中古マンション購入者114人に聞いた!物件探しにおけるポータルサイト利用実態調査

MEMOCO

中古マンションを探す際、多くの人がインターネットのポータルサイトを活用しています。今回のアンケート調査では、どのようなサイトがどのような理由で選ばれているのか、また理想とするポータルサイトの特徴について、実際の利用者の声を集めました。調査結果から見えてきたのは、知名度や掲載数の多さを重視する傾向と、より専門的な情報を求める新たなニーズです。これらの結果から、中古マンション購入者が本当に求めている情報と、今後のポータルサイト選びのポイントが明らかになりました。

本調査に関して

株式会社MEMOCO(本社:東京都渋谷区、代表:熊田貴行)は、同社が品質管理および記事制作を請け負うスムナラと合同で、中古マンションの購入経験者男女114名を対象に、「中古マンション探しにおけるポータルサイト利用」についてのアンケート調査を実施しました。

調査概要

調査内容:「中古マンション探しにおけるポータルサイト利用」についてのアンケート調査

調査期間:2025年1月29日(水)〜2025年4月10日(金)

調査方法:インターネット調査(クラウドソーシングサービス)

調査人数:114人

調査対象:男性54人、女性60人

回答者について

まずは、回答者の年代と男女の割合をご紹介します。

出典:スムナラ

回答者の年代

20代:約18%

30代:約25%

40代:約31%

50代:約22%

60代 以上:約4%

出典:スムナラ

回答者の性別

男性:約47%

女性:約53%

中古マンション探しで利用するポータルサイト数

出典:スムナラ

実際に何個の物件探しのポータルサイトを使ったのかについて聞いてみました。結果は以下のようになりました。

  • 1個:約33%

  • 2個:約33%

  • 3個:約23%

  • 4個:約3%

  • 5個以上:約8%

中古マンション探しにおいて、約半数の方が1〜2個のポータルサイトに絞って利用していることが明らかになりました。一方で、5個以上の複数サイトを比較検討している方も約10%存在し、物件情報を幅広く収集する傾向も見られます。年代別に見ると、20代から30代の若い世代ほど複数のサイトを利用する傾向にあり、情報収集に積極的な姿勢が伺えます。

ポータルサイトは何を使ったのか

出典:スムナラ

実際に使った物件探しのポータルサイトについて聞いてみました。結果は以下のようになりました。

  • SUUMO:約62%

  • アットホーム:約11%

  • いい部屋ネット:約8%

  • HOMES:約8%

  • センチュリー21:約4%

  • Yahoo!不動産:約3%

  • その他:約4%

最も利用されているポータルサイトはSUUMO

中古マンション探しで最も利用されているのはSUUMOで、全体の約60%を占めています。次いでHOMES、アットホーム、いい部屋ネットと続きます。SUUMOは特に30代女性からの支持が高く、年代や性別を問わず幅広く利用されています。地域密着型の「その他」のサイトを選ぶ方も少数ながら存在し、特定エリアに特化した情報を求める層も見られます。

何を基準にポータルサイトを選んでいるのか

出典:スムナラ

実際に使った物件探しのポータルサイトをどのような基準で選んだのか、聞いてみました。結果は以下のようになりました。

  • 知名度があり安心感があったから:約52%

  • 掲載物件数が多かったから:約27%

  • サイトが見やすく、使いやすかったから:約10%

  • 検索条件が細かく設定できたから:約4%

  • スマホアプリが便利だったから:約4%

  • 費用や価格情報が明確だったから:約1%

  • 広告や知人の紹介を見て興味を持ったから:約1%

  • リノベーションや修繕済み物件が多く掲載されていたから:約1%

ポータルサイト選択の決め手は「知名度と安心感」

ポータルサイトを選ぶ理由として最も多かったのは「知名度があり安心感があったから」で約50%を占めています。次いで「掲載物件数が多かったから」が約30%、「サイトが見やすく使いやすかったから」が約10%と続きます。特に初めて中古マンションを探す方や40代以上の方は知名度を重視する傾向が強く、情報の信頼性を優先していることがわかります。一方、若年層では使いやすさやスマホアプリの利便性を評価する声も見られました。

使いたいポータルサイトとは?

出典:スムナラ

今回のアンケートの回答者に、使ってみたいポータルサイトの条件について聞いてみました。結果は以下のようになりました。

  • 物件掲載数が多い:約35%

  • 他には無い物件が載っている:約21%

  • 検索機能が充実している:約12%

  • 周辺環境や街の住みやすさに関する情報が充実している:約11%

  • マンションの管理状況や修繕状況に関する情報が充実している:約7%

  • リノベーション事例や費用が詳しく掲載されているサイト:約4%

  • 自分に合った物件をお勧めしてくれるサイト:約4%

  • 資産価値のシミュレーション機能があるサイト:約3%

  • 購入者の口コミや体験談が多いサイト:約2%

  • リアルタイムで内見予約や相談ができるサイト:約1%

理想のポータルサイトは「物件掲載数の多さ」

理想とするポータルサイトの特徴として最も支持されたのは「物件掲載数が多い」サイトで、約35%の方が選択しています。次いで「他には無い物件が載っている」サイトが約21%、「検索機能が充実している」サイトが約12%となりました。これらの結果から、ユーザーは基本的な「量」を重視しつつも、独自性のある情報や効率的な検索機能にも高い関心を持っていることがわかります。

年代別に見る理想のポータルサイト

年代別に見ると、20代〜30代は「物件掲載数の多さ」に加えて「自分に合った物件をお勧めしてくれる」パーソナライズ機能や「リアルタイムで内見予約や相談ができる」などの利便性を求める傾向にあります。一方、40代以上では「マンションの管理状況や修繕状況に関する情報が充実している」「周辺環境や街の住みやすさに関する情報が充実している」など、より専門的かつ詳細な情報を求める傾向が強まります。特に50代以上では資産価値に関する情報ニーズも高まり、長期的な視点での物件選びを重視していることが伺えます。

性別によるポータルサイト利用の特徴

男性と女性では、ポータルサイトに求める機能に若干の違いが見られました。男性は「検索機能の充実」や「他にはない物件情報」などの効率性や希少性を重視する傾向があるのに対し、女性は「周辺環境や街の住みやすさに関する情報」「リノベーション事例や費用が詳しく掲載されている」などの生活実態に即した情報を求める傾向があります。こうした性別による違いは、マンション購入における重視ポイントの差異を反映していると考えられます。

まとめ:これからのポータルサイトに求められる進化

今回の調査結果から、従来の「物件数の多さ」や「使いやすさ」といった基本機能に加え、「マンションの管理状況や修繕状況」「資産価値のシミュレーション」「周辺環境や街の住みやすさ」など、より専門的で深い情報提供が求められていることが明らかになりました。また「リアルタイムで内見予約や相談ができる」「自分に合った物件をお勧めしてくれる」などのパーソナライズサービスへのニーズも高まっています。今後のポータルサイトは、単なる物件情報の提供にとどまらず、購入判断をサポートする専門的アドバイザーとしての機能強化が期待されています。

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業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区渋谷3丁目6−2 エクラート渋谷 5階
電話番号
03-6823-5043
代表者名
熊田貴行
上場
未上場
資本金
3000万円
設立
2012年04月