https://www.facebook.com/

■運営主体:社会福祉法人 祥水園
社会福祉法人 祥水園は、奈良県五條市で各種介護事業から、配食サービス、スポーツジム、FM局、カフェ運営まで、幅広い事業を展開し地域に密着したサービスを提供しております。
拠点施設である「祥水園・野原西Village」は、従来の高齢者福祉の概念を打破し、だれもが集い、だれもが学び、だれもが心豊かであるように願い、「地域共生の場」としてオープンしました。ご利用者さま、ご家族、地域の皆さまに支えられ、愛され、必要とされる事業を推進することで、広く地域社会に貢献してまいります。

■「子ども第三の居場所」とは
「子ども第三の居場所」はすべての子どもたちが将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的として、日本財団が中心となって2016年より全国に開設しています。「子ども第三の居場所」では、特にひとり親世帯や親の共働きによる孤立や孤食、発達の特性による学習や生活上の困難、経済的理由による機会の喪失など、各々のおかれている状況により困難に直面している子どもたちを対象に放課後の居場所を提供し、食事、学習習慣・生活習慣の定着、体験機会を提供しています。現在全国に259ヶ所設置されています。(2025年8月末時点)
https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/child-third-place

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