【慶應義塾】メッセンジャーRNAが短くなり動物が産まれる
-受精後の発生の仕組み解明に期待-
北海道大学大学院理学研究院の小谷友也准教授らの研究グループは、慶應義塾大学医学部医化学教室の山本雄広専任講師と共同で、成熟mRNAが短くなることを発見し、動物が産まれてくるための新たな仕組みを解明しました。
細胞の核で転写されたmRNAは細胞質に運ばれる前に長さと配列が決定され、成熟mRNAとなります。成熟したmRNAは、長さを変えることはないと考えられてきました。また、動物の受精卵は発生を進めるためにmRNAからタンパク質を合成しますが、その場所と時期は厳密にコントロールされる必要があると考えられています。研究グループは、動物の受精卵に蓄えられたmRNAが発生のある時期に部分的に短くなることを発見しました。本研究によって、受精卵が発生を進行するための極めて重要な原理を見出すことに成功しました。
なお、本研究成果は、2023年11月24日(金)公開のScience Advances誌に掲載されました。
細胞の核で転写されたmRNAは細胞質に運ばれる前に長さと配列が決定され、成熟mRNAとなります。成熟したmRNAは、長さを変えることはないと考えられてきました。また、動物の受精卵は発生を進めるためにmRNAからタンパク質を合成しますが、その場所と時期は厳密にコントロールされる必要があると考えられています。研究グループは、動物の受精卵に蓄えられたmRNAが発生のある時期に部分的に短くなることを発見しました。本研究によって、受精卵が発生を進行するための極めて重要な原理を見出すことに成功しました。
なお、本研究成果は、2023年11月24日(金)公開のScience Advances誌に掲載されました。
▼全文は本学のプレスリリースをご参照ください。
https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/files/2023/11/27/231127-1.pdf
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